大平 義隆(おおひら よしたか、1956年- )は、日本の経営学者。現在、北海学園大学教授。
神奈川県三浦郡葉山町出身。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1987年同大学院商学研究科博士前期課程修了。1992年専修大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。同年、信州短期大学経営学科専任講師。1995年同経営学科助教授。1998年新潟経営大学経営情報学部助教授。2003年北海学園大学経営学部教授。2004年北海学園大学大学院経営学研究科教授を併任し、現在に至る。
1997年に論文『「囲い込み」と「背負い込み」』で工業経営研究学会研究奨励賞を受賞。
この他、札幌学院大学経済学部非常勤講師も務める。
研究領域
専門は、経営組織論や経営管理論、特に、意思決定過程における価値の参照行動研究や、人間行動形成メカニズムと組織メカニズムの比較研究。
著書・主要論文
- 工藤達男ほかと共著『現代の経営管理論 : 活動のいずみ』(学文社, 1992年)
- 『職務不満足と行動との関係』(信州短期大学研究紀要 4巻1号, 1992年)
- 『「囲い込み」と「背負い込み」』(工業経営研究 10号, 1996年)
- 『わが国の地場集積における重層的文化の形成--A市における金属洋食器産業集積地の事例』(工業経営研究 17号, 2003年)
- 佐久間信夫編『新世紀の経営学』(分担執筆, 学文社, 2000年)
- 『組織の合理性に関する新たな視点』(北海学園大学経営論集 1巻4号, 2004年)
- 『変革期の組織マネジメント ― 理論と実践』(編著, 同文館出版, 2006年)
- 佐久間信夫と共編『現代経営学 (改訂版)』(学文社 2008年)
- 羽石寛寿・森健一・地代憲弘・黒澤敏朗(編)『工業経営における人・組織と技術』(分担執筆, 学文社, 2010年)
- 佐藤浩史と共同執筆『中国市場のマーケティング要員確保--留学生人材マーケットの活用』(北海学園大学経営論集 8巻3・4合併号, 2011年)
外部リンク