備前一宮駅(びぜんいちのみやえき)は、岡山県岡山市北区一宮にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)吉備線(桃太郎線)の駅である。駅番号はJR-U04。
駅名は、備前国の一宮である吉備津彦神社に由来している。
歴史
駅構造
総社方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。以前は交換設備(行き違い設備)があったが撤去されている[5]。よって、総社方面行・岡山方面行双方が同一ホームに発着している。なおホームには駅南側の「吉備の中山」にある石舟古墳から運ばれた石棺の蓋が置かれている。
岡山駅管理の[6]無人駅。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象であるPiTaPa(スルッとKANSAI協議会)も利用可能。2008年(平成20年)に初代駅舎を解体し、新駅舎が竣工された。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[7]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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937
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2000
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929
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2001
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937
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2002
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922
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2003
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966
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2004
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661
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2005
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652
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2006
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638
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2007
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801
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2008
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825
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2009
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820
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2010
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830
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2011
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821
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2012
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817
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2013
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842
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2014
|
875
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2015
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916
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2016
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953
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2017
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987
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2018
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1,005
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2019
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1,026
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2020
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853
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2021
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802
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駅周辺
その他
- ICOCAの使用履歴について、当駅は「備一宮」と表記されている。
- 隣接する備前一宮駅前自転車等駐車場は、当駅が最寄駅となる岡山県立岡山一宮高等学校生徒や、ベッドタウンである一宮地域から岡山市、総社市、倉敷市等の各地域の学校、職場に向かう人が主な利用者である。駐輪場管理は外部委託されており、係員が在中している。そのため、無人駐輪場しかない備前三門駅が最寄駅である、関西高等学校等の一部生徒も利用する。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 桃太郎線(吉備線)
- 大安寺駅 (JR-U03) - 備前一宮駅 (JR-U04) - 吉備津駅 (JR-U05)
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、256頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第429号」『官報』1971年10月30日。
- ^ 「通報 ●備前三門駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月30日、2面。
- ^ a b 「JR備前一宮駅解体始まる 消える県内最古級駅舎 中鉄の名残 「中」瓦保存へ」『山陽新聞』山陽新聞社、2008年10月30日、朝刊、30面。
- ^ 小学館『国鉄全線各駅停車・9 山陽・四国670駅』(1983年12月)p.92 - 93
- ^ “JR西労組岡山地本ニュース”. JR西労組岡山地本 (2020年12月28日). 2021年12月31日閲覧。
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
関連項目
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外部リンク