原口 智生(はらぐち ともお、1960年5月26日[1] - )は日本の特殊メイクアーティスト、造型師、映画監督、映画特技監督。福岡県生まれ[1][2][3]。
東宝の映画録音・サウンドミキシング技師であった下永尚を祖父に持ち[1][2][4]、幼少期から東宝特撮の現場に入り浸る[2][5]。高校生時代には竹内博が主催する「怪獣倶楽部」に所属していた[6]。また、同時期には国際放映の殺陣グループ安川剣友会で付き人を務めており、人手が足りない時には『電人ザボーガー』の竜マンや『冒険ロックバット』のブレイザーなど、スーツアクターの応援を務めたこともあった[6]。
和光大学人文学部在学中より、人形師の川本喜八郎に師事[3]。中退後、1979年に造形工房モンスターズに所属して[3]1984年に独立し、特殊メイク工房FUNHOUSE(現:中州プロ)を設立した[3]後、映画やテレビなどで活躍する。1991年にオリジナルビデオ『ミカドロイド』で監督デビュー[7]。2000年に『さくや妖怪伝』で映画監督デビュー[1]。
1988年にはベルギー・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭スペシャル・メイクアップ・コンペティションにおいてグランプリを受賞。また、2001年カナダ・モントリオール世界映画祭Fantasia2001コンペティションにおいて準グランプリを受賞した。
アニメーション自主制作集団であるグループえびせんの同人。
2004年に公開の映画『恋の門』で知り合った漫画家の刹奈と結婚するが、2005年12月に死別した[8][9]。
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