ロイコン(欧字名:Roycon、1975年3月4日 - 1994年5月24日)は、イギリスで生産された競走馬、繁殖牝馬[1]。
競走馬として2勝を挙げ、繁殖牝馬として重賞勝ち馬を多く輩出する牝系の日本国内での祖となった。
現役時代はアイルランドとイギリスで走り、2勝を挙げ引退。その後はアイルランドやアメリカ合衆国などで繁殖入りし、牝駒の何頭かは後に日本に輸出された。そのうちの1頭が、アイルランドでシンコウラブリイとタイキマーシャルを産み、日本に輸出されノーザンファームに繋養時にもハッピーパスを出し牝系拡大に大きく貢献したハッピートレイルズである。
ロイコン自身も1991年頃に日本に輸出され、大樹ファームにて繋養される。しかし1994年、日本に来てから2番目の仔となるドクターブレイブを産んだ翌日の5月24日に急死した[2]。19歳没。
「f」は「filly(牝馬)」、「c」は「colt(牡馬)」、gは「gelding(騸馬)」の略。太字はGI級競走優勝馬。#は重賞競走優勝馬。