占冠ヘリポート(しむかっぷヘリポート)は、北海道勇払郡占冠村トマムに所在するヘリポートである。
概要
1991年(平成2年)12月15日に公共用ヘリポートとして開場した。2004年度の発着回数は3回[1]となっており事実上の休止状態となっていたが、2017年3月をもって公共用ヘリポートとしては供用廃止となった[2]。
これにより、地域の緊急医療輸送、農薬散布、送電線整備等のヘリコプター発着運用は公共用途の廃止に伴い停止されている。
なお、施設は北清ヘリシス株式会社が保有しており、ヘリポートとしての機能は維持されている。チャーターによる同社のトマム周辺の遊覧飛行が同へリポートからまれに行われている。
利用状況
1980年代後半から開発されたリゾート地「アルファリゾート・トマム」の至近にある。リゾート運営会社のホテルアルファが、新千歳空港・丘珠空港・帯広空港との間でヘリコプター旅客便を運航する計画があったが、実際の利用は官公庁・使用事業が中心であったとされる[要出典]。
なお、北海道防災航空室の指定離陸場となっており、有事の際は災害救援活動の拠点となる[3]。
脚注
- ^ 北海道庁HP新幹線・交通企画局交通企画課掲載資料
- ^ 官報 第6969号(2017年3月2日付、国土交通省告示第142号)
- ^ 北海道防災航空室の指定離陸場リスト資料6-2(3)参照
関連項目
|
---|
拠点空港 |
|
---|
地方管理空港 |
|
---|
共用空港 | |
---|
その他の空港 | |
---|
公共用ヘリポート | |
---|
非公共用飛行場 | |
---|
農道離着陸場 (農道空港) | |
---|
場外離着陸場など | |
---|
▲印は供用廃止となった空港・ヘリポート。+印は定期便が就航していない空港等(無期限運休中・供用休止中を含む)。 C印は関税法上の税関空港、I印は入管法上の出入国港、Q印は検疫法上の検疫飛行場。 |