川口 孝夫(かわぐち たかお、1950年4月13日 - )は、日本の柔道家。広島県広島市出身。1972年ミュンヘンオリンピック柔道男子63kg級金メダリスト。身長164cm[1]。
崇徳学園中学校 - 崇徳学園高等学校 - 明治大学。 5歳の時、父の営む川口道場にて柔道を始めた。 崇徳高校3年時(1968年)、インターハイ軽量級にて優勝[1]。 明治大学3年時(1971年)、世界柔道選手権大会(西ドイツ)軽量級優勝。 明治大学4年時(1972年)、ミュンヘンオリンピック軽量級日本代表に選ばれ、同大会で優勝し、金メダリストとなった。決勝のブイダー(モンゴル)をわずか39秒の横四方固めで破った。
現在は、広島矯正管区武道教官を務める傍ら、川口道場を継ぎ、後進の育成に当たっている。 講道館柔道八段。
全日本柔道連盟では、審判委員会委員長を務め、国際的にはアジア柔道連盟審判理事、国際柔道連盟審判委員などを務めている。