中山 利生(なかやま としお、1925年3月16日 - 2004年9月30日)は、日本の政治家。衆議院議員(9期)、防衛庁長官、自民党副幹事長、衆議院安全保障委員長などを歴任。位階は正三位。
経歴
衆議院議員を務めた中山栄一の息子として、茨城県稲敷郡龍ケ崎町(現・龍ケ崎市)に生まれた。旧制龍ケ崎中学(現・竜ヶ崎一高)を経て、日本大学法学部を卒業。大学時代は水泳部に所属し、副主将を務めた。
大学卒業後、父の秘書を経て1969年の第32回衆議院議員総選挙に自民党公認で旧茨城県第1区から出馬し当選。以降9期当選した。法務政務次官や自治政務次官を経て、1992年12月12日、宮澤改造内閣で初入閣し、防衛庁長官に任命された。1993年12月に自民党副幹事長に就任。1998年11月に勲一等旭日大綬章を受章[1]。2003年に政界を引退。
2004年9月30日午前8時10分、膵臓癌のため東京都港区の病院で死去。79歳没。没後、正三位に叙された。
元龍ケ崎市長の中山一生は長男。
脚注
- ^ 「98年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、及び外国人の受章者一覧」『読売新聞』1996年11月3日朝刊
防衛庁長官 (1992年 - 1993年) |
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保安庁移行までの長官等 |
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保安庁長官 | |
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防衛庁長官 | |
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防衛大臣 | |
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保安庁長官、防衛庁長官は国務大臣としてのもの |
衆議院地方行政委員長 (1981年 - 1982年) |
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衆議院公職選挙法改正に関する調査特別委員長 |
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