国営公園(こくえいこうえん)とは、日本において都市公園法に定められた要件を満たしている公園または緑地で、国(国土交通省)が設置するものを指す。
都市公園法は、その第2条第1項第2号で、
と規定している。この要件を満たしている都市公園を国営公園と称する[1]。
イ号国営公園の技術的基準は、都市公園法施行令第3条において「災害時に広域的な災害救援活動の拠点となるものとして国が設置する都市公園」および「国が設置するその他の都市公園」に分けて定められており[2]、広域防災拠点として整備される国営公園には前者の基準が適用される。
国営公園は都市公園法に基づき国土交通省が所管する都市公園で営造物公園であるのに対し、国民公園は、環境省が管理する営造物公園。一方、国立公園は自然公園法に基づき環境省が所管する自然公園である。