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この項目では、韓国にあった鉄道路線の安城線について説明しています。日本にあった鉄道路線の安城線については「名鉄安城支線」をご覧ください。 |
安城線(アンソンせん)は、大韓民国忠清南道天安市の天安駅と京畿道安城郡(現・安城市)の安城駅を結んでいた旧鉄道庁(現韓国鉄道公社)の路線。1944年以前は安城駅から先、京畿道利川郡(現・利川市)の長湖院駅までを結んでいた。1989年1月1日までに全区間が廃止となった。
路線データ
- 路線距離:28.4km(長湖院駅まで営業していた当時は69.8km)
- 軌間:1435mm
- 駅数:7(長湖院駅まで営業していた当時は16)
- 複線区間:なし
- 電化区間:なし
歴史
- ※かつては長湖院駅から更に驪州郡驪州邑への延長計画があり(1924年に安城 - 驪州間の敷設許可が降りている)、水驪線に接続する予定だったが、実現しなかった。
- ※1977年当時は、旅客列車の運転本数は1日2往復のみだった。
駅一覧
- 天安 - 安城間は1985年4月1日休止、1989年1月1日廃止。
- 天安駅は廃止当時、忠清南道天安市に位置していた。
- 新富駅 - 笠場駅の各駅は廃止当時、忠清南道天原郡に位置していた。
- 古池駅 - 安城駅の各駅は廃止当時、京畿道安城郡に位置していた。
- 安城 - 長湖院間は1944年11月1日休止(後に廃止)。
- 安城駅 - 注川駅の各駅は廃止当時、京畿道安城郡に位置していた。
- 行竹駅 - 長湖院駅の各駅は廃止当時、京畿道利川郡に位置していた。