本庄知史

本庄 知史
ほんじょう さとし
生年月日 (1974-10-22) 1974年10月22日(50歳)
出生地 日本の旗 日本 京都府京都市
出身校 東京大学法学部
前職 岡田克也衆議院議員政策担当秘書
所属政党旧立憲民主党→)
立憲民主党花斉会小勝会
公式サイト 本庄さとし 立憲民主党公認(千葉8区 柏市 我孫子市)

選挙区 千葉8区
当選回数 2回
在任期間 2021年10月31日 - 現職
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本庄 知史(ほんじょう さとし、1974年10月22日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(2期)。

経歴

京都府京都市出身[1]京都市立日吉ヶ丘高等学校卒業[2]

2000年国会議員政策担当秘書試験に合格。同年10月、衆議院議員の岡田克也の秘書に採用される[2]。2001年、東京大学法学部卒業[2]。政策担当秘書、外務大臣秘書官副総理秘書官を務める[3]

2015年1月、岡田が民主党代表に復帰。本庄は岡田の政策秘書となる[3]

2021年衆議院議員選挙

2019年旧立憲民主党の衆議院議員選挙候補者公募に応募。同年11月12日、同党は次期衆院選の千葉8区に本庄を擁立すると発表した[4]

2020年2月17日、れいわ新選組が千葉8区に元衆議院議員の太田和美を擁立すると発表[5]。同年10月23日、日本共産党は同選挙区に党東葛地区委員長の高橋敏を擁立すると発表[6]

2021年9月10日、太田は記者会見し、衆院選出馬を取りやめ、任期満了に伴う柏市長選挙に立候補する意向を表明。衆院選では立憲民主党の本庄を応援すると述べた[7]。同年10月13日、日本共産党は衆院選に向け、立憲民主党と競合する22の選挙区で候補者を取り下げる方針を発表。その中には千葉8区も含まれ、高橋は立候補を見送り、野党一本化が実現した[8]

同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙に千葉8区から立憲民主党公認で立候補。開票の結果、小選挙区で自由民主党桜田義孝を破り、初当選を果たした(桜田も比例南関東ブロックで復活当選)[9]

同年11月7日付で党千葉県連副代表に就任[10]

2024年9月23日に実施された代表選挙では野田佳彦の推薦人に名を連ねた[11]

同年10月27日の第50回衆議院議員総選挙で2選[12]

政策・主張

憲法

  • 憲法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[13]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[14]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[15]

政治資金

  • 2024年5月20日、立憲民主党は、自民党の政治資金パーティー収入の裏金問題を受け、政治資金パーティーを全面的に禁止し、違反した場合は罰則を科すとした法案を提出[16]。法案提出者に名を連ねた本庄は衆院政治改革特別委員会において、「政治資金パーティーを禁止することが信頼回復のための唯一最大の方策だ」と述べ異議を強調した[17]。一方で24日の質疑では自民党の山下貴司法務大臣が、立憲民主党の安住淳国対委員長が4月にパーティーを行っていたほか、岡田克也幹事長もパーティーを予定していると指摘し、「法律が通らなければ(パーティーを)やり続けるのか」と質問[18]。本庄は「2つのパーティーは現行法に基づいて適法に行われている」とし、「政治資金や選挙に関するルールは、各党、各議員、各候補者にとって同一、同等の条件であるべきだ」として禁止法案の成立・施行前に所属議員にパーティー自粛を求めないのが立憲の方針だと反論した[19]。しかし、25日に岡田は「改革法案が審議中で、そういう微妙な時期に悪影響を与えてはいけない」としてパーティーの中止を発表した[20]

ジェンダー

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[13]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[14]。「同性婚を制度として認めるべきだと考えるか」との同年の毎日新聞社のアンケートに対し、選択肢以外の回答をした[15]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[13]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[14]

その他

  • 原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「下げるべき」と回答[14]
  • 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げについて問われた際、回答しなかった[14]
  • 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[21]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[22]9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した[23]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し「さらに調査や説明をすべき」と回答[15]

選挙

当落 選挙 執行日 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 千葉県第8区 立憲民主党 13万5125票 59.65% 1 1/3 /
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 千葉県第8区 立憲民主党 7万8678票 42.93% 1 1/5 /

脚注

  1. ^ 本庄知史 - 立憲民主党
  2. ^ a b c 本庄知史 Facebook
  3. ^ a b 本庄さとし | 立憲民主党 衆議院千葉8区(柏市)総支部長”. 立憲民主党 衆議院千葉8区総支部長 本庄さとし. 2024年11月3日閲覧。
  4. ^ “千葉8区で新人擁立 立民、次期衆院選”. 日本経済新聞. (2019年11月12日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52081820S9A111C1PP8000/ 2021年11月5日閲覧。 
  5. ^ “れいわ、首都圏に7人擁立発表 次期衆院選”. 産経新聞. https://www.sankei.com/article/20200217-YKNABOYAORO55K4UBAPC32R2RM/ 2020年2月17日閲覧。 
  6. ^ 日本共産党千葉県委員会 Twitter 2020年10月24日 午前5:07
  7. ^ “元衆院議員の太田和美氏が千葉・柏市長選出馬会見「コロナ対策取る」”. 産経新聞. (2021年9月10日). https://www.sankei.com/article/20210910-4FANIA4KSROO7NN2MDVSJRSKLM/ 2021年9月10日閲覧。 
  8. ^ 佐野格 (2021年10月13日). “共産党、22選挙区で候補取り下げ 野党一本化目的に”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20211013/k00/00m/010/231000c 2021年11月3日閲覧。 
  9. ^ 衆議院選挙2021 千葉(銚子・市川など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  10. ^ yakuin2021 2021年11月7日. (2021年11月17日閲覧) - 立憲民主党千葉県総支部連合会
  11. ^ “野田佳彦氏の推薦人名簿 立憲民主党代表選”. 日本経済新聞. (2024年9月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA070YX0X00C24A9000000/ 2024年9月7日閲覧。 
  12. ^ 日本放送協会. “衆議院選挙 千葉8区 本庄知史氏(立民・前) 当選確実|NHK 千葉県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年11月3日閲覧。
  13. ^ a b c 本庄知史”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  14. ^ a b c d e 千葉8区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  15. ^ a b c 立憲 千葉8区 本庄知史”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
  16. ^ “政治資金パーティー禁止法案提出の立民、大串博志選対委員長がパーティー開催へ”. 産経新聞. (2024年5月23日). https://www.sankei.com/article/20240523-WNCZQVCPI5ETXBIGRP2KHNN3SE/ 2024年5月27日閲覧。 
  17. ^ “政治資金規正法改正案 どこが違う?自民案、立民・国民案、維新案 やっと審議入り…「時間切れ」まで1カ月”. 東京新聞. (2024年5月23日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/328760 2024年5月27日閲覧。 
  18. ^ “立民に自公からツッコミ相次ぐ 政治資金パーティー全面禁止法案を出しつつ、岡田克也幹事長らは開催 衆院政治改革特別委”. 東京新聞. (2024年5月24日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/329115?rct=politics 2024年5月27日閲覧。 
  19. ^ “立民・岡田幹事長と安住国対委員長がパーティー開催 自民議員が政治改革特別委で指摘”. 産経新聞. (2024年5月24日). https://www.sankei.com/article/20240524-BKVP7Q6P3FJZHKQIR6XYHD4AR4/ 2024年5月27日閲覧。 
  20. ^ “立憲・岡田氏、政治資金パーティー中止 批判受け「誤解を解く」”. 毎日新聞. (2024年5月25日). https://mainichi.jp/articles/20240525/k00/00m/010/118000c 2024年5月27日閲覧。 
  21. ^ 「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
  22. ^ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
  23. ^ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。

外部リンク

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