大神保町(おおじんぼうちょう)は、千葉県船橋市にある町名。郵便番号は274-0082である[2]。
船橋市の北西部に位置する。
大神保の集落は古くから存在し、1286年(弘安9年)の板碑がその存在を示唆している。文献上では、1410年(応永17年)の『浄光院文書』に初めて登場する。
江戸時代初期の1602年(慶長7年)の検地帳には「神保之郷」と記されており、その後、旗本の大田氏の知行地となり幕末まで存続した。
ちなみに、延宝年間には幕府領の小金牧の一部であった原野が開墾されると、神保新田が新たに開村している。
1889年(明治22年)、大神保と神保新田は豊富村の大字となり、1955年(昭和30年)にそれぞれ船橋市大神保町・神保町となった。
「神保」の名称は中世の文献に頻出し「臼井庄神保郷」「神保御厨」などの記録がある。地名の由来としては「保」が古代後期~中世の行政区画であることから神社領を示す説が有力だが、「じんぼ(う)」が低湿地を指す可能性もあるともいわれており、定まってない。
2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
本町三丁目 | 湊町 | 浜町 | 若松 | 日の出 | 西浦 | 栄町 | 潮見町 | 高瀬町
宮本 | 市場 | 東船橋 | 東町 | 駿河台 | 本町(三丁目を除く) | 南本町 | 海神 | 海神町 | 海神町東 | 海神町西 | 海神町南 | 南海神
山野町 | 印内町 | 葛飾町 | 本郷町 | 古作 | 西船 | 印内 | 東中山 | 二子町 | 本中山
旭町 | 前貝塚町 | 行田町 | 行田 | 山手 | 北本町 | 丸山 | 藤原 | 上山町 | 馬込町 | 馬込西
夏見 | 夏見町 | 夏見台 | 米ケ崎町 | 高根町 | 金杉町 | 金杉 | 金杉台 | 緑台
前原東 | 前原西 | 中野木 | 三山 | 田喜野井 | 習志野
二宮 | 飯山満町 | 滝台町 | 滝台 | 薬円台 | 薬園台町 | 七林町 | 習志野台 | 西習志野
高根台 | 芝山 | 新高根
二和東 | 二和西 | 三咲町 | 三咲 | 南三咲 | 八木が谷町 | 咲が丘 | みやぎ台 | 八木が谷 | 高野台 | 松が丘 | 大穴町 | 大穴南 | 大穴北
小室町 | 小野田町 | 大神保町 | 神保町 | 車方町 | 鈴身町 | 豊富町 | 金堀町 | 楠が山町 | 古和釜町 | 坪井西 | 坪井東 | 坪井町
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