塙田(はなわだ)は栃木県宇都宮市の地名。現行行政町名として塙田一丁目・二丁目・三丁目・四丁目・五丁目が設置されている。栃木県庁など栃木県の主要施設を抱え、県の中心ともいえる地域である。
全区域が住居表示実施済み。郵便番号は320-0027(宇都宮中央郵便局管区)。
概要
宇都宮市内の中央南部に位置し、西から時計回りに昭和一丁目・二丁目・三丁目、東戸祭一丁目、大曽二丁目・一丁目、東塙田二丁目・一丁目、栄町、宮町、馬場通り一丁目、本町と接する。
1884年(明治17年)三島通庸により県庁舎が下都賀郡栃木町(現:栃木市)からこの塙田に移される(栃木県庁の移転)。これ以降、塙田は市街地化が進行し、明治期には複数の企業が製麺工場・菓子工場などを建設した。1903年(明治36年)には宇都宮警察署(現:宇都宮中央警察署・宇都宮東警察署)が塙田に建設され、県における塙田の重要性はさらに増した。1927年(昭和2年)には塙田町北部の八幡山に八幡山公園が開園。市民の憩いの場となった。
塙田は1889年(明治22年)の町村施行時より宇都宮の一部である塙田町がもとになっており、現在の塙田一-五丁目はこの塙田町の一部である。旧町名の塙田町は現在の塙田一-五丁目のほかに本町、昭和一-三丁目、東塙田一・二丁目、千波町、栄町、宮町、馬場通り四丁目、今泉二・三丁目のそれぞれ一部またはすべてを含む。
歴史
沿革
- 1886年(明治19年) - 河内郡塙田村が塙田町に改称。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。河内郡塙田町は宇都宮町の一部となり、河内郡宇都宮町塙田町となる。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 宇都宮町が市制施行。宇都宮市塙田町となる。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 住居表示実施により宇都宮市塙田町・小田町・杉原町・扇町・戸祭町・大曽町のそれぞれ一部をもって塙田一-五丁目が成立[2]。
町名の変遷
実施後
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実施年月日
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実施前(各町ともその一部)
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塙田一丁目
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1974年(昭和49年)4月1日
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塙田町
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塙田二丁目
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塙田町、杉原町(すぎはらちょう)
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塙田三丁目
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塙田町、小田町(おだまち)、扇町(おうぎちょう)
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塙田四丁目
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塙田町
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塙田五丁目
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塙田町、戸祭町、大曽町
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世帯数と人口
2017年(平成29年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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塙田一丁目
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24世帯
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30人
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塙田二丁目
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133世帯
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266人
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塙田三丁目
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105世帯
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178人
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塙田四丁目
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237世帯
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512人
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塙田五丁目
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127世帯
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261人
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計
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626世帯
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1,247人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[3]。
交通
道路
路線バス
- 関東バス
- 戸祭台循環線
- きぶな号
- 「慈光寺前」「県庁東」「栃木県庁舎正門前」停留所を経由。
主な施設
- 塙田一丁目
- 塙田二丁目
- 塙田三丁目
- 塙田四丁目
- 塙田五丁目
廃止された施設
脚注
参考文献
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本庁地区 | |
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宝木地区 | |
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陽南地区 | |
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平石地区 | |
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清原地区 | |
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横川地区 | |
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瑞穂野地区 | |
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豊郷地区 | |
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国本地区 | |
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富屋地区 | |
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篠井地区 | |
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城山地区 | |
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姿川地区 | |
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雀宮地区 | |
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上河内地区 | |
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河内地区 | |
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カテゴリ |