井上 芳夫(いのうえ よしお、1926年9月8日[1] - 不明[2])日本の映画監督である。
東京都出身。1946年に浦和高校(現在の・埼玉大学)文科卒業の後[3][4]、助監督として大映に入社[4][3]。吉村公三郎、市川崑、増村保造らの助監督に付いた[3]。 1960年『あゝ特別攻撃隊』で監督デビュー[4]。1963年には舟木一夫主演の青春映画『高校三年生』を大ヒット作とした[3]。その他、江波杏子主演の『女賭博師』シリーズを多く監督した[3]。
大映倒産後、フリーランスの映画監督として、勝新太郎の勝プロ製作映画『御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判』で監督を務めた他[5]、大映テレビ製作のドラマシリーズ、土曜ワイド劇場を主に、テレビドラマを多く監督した[3]。日本映画監督協会のホームページには物故会員とあり[2]、既に故人となっていると思われる。
女優の目黒幸子は元妻[3][6]。