バトルプラン(Battle Plan、2005年3月17日 - )は、アメリカ合衆国の競走馬・種牡馬[1]。引退後の2010年に日本に輸入され、翌2011年より種牡馬として供用されていた。
競走馬時代
デビュー前より関節部に故障を抱え、デビュー戦は3歳シーズンの11月までずれ込んだ。そのアケダクト競馬場でのデビュー戦は8着に終わったものの、2ヶ月後のガルフストリームパーク競馬場での未勝利戦を7馬身3/4差で優勝し、初勝利を飾った。しかしその後関節部の故障により1年間の休養を強いられた。
5歳シーズンの1月にガルフストリームパーク競馬場でのアローワンス戦で復帰すると3連勝。3月にはフェアグラウンズ競馬場で行われたニューオリンズハンデキャップを先行逃げ切りで勝ち、重賞初制覇となった。続いて6月にはチャーチルダウンズ競馬場のGIスティーブンフォスターハンデキャップに出走するも、Blameから3/4馬身差の2着に終わり、レース後には右前肢の繋靭帯に故障が発覚。引退・種牡馬入りが決まった[2]。
種牡馬時代
引退後の2010年8月に日本に輸入されアロースタッドにて種牡馬入りした[3]。エンパイアメーカーの後継種牡馬として当初注目を集めたものの、同年11月にエンパイアメーカー自身の日本導入が決まったため、初年度の種付け数は64頭に終わり、以後の種付け数も60頭前後に留まっている。しかし、2016年にはブレスジャーニーがサウジアラビアロイヤルカップを勝利し[4]、産駒のJRA重賞初勝利を果たすなど、そう多くない産駒の中からも重賞戦線で活躍する馬を輩出した。
2021年10月26日、引退馬協会からナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションによる受け入れ馬として決定したことが発表され、種牡馬を引退。北海道日高町のひだか・ホース・フレンズに仮移動後、鹿児島県のホーストラストに移動することになっていたが、日高町のMTHケイムズに繋養されることが決まり、2022年6月30日に移動した[5]。
主な産駒
グレード制重賞優勝馬
地方重賞優勝馬
- 2012年産
- 2013年産
- 2014年産
- 2015年産
- 2016年産
- 2017年産
- 2020年産
- 2021年産
母父としての主な産駒
血統表
脚注
外部リンク