2017年6月
八木 毅(やぎ たけし、1954年〈昭和29年〉12月7日 - )は、日本の外交官、大使。外務省経済局長、インド駐箚特命全権大使等を経て、最後の公務としてドイツ連邦共和国駐箚特命全権大使を2015年から2020年にかけて5年間務め上げた。2021年より日本電気株式会社顧問[1]。
人物
新潟県上越市出身。新潟県立高田高等学校、東京大学法学部第二類卒業。1977年(昭和52年)に外務省入省。ドイツ語研修を経て、在ドイツ大使館、在フィリピン大使館、在米国大使館、OECD代表部に在勤。
ドイツ在勤は、ドイツ語研修、書記官、参事官、公使時代を含め4回に上る。外務省経済局長時代は、日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加について、日米両政府の事前協議に参加。すべての品目を自由化交渉の対象にするとの基本姿勢を伝えた。2012年(平成24年)8月からインド駐箚特命全権大使。同年10月からブータン駐箚特命全権大使を兼務。2015年(平成27年)11月13日からドイツ連邦共和国駐箚特命全権大使[2]。2020年(令和2年)12月18日、ドイツ駐箚大使を最後の公務として依願退職[3]。のち、日印協会顧問[4]、国際社会経済研究所理事[5]、日本電気株式会社顧問 (2021年4月1日より) 。
経歴
入省同期
脚注
外部リンク
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在ドイツ国全権公使 (1870-1871在北ドイツ連邦) |
- 鮫島尚信1870-1873 少弁務使→中弁務使→弁理公使 / 1873-1875
- 青木周蔵1874 代理公使 / 1874-1885
- 品川弥二郎1885-1887
- 西園寺公望1887-1891
- 青木周蔵1892-1898
- 井上勝之助1898-1906
- 大使館昇格1906
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在ドイツ国全権大使 | |
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在ドイツ連邦共和国全権大使 (西ドイツおよび統一ドイツ) | |
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在ドイツ民主共和国全権大使 | |
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1990年10月3日、ドイツ連邦共和国にドイツ民主共和国各州が州単位で加盟した |
- 先代
- 粗信仁
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- 外務省参事官(国会担当)
- 2003年-2005年
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- 次代
- 廣木重之
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