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日吉津村(ひえづそん)は、鳥取県の西部に位置し三方を米子市に囲まれた村である。西伯郡に属す[1]。1889年(明治22年)の村制施行から単独村制を維持しており[2]、2004年(平成16年)11月1日以降は県内唯一の村となった。2021年(令和3年)現在、村では日本で4番目に面積が小さく市町村においても6番目に面積が小さい村でもある。
箕蚊屋平野に面し、北は日本海、三方を米子市に囲まれている。日野川の東側に位置する平坦な田園地帯である[3][4][5]。
国土地理院地理情報によると、日吉津村の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは1.8km、南北の長さは2.9kmである。
3か所の大字からなっている[3]。
チューリップの球根や白ねぎの栽培が盛ん。
1920年は1000人台であったが、その後は人口は右肩上がりに増え続け、2001年には人口が3000人を超えた[3][13]。
人口減少が進む鳥取県にあって、2015年国勢調査でも人口が10年前に比べ12%近く増えた。フィンランド発祥の「ネウボラ」という制度を採り入れ、妊娠から子育て中にかけて、保健師の訪問や小学校就学時の教材費支給などで手厚く支援する取り組みが奏功して、転入や出産が多いためである[14]。
前述したとおり、当村は米子市に三方を囲まれており、米子市のベッドタウン(米子都市圏)となっていて、人口増加は米子市のドーナツ化現象によるところも大きい。
鉄道路線はない。最寄り駅はJR西日本山陰本線・伯備線 伯耆大山駅となる(但し、王子製紙米子工場へ通じる貨物専用の線路は村内の一部を通っている)。
市外局番は、0859となっている。市内局番は、全域27、37(0、1、7 - 9000番台)、39(3000番台)となっている。
米子市・日吉津村・南部町・伯耆町の1市2町1村全域の郵便物の集配は、米子郵便局が行う。