宇佐美 淳(うさみ じゅん、1910年9月1日 - 1980年5月9日)は、日本の俳優。宇佐美 淳也、宇佐美 諄の芸名でも活躍した。本名:駒木 五郎。
岩手県二戸郡姉帯村出身。東京農業大学中退後に明治大学を卒業。その後は松尾自動車会社に就職。1937年、新興キネマに入社。映画役者として端役からキャリアを積み、二枚目スターとしての地位を確立。
その後大映、松竹、東映と各社の作品で活躍し、1960年代以降は脇役に転じた。
映画産業の斜陽後はテレビドラマに活躍の場を移す。特撮作品の科学者役や一般作品の老紳士役といった知的で上品な善役を主に演じる一方、政財界の大物フィクサーなどの黒幕役としても重厚な演技を見せた。
1980年5月9日、脳出血で死去。69歳没。
2010年9月20日、「俳優 宇佐美淳 生誕100年記念」イベントが鎌倉生涯学習センターホールで開催された[2]。
特撮テレビドラマ『ミラーマン』で共演した石田信之は、宇佐美について「昔気質の潔癖な方で、時間をきっちり守る方だった」と述懐している[3]。石田とともに『ミラーマン』で共演した工藤堅太郎は、「穏やかだったが頑固なところがあり、譲らないところは譲らない面があった」と述懐している[4]。
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