2022年世界柔道選手権大会(第39回世界柔道選手権大会)は、2022年10月6日~10月13日にウズベキスタンのタシケントのアイスドームで開催の柔道の世界選手権[1]。賞金総額は99万8000ユーロ。当初は2021年に開催予定だったが、ハンガリーのブダペストに変更されたため、2022年の開催となった[2][3]。
大会結果
男子
女子
男女混合団体戦
各国メダル数
優勝者の世界ランキング
男子
女子
(出典[4]、JudoInside.com)
世界ランキング1位の成績
男子
女子
(出典[4]、JudoInside.com)
備考
- 今大会に出場する選手は、シニアの世界ランキングで100位以内、もしくはジュニアの世界ランキングで16位以内に入っていなければならない[1]。
- 今大会は2022年8月7日から14日に開催予定だったが、10月2日から9日に変更された[5]。しかしながら、4日から5日はヨム・キプルにあたるため、イスラエル柔道連盟会長のモシェ・ポンテがIJFに働きかけたことにより、大会開催日が6日からに再変更された[6][7]。
- 2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻した件を受けてIJFは、ロシア及びその協力者であるベラルーシの選手と役員をワールド柔道ツアーから除外するようIOCにより勧告されていたが、「全てのロシア選手に制裁を科す決定は正当化されない」として、ロシア国旗や国歌の使用は認めないものの、IJFの名の下での大会参加を許容する方針を打ち出した[8]。そのため、6月のグランドスラム・ウランバートルにロシアの選手は中立の立場で参加した。一方で、ウクライナはロシアの選手の出場を認める限り今後の国際大会を全てボイコットすると訴えた[9]。IJFは9月に入ると、現在の世界情勢を考慮して全ての選手の安全を守るためという理由により、2023年1月まで国際大会に両国の出場を認めない方針を打ち出した。そのため両国は今大会に出場できなかった[10]。
脚注
外部リンク