中山宿駅(なかやまじゅくえき)は、福島県郡山市熱海町中山字早稲田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
かつては勾配型スイッチバックの駅であったが、1997年(平成9年)に800メートル会津若松寄りの中山トンネル脇の本線上に移転し、スイッチバックではなくなった[2][新聞 1]。
スイッチバック時代の旧駅跡はそのまま残されており、2015年(平成27年)の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に際して、鉄道遺産として地元が説明看板や駅名標などの整備を行って公開した。以降、ホーム跡が見学可能になっている[新聞 2]。
単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅である[新聞 1]。スイッチバック時代は島式ホーム1面2線だった。
郡山駅管理の無人駅である[2]。駅舎はなく、小さな待合所のみである[2]。
「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
踏切付近から当駅に向かう舗装道路が旧線路跡であり、駅駐車場の先は旧・中山トンネルへと続いている。