小川 剛生(おがわ たけお、1971年〈昭和46年〉 - )は、日本の国文学者。専攻は中世和歌史。学位は、文学博士(慶應義塾大学・2000年)(学位論文「二条良基の研究―中世公家の学問世界―」)。慶應義塾大学教授。東京都出身。
二条良基の研究で知られる他、これまで疑われることがなかった兼好法師(吉田兼好)の出自にまつわる系譜は戦国時代の吉田兼倶によって捏造されたものだとする研究[1]や金槐和歌集の柳営亜槐本の編纂者が足利義尚であるとの説 [2]を発表したことで知られている。