『パラダイス・アンド・ランチ』(Paradise and Lunch)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ライ・クーダーが1974年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム。
解説
「ディティ・ワ・ディティ」はブラインド・ブレイクのカヴァーで、ジャズ・ピアニストのアール・ハインズとの共演という形でレコーディングされた[2]。なお、ハインズはクーダーが1978年に発表したアルバム『ジャズ』収録曲「The Dream」にも参加している[3]。
母国アメリカでは、『紫の峡谷』以来となる自身2度目のBillboard 200入りを果たし、最高167位を記録した[1]。Brett Hartenbachはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ライ・クーダーは、世界恐慌の前に書かれた曲であろうが、先週書かれたばかりの曲であろうが、良い曲は良いということを理解している」「幅広い要素を含み、知的で、徹底的に楽しめる作品であり、『パラダイス・アンド・ランチ』はライ・クーダーの代表作であり続けている」と評している[2]。
収録曲
- タンペム・アップ・ソリッド - Tamp 'Em Up Solid (Traditional) - 3:23
- おしゃべり屋 - Tattler (Washington Phillips, Ry Cooder, Russ Titelman) - 4:19
- 結婚したらお終いさ - Married Man's a Fool (Willie McTell) - 3:14
- ジーザス・オン・ザ・メインライン - Jesus on the Mainline (Traditional) - 4:10
- イッツ・オール・オーヴァー・ナウ - It's All Over Now (Bobby Womack, Shirley Womack) - 4:53
- メドレー(フール・フォー・ア・シガレット/フィーリン・グッド) - Medley: Fool for a Cigarette/Feelin' Good (Sidney Bailey/J. B. Lenoir, Jim Dickinson) - 4:28
- イフ・ウォールズ・クッド・トーク - If Walls Could Talk (Bobby Miller) - 3:15
- 恋するメキシカン - Mexican Divorce (Burt Bacharach, Bob Hilliard) - 3:57
- ディティ・ワ・ディティ - Ditty Wah Ditty (Arthur Blake) - 5:43
参加ミュージシャン
脚注・出典
|
---|
スタジオ・アルバム | |
---|
ライヴ・アルバム | |
---|
コンピレーション・アルバム | |
---|
コラボレーション・アルバム | |
---|
関連項目 | |
---|