保戸野原の町(ほどのはらのまち)は秋田県秋田市の町。郵便番号は010-0904。住居表示実施済み地区。
地理
秋田市の中央部、保戸野地域の中でも中部に位置する。町域内中央の広い範囲を秋田大学保戸野キャンパス(附属幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校)が占め、「四校園」と通称されている。四校園の東は古くからの住宅地、西側は新興住宅地となっている。南東に秋田保戸野郵便局、北東に秋田生鮮市場保戸野店がある。
北東は保戸野八丁、南東は保戸野中町、南は保戸野すわ町、西は保戸野千代田町、北は泉南三丁目に隣接する。
歴史
町名の由来は、旧字名のうち原ノ町から[3]。
沿革
- 1905年(明治38年)8月1日 - 南秋田郡旭川村より保戸野字原ノ町を分割し、秋田市へ編入する。
- 1930年(昭和5年)4月30日 - 秋田県師範学校が手形字深田から保戸野字原ノ町へ移転する。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 秋田県師範学校と秋田県女子師範学校が統合され、秋田師範学校が設置される。保戸野字原ノ町の校地は秋田師範学校男子部となる。
- 1949年(昭和24年)5月31日 - 秋田師範学校、秋田青年師範学校、秋田鉱山専門学校を合わせて秋田大学が設置される。保戸野字原ノ町の旧秋田師範学校地に学芸学部(本部)が設置される。
- 1963年(昭和38年)10月 - 秋田大学学芸学部が保戸野字原ノ町から手形字深田(1930年までの秋田県師範学校所在地)へ移転する。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 住居表示実施に伴い、保戸野字原ノ町などが廃止され、保戸野原の町が設置される。
町名の変遷
特記のないものはすべて住居表示実施に伴う変更。
実施後
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実施年月日
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実施前(各町・字ともその一部)
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備考
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保戸野原の町
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昭和41年4月1日
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泉字下ノ町 いずみ あざしたのまち
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平成11年10月1日
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昭和41年4月1日
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泉字八丁 いずみ あざはっちょう
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保戸野字阿弥陀田 ほどの あざあみだでん
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保戸野字新川境 ほどの あざしんかわさかい
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保戸野字原ノ町 ほどの あざはらのまち
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保戸野愛宕町 ほどのあたごまち
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保戸野愛宕町西丁 ほどのあたごまちにしちょう
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平成11年10月1日
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保戸野すわ町 ほどのすわちょう
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住居表示変更
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実施後
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実施年月日
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実施前
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備考
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保戸野千代田町
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平成11年10月1日
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保戸野原の町
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住居表示変更
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世帯数と人口
2016年(平成28年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
交通
鉄道
町内に鉄道路線はない。最寄駅は中通七丁目にあるJR東日本奥羽本線・羽越本線・秋田新幹線の秋田駅。
バス
- 秋田中央交通
- (千秋トンネルノースアジア大学線) - 附属校園前 -
- (楢山大回り線) - 原の町 -
- (泉山王環状線) - 原の町 - 保戸野八丁 -
- (神田旭野線) - 原の町 - 保戸野八丁 -
- (臨海営業所発 神田旭野線) - 泉ななかまど通り -
- (神田土崎線) - 原の町 - 保戸野八丁 -
- (添川線) - 原の町 - 保戸野八丁 -
- (泉ハイタウン線) - 千代田町 -
道路
施設
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秋田大学教育文化学部附属特別支援学校
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秋田保戸野郵便局
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秋田生鮮市場保戸野店
参考文献
- 「角川日本地名大辞典 5 秋田県」角川日本地名大辞典編纂委員会、1980年
- 秋田市 地名小辞典
脚注
外部リンク
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※地域区分(秋田市の人口・世帯で使用されているもの)ごとに分割し、更にその中で冠称を同じくする町・字をまとめた。 平成の大合併で編入された旧2町は昭和の大合併における旧々町村の単位でまとめた。 |
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