矢崎 堅太郎(矢﨑 堅太郎、やざき けんたろう、1967年9月29日[1] - )は、日本の政治家。立憲民主党所属の衆議院議員(1期)。姓の「崎」の正字は「﨑」(異体字、いわゆる「たつさき」)である[2]。
経歴
東京都杉並区に生まれる[1]。10歳の時に千葉県東葛飾郡浦安町(現在の浦安市)に移る[1]。浦安町立見明川小学校、浦安市立見明川中学校、千葉県立市川東高等学校を経て、駒澤大学法学部政治学科卒業。卒業後、富士銀行に入行する。富士銀行では中小企業を対象とした、預金や融資・資金繰りを担当し、各地を渡り歩いた[1]。
富士銀行本店事務推進部への異動が決まった頃に、 民主党千葉県総支部が県議会議員候補を募集していることを知り、これに応募[1]。面接や書類審査などを経て、党公認が決まったのは、選挙の数ヶ月前だった[1]。2007年4月、千葉県議会議員選挙に浦安市選挙区から民主党公認で立候補、選挙中、選挙のことは何も知らなかったが、民主党の先輩やボランティアや友人の力を借りて、選挙運動を行い、選挙カーは使用しないと決めていたため、自転車で選挙区をまわり、早朝から通勤時間帯、帰宅時間帯から終電まで駅前に立ち、選挙の結果は当選となった[3]。千葉県議は4期15年務め、2018年に所属していた民進党が解党した後は(旧)立憲民主党に入党した[4]。
2019年10月29日、立憲民主党は次期衆院選千葉県第5区に矢崎を擁立すると発表[5]。
2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に千葉5区から立憲民主党公認で立候補。このため、公示日の同月19日付で千葉県議会議員は公職選挙法規定により退職(自動失職)となった。しかし、選挙では69,887票の次点に終わる[6]。
2023年4月、薗浦健太郎の議員辞職に伴う欠員補充となる衆議院千葉5区補欠選挙に立憲民主党公認で立候補するが、主要政党を中心に7人が立候補する乱戦となり、45,635票を獲得したが、自由民主党の新人候補・英利アルフィヤに敗れ、次点となった[7]。
2024年10月、第50回衆議院議員総選挙で千葉5区から立憲民主党公認で立候補し、主要政党6人による再び乱戦となったが、66,031票を獲得して前職の英利アルフィヤ、国民民主党新人で元浦安市議会議員の岡野純子などの候補を破り、初当選を果たした(アルフィヤ、岡野は比例復活で同選挙区から3人が当選した)[8]。
選挙歴
その他
- 中学から大学までテニス部に所属した[1]。
- 中学時代に生徒会長を務めた[1]。
- 富士銀行時代に窓口担当の女性行員と職場結婚をした[1]。
- 千葉県議時代に野球とサッカーのサークルに所属。地元の草野球チームにも入団[1]。
脚注
外部リンク