ノバク・ジョコビッチ
Novak Đjoković
2024年パリ・オリンピックでのノバク・ジョコビッチ
基本情報 フルネーム
Novak Đoković Новак Ђоковић 愛称
ノール(Nole) 国籍
セルビア 出身地
ユーゴスラビア ・ベオグラード 生年月日
(1987-05-22 ) 1987年 5月22日 (37歳) 身長
188cm 体重
77kg 利き手
右 バックハンド
両手打ち ツアー経歴 デビュー年
2003年 ツアー通算
100勝 シングルス
99勝 ダブルス
1勝 生涯獲得賞金
185,065,269 アメリカ合衆国ドル 4大大会最高成績・シングルス 全豪
優勝(2008・11-13・15・16・19-21・23) 全仏
優勝(2016・21・23) 全英
優勝(2011・14・15・18・19・21・22) 全米
優勝(2011・15・18・23) 優勝回数
24(豪10・仏3・英7・米4) 4大大会最高成績・ダブルス 全豪
1回戦(2006・07) 全仏
1回戦(2006) 全英
2回戦(2006) 全米
1回戦(2006) 国別対抗戦最高成績 デビス杯
優勝(2010) ホップマン杯
準優勝(2008・13) ATP杯
優勝(2020) キャリア自己最高ランキング シングルス
1位(2011年7月4日) ダブルス
114位(2009年11月30日) 獲得メダル
2024年9月27日現在
ノバク・ジョコビッチ (Novak Đjoković , セルビア語 : Новак Ђоковић , 1987年 5月22日 - )は、セルビア ・ベオグラード 出身の男子プロテニス 選手。ATP ランキング自己最高位はシングルス1位、ダブルス114位。ATPツアーでシングルス99勝、ダブルス1勝。身長188cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。愛称はノール (Nole)[ 1] 。BIG4 の1人。
ビッグタイトル(グランドスラム 、ATPファイナルズ 、ATPツアー・マスターズ1000 、オリンピック )の獲得数72は男女通じて史上最多である[ 2] 。グランドスラム は男女通じて歴代1位タイの優勝24回。史上2人目のキャリア・スーパースラム 達成者。トリプル・キャリア・グランドスラム、ダブル・キャリア・ゴールデン・マスターズ達成者。全豪オープン 最多・最多連覇の3連覇、10回優勝。ATPファイナルズ 最多連覇・最多優勝の4連覇、7回優勝。ATPツアー・マスターズ1000 では歴代最多優勝40回。2011年にはオープン化以降男子6人目となる4大大会3冠達成。2015年には史上初のATPマスターズ1000年間6勝、2度目の4大大会3冠を達成。2021年には3度目の4大大会3冠を達成。2023年には最多となる4度目の4大大会3冠を達成。史上3人目となるグランドスラム4大会連続優勝。2024年パリオリンピック 金メダリスト。
世界ランキング1位通算在位は歴代1位の428週[ 注 1] 、歴代単独最多8度の年間1位。セルビア人初のグランドスラム優勝者[ 4] でデビスカップ2010 のデビスカップセルビア代表 の優勝に貢献。
選手経歴
ジョコビッチの父親は元プロスキー 選手で、優れたサッカー 選手でもあった。両親はノバクの幼少時、セルビア のコパオニク (英語版 ) でピザ屋(ピザ とクレープ のレストラン )を経営していた(そして現在も同じ場所でピザ屋を経営している)。
両親が経営するピザ屋の、道路をはさんだ向かい側に、たまたまテニススクールが新規オープンしたので、4歳からテニス を始めた。そのテニススクールに、もともと世界ランキングに入っていたような女性テニス選手がコーチ役で在籍していて、幼いノバクの才能を見出して「天才」と褒めたたえてくれたので、テニスを熱心に続けることになった。
ジュニア時代
ノバクは12歳の時、ドイツ ・ミュンヘン にある「ニキ・ピリッチ ・テニスアカデミー」に留学し、2年後セルビアに戻った。
2003年 プロ転向
2003年 に16歳でプロ入りし、2004年 から男子テニス国別対抗戦・デビスカップセルビア・モンテネグロ代表 選手になる。2005年 から4大大会 に出場し始めたジョコビッチは、デビュー戦の全豪オープン では1回戦でマラト・サフィン に完敗したが、ウィンブルドン と全米オープン の2大会連続で3回戦に進出した。
2006年 ツアー初優勝
全仏オープン ベスト8進出をきっかけに、ジョコビッチは急成長を始める。世界ランキング63位のノーシード選手だったジョコビッチは、2回戦でフェルナンド・ゴンサレス 、3回戦でトミー・ハース といった強豪選手たちを破って勝ち進むと、準々決勝で昨年の同大会優勝者ラファエル・ナダル との対戦中に腰を痛め、6-4, 6-4と2セットを先取された後で途中棄権を余儀なくされた。この時は故国セルビア・モンテネグロ の分離直前の時期で、ジョコビッチの国籍は「セルビア・モンテネグロ」と記載されている。
全仏オープン で8強進出の後、ジョコビッチはウィンブルドン でも2回戦でトミー・ロブレド を破り、第7シードのマリオ・アンチッチ との4回戦まで進出した。ウィンブルドンの終了直後、7月中旬に開かれたオランダ・オープン の決勝でニコラス・マスー を破り、ツアー初優勝を達成。4大大会で初めてシード、第20シードで挑んだ全米オープン では3回戦で敗れたものの、10月初頭にモゼール・オープン でツアー2勝目を挙げた。
2007年 全米準優勝 世界3位
2007年全豪オープンでのノバク・ジョコビッチ
ジョコビッチは大躍進を果たす。マイアミ・マスターズ 決勝で、ロジャー・フェデラー を下して勝ち上がって来たギリェルモ・カナス を破り、大規模トーナメント群であるATPマスターズシリーズ 初優勝を達成。全仏オープン では第6シードに選ばれ、初めて準決勝まで勝ち上がると、同大会で2連覇中だったラファエル・ナダル に5-7, 4-6, 2-6で敗れたものの、続く第4シードで挑んだウィンブルドン では、雨天による大会進行の遅延に悩まされながら、4回戦でレイトン・ヒューイット と4時間、準々決勝でマルコス・バグダティス と5時間ものマラソンマッチを戦い抜き、苦しみつつも準決勝まで勝ち上がった。しかし、ナダルとの対戦中に足の痛みで途中帰宅を余儀なくされた。
8月第3週のロジャーズ・カップ の準々決勝で当時世界ランキング3位のアンディ・ロディック 、準決勝で同2位のナダル、決勝で同1位のフェデラーを倒し、ATPマスターズシリーズ 2勝目を挙げ、シングルス・ランキングで3位に上昇した。全米オープン で初めて4大大会決勝に進出したが、フェデラーに6-7(4), 6-7(2), 4-6のストレートで敗れて準優勝に終わった。
2008年 全豪初優勝 北京五輪銅メダル マスターズ杯初優勝
全豪オープン で、ジョコビッチは準決勝でフェデラーに7-5, 6-3, 7-6(5)のストレート勝ちを収め、フェデラーが2005年ウィンブルドン から続けてきた4大大会連続決勝進出歴代1位記録を「10」で止めた。決勝戦では世界ランキング38位のノーシードから勝ち上がったジョー=ウィルフリード・ツォンガ を4-6, 6-4, 6-3, 7-6(2)で破り、20歳8ヶ月でグランドスラム 初優勝 を達成した。これはセルビア 出身のテニス選手として、最初の4大大会男子シングルス優勝でもある。
全豪優勝から半年後、彼は8月の北京五輪 で男子シングルス の銅メダリストになった。第3シードのジョコビッチは準決勝でナダルに敗れた後、準決勝敗退選手2名による「銅メダル決定戦」でジェームズ・ブレーク を6-3, 7-6(4)で破り、オリンピックのセルビア代表選手として銅メダルを獲得した。2008年度の男子ツアー年間最終戦「テニス・マスターズ・カップ 」では、決勝でニコライ・ダビデンコ を6-1, 7-5で破って初優勝を決めた。
2008年テニス・マスターズ・カップでのノバク・ジョコビッチ
2009年 次世代No.1候補一角に
全豪オープン では、ロディックとの準々決勝を7-6(3), 4-6, 2-6, 1-2で途中棄権した。全仏オープン では3回戦でフィリップ・コールシュライバー に、ウィンブルドン では準々決勝でトミー・ハース に、全米オープン では準決勝でフェデラーにそれぞれ敗れている。
この年、4大大会で優勝こそできなかったが、全米オープン準決勝でフェデラーと互角に戦う等実力を発揮。急速に台頭してきた若手選手達(2009年全仏準優勝ロビン・セーデリング 、2009年最終戦優勝ニコライ・ダビデンコ 、2009年全米優勝フアン・マルティン・デル・ポトロ 、2008年全米準優勝アンディ・マリー )と共に次世代No.1候補として、 フェデラー/ナダル2強を目指す位置を確保している。
2010年 全米準優勝 デビス杯初優勝 世界2位
全豪オープン は準々決勝でツォンガに6-7(8), 7-6(5), 6-1, 3-6, 1-6で敗れたが、大会終了後の2010年2月1日付のランキングで、初めて「2位」を記録した。
その後しばらく不本意な成績が続く。全仏オープン では準々決勝でユルゲン・メルツァー に逆転負けを喫し、ウィンブルドン では準決勝で、前の試合でフェデラーを破っていたトマーシュ・ベルディハ に完敗を喫した。
全米オープン では初戦でフルセットを戦うもその後は順調にストレートで勝ちあがり、準決勝でフェデラーと4年連続となる対戦を実現。5-7, 6-1, 5-7, 6-2, 7-5でついにフェデラーを破り3年ぶりに決勝進出を果たしたが、雨で1日順延した決勝ではナダルに4-6, 7-5, 4-6, 2-6で敗れた。12月にベオグラード で開催されたフランス とのデビスカップ 決勝ではシングルスでジル・シモン を6-3, 6-1, 7-5、ガエル・モンフィス を6-2, 6-2, 6-4で破り、セルビアの初優勝に貢献した。
年末にグルテン アレルギー 持ちであることが発覚し改善に取り組み始め、2011年以降の飛躍につながることになる。
2011年 全豪・ウィンブルドン・全米3冠 世界1位
2011年全豪オープンでのノバク・ジョコビッチ
全豪オープン では準決勝でフェデラーを7-6(3), 7-5, 6-4で破り決勝に進出、決勝ではマリーに6-4, 6-2, 6-3で快勝し、3年ぶり2度目の優勝 を果たした。これを皮切りにドバイ・テニス選手権 でもフェデラーを破り優勝、さらにBNPパリバ・オープン 、マイアミ・マスターズ の両マスターズも制覇し年初のハードコートシーズンの成績を24勝0敗とした。クレーシーズンに入っても勢いは止まらず、モンテカルロ・マスターズ こそ欠場したもののまず地元のセルビア・オープン で優勝、スペインのマドリード・マスターズ でも決勝でナダルを破り優勝(対ナダルでのクレーコート初勝利)、さらにBNLイタリア国際 でもナダルを下し、7大会連続の優勝を飾る。
全仏オープン でも順調に勝ち上がったが、準決勝でフェデラーに敗れ、デビスカップ決勝からの連勝は43(歴代2位のイワン・レンドル にあと1勝、同1位のギリェルモ・ビラス にあと3勝及ばず)、年初からの連勝は41(歴代1位のジョン・マッケンロー にあと1勝及ばず)でストップした。
ウィンブルドン 決勝進出を決めた時点で、それまで1位のナダルを抜き、自身初の世界ランキング1位 に就くことが確定した。その決勝戦ではナダルに6-4, 6-1, 1-6, 6-3で快勝し初優勝を飾った。
さらに、続くロジャーズ・カップ において、ナダル、フェデラー、マリーといったトップ4選手が相次いで敗退する中、ガエル・モンフィス 、ツォンガといった強豪に勝利し、決勝ではマーディ・フィッシュ を6-2, 3-6, 6-4で下し、シーズン9回目の優勝を飾った。世界ランク1位となってから初めて出場した大会で優勝した選手は、1993年のピート・サンプラス 以来となった。
その後、全米オープンへの前哨戦として挑んだシンシナティ・マスターズ では決勝でマリーと対戦するも、準決勝で痛めた右肩痛の影響で第2セットで0-3としたところで途中棄権し、シーズン2敗目となった。
全米オープンへの影響を心配する声もあったが、予定通り全米オープン に出場した。
右肩痛の影響は見られず順調に勝ち進み、準決勝でフェデラーと対戦。6-7(7), 4-6, 6-3, 6-2, 7-5のフルセットで試合を制した。続く決勝では、前年決勝と同じ相手である第2シードのナダルに6-2, 6-4, 6-7, 6-1で前年の雪辱を果たし、全米オープン初優勝を遂げた。
また、同一年の四大大会3勝はオープン化以降で史上6人目となった。これにより、獲得賞金額が1060万ドルを超え、この時点で、男子ツアーの1シーズンでの歴代獲得賞金額のトップに立ち、最終的には12,619,803ドル(1261万9803ドル)まで年間獲得賞金額の記録を伸ばした。年間最終ランキング1位 。
2012年 全豪2連覇 世界1位陥落と奪還
全豪オープン では決勝でナダルを5-7, 6-4, 6-2, 6-7(5), 7-5で破り2年連続3度目の優勝を果たした。試合時間は5時間53分で全豪最長記録であり、4大大会決勝最長記録となった。ソニー・エリクソン・オープン では、決勝でマリーをストレートで下しシーズン2勝目を挙げた。続くモンテカルロ・マスターズ 、BNLイタリア国際 ではいずれも決勝でナダルにストレートで敗れた。
全仏オープン では初めて決勝に進出したが、決勝でナダルに4-6, 3-6, 6-2, 5-7で敗れ4大大会4連続優勝を逃した。ウィンブルドン では準決勝で優勝したフェデラーに3-6, 6-3, 4-6, 3-6で敗れ1年間守ったランキング1位から陥落した。
2012年ロンドンオリンピックの開会式 ではセルビア選手団 の旗手を務めた。シングルス 準決勝で金メダルを獲得したマリーに5-7, 5-7で敗れ、銅メダル決定戦でもデルポトロに5-7, 4-6で敗れメダルを逃した。その後のロジャーズ・カップ では、決勝でリシャール・ガスケ をストレートで下しシーズン3勝目を挙げた。
2012年全米オープンでのノバク・ジョコビッチ
全米オープン では決勝でマリーに6-7(10), 5-7, 6-2, 6-3, 2-6の4時間54分の激闘の末敗れ連覇を逃した。10月開催の、チャイナ・オープン では決勝でツォンガを下し、その翌週開催の上海マスターズ では決勝でマリーに、5-7, 7-6, 6-3の逆転で勝利し、2週連続でタイトルを獲得をした。11月5日付のランキングにて、フェデラーが1位から陥落したことにより、約4ヶ月ぶりに世界ランキング1位に復帰すると同時に、2年連続で年間&年度末ランキング1位となることが確定した。
ATPワールドツアー・ファイナルズ ではラウンド・ロビン3戦全勝で準決勝に進出。準決勝でデルポトロを下し、決勝でフェデラーに7-6, 7-5で勝利し4年ぶり2度目の優勝を果たした。年間最終ランキング1位 。
この年には日本のアパレル会社・ユニクロ と5年間の「グローバル ブランド アンバサダー」契約を締結し、テニスウェアなどの提供を受けると共に、ユニクロのテニスウェア開発にも助言・提言を行うようになっている[ 5] 。
2013年 全豪3連覇 世界1位陥落
全豪オープン では、決勝でマリーを6-7, 7-6, 6-3, 6-2で破り優勝。オープン化後では初の全豪3連覇を成し遂げた。ドバイ・テニス選手権 では決勝でトマーシュ・ベルディハ を破り2年ぶり4度目の優勝を果たした。北米ハードコートシーズンは、BNPパリバ・オープン は準決勝でデルポトロに、ソニー・エリクソン・オープン では4回戦でトミー・ハース に敗退。その後の欧州クレーコートシーズンは、モンテカルロ・マスターズ 決勝でナダルをストレートで破り、ナダルの9連覇を阻止するとともに大会初優勝を飾った。しかし続くマドリード・マスターズ では初戦で若手グリゴール・ディミトロフ に、BNLイタリア国際 でも準々決勝でベルディハに敗退した。
全仏オープン では準決勝で第3シードのナダルに4-6, 6-3, 1-6, 7-6, 7-9で4時間37分に及ぶ激戦の末敗退した。続くウィンブルドン では、準決勝でデルポトロとの4時間43分に及ぶフルセットの激戦を制して決勝進出。決勝では2年連続の決勝進出を果たした地元勢のマリーに4-6, 5-7, 4-6で敗退し準優勝に終わった。
全米オープン前哨戦のロジャーズ・カップ では準決勝でナダルに、シンシナティ・マスターズ では準々決勝で地元アメリカのジョン・イスナー に敗退。迎えた全米オープン では、決勝で前哨戦の好調さを維持していたナダルに2-6, 6-3, 4-6, 1-6で敗退し準優勝に終わった。
10月上旬に行われたチャイナ・オープン 決勝でナダルを破り半年ぶりのツアー優勝を果たすと、その後出場した上海マスターズ 、BNPパリバ・マスターズ で連続優勝。ATPワールドツアー・ファイナルズ でも好調を維持し、決勝でナダルを破り5戦全勝で優勝を飾った。12月18日、ボリス・ベッカー がコーチとしてチームに加わることを発表した。
2014年 ウィンブルドンV2 世界1位復活
全豪オープン では、準々決勝で大会優勝を果たしたスタニスラス・ワウリンカ に6-2, 4-6, 2-6, 6-3, 7-9の激戦の末敗退した。これにより4大大会連続ベスト4進出が14大会(歴代2位)で止まり、昨年の全米オープン後から続いていたマッチ連勝も28連勝でストップすることとなった。また、両者は前年の4回戦でも5時間を超える試合を戦っていたが、この試合ではワウリンカ の攻撃的なテニスに屈する形となった。
2月下旬のドバイ・テニス選手権 では準決勝でフェデラー に敗退。BNPパリバ・オープン では決勝でフェデラー に勝利し、シーズン初優勝を果たした。続くマイアミ・マスターズ でも、決勝でナダル に勝利し、自身2度目のBNPパリバ・オープン ・マイアミ・マスターズ 連続優勝を果たした。
2014年BNLイタリア国際でのノバク・ジョコビッチ
クレーコートシーズン、モンテカルロ・マスターズ では準決勝でフェデラー に敗退。BNLイタリア国際 では、決勝でナダル を破り3度目の優勝を果たした。全仏オープン でも決勝へ進みナダル と対戦するが、6-3, 5-7, 2-6, 4-6で敗退。2012年に続き、またもキャリア・グランドスラム達成を阻まれる形となった。
ウィンブルドン では、決勝で4時間に及ぶフルセットの激戦の末にフェデラー を下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。
その後の北米ハードコートマスターズでは、2大会連続で早期敗退を喫した。全米オープン では準決勝まで進むものの錦織圭 に敗退し、5年ぶりに決勝進出を逃すこととなった。
11月開催のBNPパリバ・マスターズ では、決勝でミロシュ・ラオニッチ を下し同大会2連覇を達成。同時にマスターズ大会20度目の優勝、またマッチ勝利数も600勝という区切りの勝利となった。(ATPワールドツアー において600勝は、現役では史上5人目の快挙となった)。ATPワールドツアー・ファイナルズ では、ラウンドロビン3戦全勝で準決勝に進出。準決勝では錦織圭 に6-1, 3-6, 6-0で勝利し3年連続の決勝に進出。決勝戦は、第2シードのフェデラー が試合前に腰の怪我により棄権したため、不戦勝という形で優勝。1987年イワン・レンドル 以来の大会3連覇を達成し、2年ぶり3度目の年間最終ランキング1位 で終えた[ 6] 。
2015年 全豪・ウィンブルドン・全米3冠 再び
ノバク・ジョコビッチ(2015年)
全豪オープン では、決勝でマリー と対戦。2人の4大大会決勝は5度目、全豪では2年ぶり3度目となる。結果はジョコビッチがマリー を7-6(5), 6-7(4), 6-3, 6-0で破り2年ぶり5度目の優勝[ 7] 。全豪オープンの優勝5回は1960年代 に活躍したロイ・エマーソン の6度に次いで史上2位、1968年のオープン化以降ではフェデラー ・アンドレ・アガシ の4度を抜き最多。グランドスラム通算優勝8回はアンドレ・アガシ 、ジミー・コナーズ らに並んで歴代8位タイ記録[ 6] 。
3月22日BNPパリバ・オープン では決勝でフェデラー を6-3, 6-7, 6-2で倒し優勝[ 8] 。同大会2連覇4度目の優勝となりフェデラー の持つ最多優勝記録と並んだ。またこの優勝で通算50勝目の優勝となり自身のコーチであるボリス・ベッカー を抜いて歴代11位記録となった。マイアミ・オープン ではダビド・フェレール 、ジョン・イスナー 、マリー らを破り大会2連覇5度目の優勝[ 9] 。マスターズ1000 22個目のタイトルとなる。またインディアンウェルズ・マスターズ -マイアミ・オープン 連続優勝3回は史上最多。
4月13日に発表された世界ランキングで通算142週間世界ランク1位に在位。これはナダル の141週を抜いて歴代6位記録。モンテカルロ・マスターズ では準決勝でナダル 、決勝でトマーシュ・ベルディハ を破り2年ぶり2度目の優勝[ 10] 。開幕からマスターズ3大会連続優勝は史上初。またマスターズ優勝23回はフェデラー と並び歴代2位タイ記録となった。4月29日、休養のため2年連続でマドリード・オープン を欠場することを発表。BNLイタリア国際 では決勝でフェデラー を破り2連覇4度目の優勝[ 11] 。
生涯グランドスラムを懸けて迎えた全仏オープン では、準々決勝で5連覇中のナダル に7-5, 6-3, 6-1で勝利。ナダル に全仏で勝利した選手は2009年 のロビン・セーデリング 以来6年ぶり2人目。準決勝でライバルのマリー をフルセットの末破り決勝に進出したが、決勝でスタン・ワウリンカ に6-4, 4-6, 3-6, 4-6で破れ2年連続3度目の準優勝。連勝は28でストップし、生涯グランドスラムも達成できなかった[ 12] 。
ウィンブルドン では4回戦でケビン・アンダーソン に苦戦を強いられたものの6-7, 6-7, 6-1, 6-4, 7-5のフルセットの激闘を制す。そして決勝では2年連続でフェデラー と対戦し7-6(1), 6-7(10), 6-4, 6-3でフェデラー を倒し、2年連続3回目の優勝を飾った[ 13] 。
ロジャーズ・カップ では準々決勝でエルネスツ・グルビス に2本のマッチポイントを握られるなど苦しみながらも決勝に進出。しかしマリー に4-6, 6-4, 3-6で敗れ、準優勝。今季マスターズで初の敗北を喫した。続くシンシナティ・マスターズ では3回戦でダビド・ゴファン に第3セット0-3の2ブレークダウンに追い込まれながら6ゲーム連取し逆転勝ち、準々決勝では全仏の決勝で敗れたワウリンカ に6-4, 6-1で雪辱を果たす、準決勝ではアレクサンドル・ドルゴポロフ に4-6, 7-6(5), 6-2で逆転勝ちし決勝に進出。シングルスでは史上初のキャリア・ゴールデン・マスターズ がかかった決勝ではフェデラー に6-7(1), 3-6で敗れた[ 14] 。
全米オープン では準決勝でディフェンディング・チャンピオンのマリン・チリッチ に6-0, 6-1, 6-2で大勝。決勝でフェデラー に6-4, 5-7, 6-4, 6-4で勝ち4年ぶり2度目の優勝を収めた[ 15] 。この時点でこの年の年間最終1位が確定した[ 16] 。チャイナ・オープン では決勝でナダル に6–2, 6–2で勝利し4連覇達成。上海マスターズ では準決勝でマリー に6-1, 6-3、決勝でツォンガ に6–2, 6–4で勝利し、全試合ストレート勝ちで優勝[ 17] 。BNPパリバ・マスターズ でも決勝でマリー に6-2, 6-4で勝利し、史上初の大会4勝目、そして史上初のマスターズ 年間6勝目を挙げた[ 18] 。ATPワールドツアー・ファイナルズ では第2戦でフェデラー に5-7, 2-6で敗れ、ラウンドロビンを2位で通過。準決勝でナダル に6-3, 6-3で勝利。決勝で第2戦で敗れたフェデラー に6-3, 6-4で勝利し、ツアーファイナル史上初の4連覇を果たした[ 19] 。
この年は16大会に出場、15大会で決勝へ進出し、その内11大会で優勝、さらに通算成績は82勝6敗(勝率93.2%)と、無双のジョコビッチ時代だった。年間最終ランキング1位 。
2016年 キャリアグランドスラム達成
カタール・オープン では決勝でナダル に6-1, 6-2で勝利し優勝。全豪オープン では4回戦のジル・シモン 戦で100本ものアンフォースト・エラーを冒すなど苦戦するも、6-3, 6-7(1), 6-4, 4-6, 6-3のフルセットで勝利[ 20] 。準々決勝では錦織圭 に6-3, 6-2, 6-4で勝利、準決勝ではフェデラー に6-1, 6-2, 3-6, 6-3で勝利し、2年連続6度目の決勝進出。決勝戦ではマリー に 6-1, 7-5, 7-6(3) とストレート勝ちで優勝[ 21] 。2月のドバイ・テニス選手権 2回戦でキャリア通算700勝を達成[ 22] 。準々決勝では目の病気のために棄権し、連続決勝進出記録は17で止まった[ 23] 。
3月のBNPパリバ・オープン では決勝でミロシュ・ラオニッチ に6-2, 6-0で勝利し、3連覇[ 24] 。この際、「男子の試合の方が多くの観客が集まっているのは明らかで、男子選手へより多くの賞金を出すべきだ」などと発言し波紋を呼んだ[ 25] が、のちにSNS 上で謝罪している[ 26] 。マイアミ・オープン でも決勝で錦織圭 を6-3, 6-3で破り、3連覇、大会史上最多タイの6回目の優勝、一時的にマスターズ最多となる28回目の優勝を果たした[ 27] 。
4月のモンテカルロ・マスターズ では初戦でイジー・ベセリー に4-6, 6-2, 4-6で敗れ、3年ぶりの初戦敗退を喫した。5月のマドリード・オープン には3年ぶりに出場すると、決勝でマリー を破って5年ぶりの優勝[ 28] 。BNLイタリア国際 では3回戦でトマス・ベルッシ に第1セットを0-6で取られるなど苦戦するも、0-6, 6-3, 6-2で勝利。準々決勝はナダル に7-5, 7-6(4)と迫られた試合を制した。準決勝は錦織圭 と3時間1分の熱戦を繰り広げ、2-6, 6-4, 7-6(5)で勝利し、苦しみながらも決勝に進出。しかし決勝でマリー に3-6, 3-6で敗れ、大会3連覇はならなかった。全仏オープン では4回戦が2日連続で雨天サスペンデッドになるなど、天候に悩まされながらも決勝に進出。マリー との大一番では第1セットを失うも第2セットからは連続でセットを獲り、3-6, 6-1, 6-2, 6-4で勝利。全仏オープン初優勝と同時に男子ではラファエル・ナダル 以来のキャリア・グランドスラム を達成 した[ 29] 。またグランドスラム4大会連続優勝 のノン・カレンダー・イヤー・グランドスラム (Non-calendar Year Glandslam )も達成( "Nole Slam ."と呼ばれた[ 30] [ 31] )。通算獲得賞金が史上初めて1億ドル を超えた選手となった[ 32] 。
2016年全仏オープンでのノバク・ジョコビッチ
ウィンブルドン では3回戦でサム・クエリー に6-7(6), 1-6, 6-3, 7-6(5)で敗れた。ジョコビッチは2009年全仏オープン 以来初の準々決勝に上がれず、連続準々決勝進出記録は歴代2位の28、連続準決勝進出記録は歴代2位の14、2015年ウィンブルドン から続く優勝記録も歴代2位タイの4でストップした[ 33] 。ロジャーズ・カップ では決勝で錦織圭 を6-3, 7-5で破り、4年ぶり4回目、マスターズでは節目となる30勝目を挙げた[ 34] 。
リオ五輪 では、シングルス 1回戦で前回のロンドン五輪での3位決定戦で敗れたフアン・マルティン・デル・ポトロ に6-7(4), 6-7(2)で敗れた[ 35] 。その後左手首の怪我のためシンシナティ・マスターズ を欠場。怪我明けの全米オープン では2回戦を不戦勝、3回戦、準々決勝では相手の途中棄権で勝ち上がる。準決勝ではガエル・モンフィス に6-3, 6-2, 3-6, 6-2で勝利し、決勝進出。決勝でワウリンカ と対戦。7-6(1), 4-6, 5-7, 3-6で敗れ、連覇と3度目の優勝を逃した[ 36] 。その後、4連覇中のチャイナ・オープン を欠場。上海マスターズ でも準決勝でロベルト・バウティスタ・アグート に敗れた。BNPパリバ・マスターズ では準々決勝でマリン・チリッチ に初敗北を喫す。同大会でマリー が決勝に進出し、マリー の1位が確定した。そのため2014年7月以来の世界ランク1位陥落となった[ 37] 。
ATPワールドツアー・ファイナルズ ではラウンドロビンを3連勝で突破。準決勝でも錦織圭 を6-1, 6-1で圧倒し、5年連続の決勝進出。決勝では全仏以来のマリー との対戦で年間最終1位をかけ戦い、3-6, 4-6で敗れた。これにより年間最終ランキング2位でシーズンを終えることとなった[ 38] 。
2017年 怪我との闘い トップ10陥落
年初のカタール・オープン では決勝でマリー に6–3, 5–7, 6–4で勝利し優勝。3連覇を目指した全豪オープン では2回戦でデニス・イストミン に6-7(8), 7-5, 6-2, 6-7(5), 4-6で敗戦を喫してしまった。2月のメキシコ・オープン では準々決勝でニック・キリオス に敗れた。3月のBNPパリバ・オープン ではシングルスでは4回戦で再びキリオス に敗れた。同じセルビアのビクトル・トロイツキ と組んだ男子ダブルスでは2回戦で世界ランク1,2位のピエール=ユーグ・エルベール /ニコラ・マユ 組に5-7, 6-1, [11-9]で勝利。準々決勝で第6シードのレイベン・クラーセン /ラジーブ・ラム 組に敗れた。
ムチュア・マドリード・オープン では、錦織圭 の準々決勝棄権により準決勝に進出、第4シードのラファエル・ナダル と丁度1年ぶりの対決。結果、2-6, 4-6で敗れ対ナダル7連勝を止められた。BNLイタリア国際 ではフアン・マルティン・デル・ポトロ 、ドミニク・ティーム を倒したものの、決勝で20歳の新鋭アレクサンダー・ズベレフ に敗れた。全仏オープン は準々決勝でティームに敗れた。ウィンブルドン は準々決勝のトマーシュ・ベルディハ 戦で、以前から悩まされていた右肘痛が悪化し第2セット途中で棄権。その後2017年の残りシーズン欠場を表明した[ 39] 。年間最終ランキングは12位まで下がり、10年以上ぶりにトップ10から陥落した[ 40] 。
この年コーチにアンドレ・アガシ を招いており[ 41] 、また引退を表明したラデク・ステパネク もコーチ陣への参加を発表。ボリス・ベッカー の解任も併せ、コーチ陣の一新で巻き返しを図る[ 42] 。
2018年 ウィンブルドン・全米2冠 キャリアゴールデンマスターズ達成 世界1位復活
全豪オープン で前年夏からの休養から復帰。2回戦でガエル・モンフィス を破り、同一選手との通算成績15勝0敗を記録。3回戦でアルベルト・ラモス=ビノラス をストレートで破るが、4回戦で韓国の若手鄭現 に6-7(4), 5-7, 6-7(3)でストレート負けを喫した[ 43] 。右肘の手術で再び一時的な休養に入り、復帰後のBNPパリバ・オープン 、マイアミ・オープン ではダニエル太郎 、ブノワ・ペール でそれぞれ初戦敗退。欧州クレーコートシーズンでも早期敗退が目立ったものの、後半には復調が見られる成績となった。BNLイタリア国際 では準々決勝で錦織圭 を破り1年ぶりのマスターズ準決勝進出。準決勝では第1シードラファエル・ナダル との対戦で、1セット目をタイブレークに持ち込む激戦としたがストレートで敗れた。第20シードとして出場した全仏オープン では、第13シードロベルト・バウティスタ・アグート らに勝利し9年連続の準々決勝進出を成し遂げたもののマルコ・チェッキナート に敗れた。一時、世界ランキング22位まで落ちる。
クイーンズ・クラブ選手権 ではノーシードでの出場となったが、2回戦では第2シードのグリゴール・ディミトロフ を6-4, 6-1で圧倒、決勝でマリン・チリッチ に敗れたものの準優勝。第12シードとして迎えたウィンブルドン選手権 では、2年連続で準々決勝に進出。第24シード錦織圭 に13連勝を成し遂げ、2016年全米オープン以来のグランドスラム準決勝に進出。準決勝では、世界ランキング1位・第2シードのナダルとの5時間以上に渡る接戦を6-4, 3-6, 7-6(9), 3-6, 10-8で制し決勝進出。そのまま世界ランキング8位・第8シードのケビン・アンダーソン を6-2, 6-2, 7-6(4)のストレートで下し、ウィンブルドン4度目の優勝、グランドスラム13度目の優勝で復活を印象付けた[ 44] 。
ウエスタン・アンド・サザン・オープン では決勝でフェデラーを6-4, 6-4で下し、6度目の決勝戦で初優勝を飾る。これにより男子シングルス史上初キャリアゴールデンマスターズ(マスターズ9大会全制覇)を達成した[ 45] 。
2018年全米オープンでのノバク・ジョコビッチ
全米オープン では第6シードでの出場。順調に勝ち上がり、準決勝では、4年前の同大会準決勝で苦杯を嘗めさせられた錦織圭 を6-3, 6-4, 6-2のストレートで下しリベンジを達成するとともに対錦織戦の連勝を14に伸ばし決勝進出。決勝はナダルの棄権により勝ち上がったフアン・マルティン・デル・ポトロ を6-3,7-6(4),6-3のストレートで下し、全米3回目、グランドスラム通算14回目の優勝を飾った[ 46] 。上海マスターズ では一度もブレークされることなく4度目の優勝を飾った[ 47] 。全盛期の強さを取り戻し、強烈なサーブ力も加わり、第2のジョコビッチ時代を予感させる圧倒劇だった。パリマスターズは決勝でカレン・ハチャノフ に敗れ準優勝に終わり、連勝は22でストップ。ATPファイナルズ も決勝でアレクサンダー・ズベレフ に敗れ準優勝だった。3年ぶり5度目の年間最終ランキング1位に輝いた。
2019年 全豪V7 ウィンブルドンV5
年始のカタール・オープン ではベスト4止まりだったが、全豪オープン は順調に勝ち上がり、決勝ではラファエル・ナダルを6-3, 6-2, 6-3の完勝で下して、大会最多記録となる7度目の制覇を達成した[ 48] 。決勝について「自分がプレーしたグランドスラム決勝の中では最高の試合の一つになった」と語った。2月には通算4度目のローレウス賞 を獲得した[ 49] 。
ムチュア・マドリード・オープン ではドミニク・ティーム を下して決勝進出すると、決勝でステファノ・チチパス に勝利して優勝した[ 50] 。BNLイタリア国際 でも決勝に進んだが、ナダルに敗れて準優勝に終わった。全仏オープン は、準々決勝でアレクサンダー・ズべレフ を破ってベスト4入りしたが、準決勝でティームに2-6, 6-3, 5-7, 7-5, 5-7の中断をはさんだ2日間にわたる戦いの末敗れた。
ウィンブルドン選手権 は、準決勝で2連敗中だったロベルト・バウティスタ・アグート に勝利して決勝に進出。決勝ではフェデラー相手に2度のマッチポイントを握られながらも、大会初となる最終セット12-12後のタイブレークを制し、7-6(5), 1-6, 7-6(4), 4-6, 13-12(3)で2度目の同大会2連覇を成し遂げた[ 51] 。
2019年ウィンブルドン選手権でのノバク・ジョコビッチ
しかし、去年初優勝を飾ったウエスタン・アンド・サザン・オープン では準決勝でダニール・メドベージェフ に敗退すると、全米オープン の期間中に左肩を痛めてしまう。結果、4回戦のスタン・ワウリンカ 戦、4-6, 5-7, 1-2となったところで途中棄権して連覇はならなかった。復帰戦として10月のジャパン・オープン・テニス選手権 に初出場すると、全試合ストレート勝ちの圧倒的な内容で優勝した[ 52] 。パリ・マスターズ で5度目の制覇をしたが、1位の座をナダルに譲った[ 53] 。ATPファイナルズ は1勝2敗のラウンドロビン敗退に終わり、年間最終ランクは2位。
2020年 全豪V8 ATP杯初優勝
年始のATPカップ では、ナダルやメドベージェフなどを破ったシングルス6勝とダブルス2勝を挙げる単複で負けなしの活躍を見せ、セルビアを初代王者に導く[ 54] 。全豪オープンは失セット1の圧巻の内容で決勝進出すると、決勝ではドミニク・ティーム 相手にセットカウント1-2から逆転勝ちを納め、8度目の優勝を飾った[ 55] 。これにより同一のグランドスラムで8回以上優勝した史上3人目の選手となった(ナダルとフェデラーに次ぐ)。また、世界1位の座も奪還した。
その後は新型コロナウイルス感染症流行 の影響でツアーが中断される中、6月に自身主催の慈善大会アドリア・ツアーを故郷のベオグラード からスタートさせた[ 56] 。しかし自身を含む参加者が新型コロナウイルス に感染し、大会は中止、批判を浴びた[ 57] [ 58] 。
ツアー再開後の初戦、ウエスタン・アンド・サザン・オープン では決勝でミロシュ・ラオニッチ を下して優勝し、「ダブルゴールデンマスターズ」を記録した[ 59] 。
全米オープンでは、3回戦まで順調に勝ち進んだが、4回戦(ベスト16)でカレーニョ・ブスタ と対戦中に、第1セットで自身のサーブを5-6でブレイクされた直後に放ったボールが線審に当たり、失格となった。USTA は、ジョコビッチの本大会での獲得賞金とポイントの取り消しを発表した[ 60] 。2020年シーズン開始以来の連勝は26でストップ。
それでも続くBNLイタリア国際 では決勝でディエゴ・シュワルツマン を7-5, 6-3で破り、5回目の優勝を果たす[ 61] 。9月21日発表の世界ランキングで通算287週目のシングルス1位となり、通算286週のピート・サンプラス を抜いて歴代単独2位となった[ 62] 。全仏オープン は4年ぶりの決勝進出もナダルに敗れ準優勝。ATPファイナルズはベスト4。また、ピート・サンプラス に並ぶ史上最多タイとなる6度目となる年末1位を確定させている[ 63] 。
2021年 歴代最長1位在位記録・最多年間1位回数樹立 ダブルグランドスラム達成 GS20勝
全豪オープン 、3回戦でテイラー・フリッツ をフルセットの末振り切るも、腹筋の筋断裂を負ってしまう[ 64] 。それでもラオニッチやズベレフ、準決勝で予選上がりのアスラン・カラツェフ を下して決勝進出。決勝では、昨季のATPファイナルズで敗れているダニール・メドベージェフ を7-5, 6-2, 6-2のストレートで破る貫禄の勝利で、2度目の3連覇・9度目の大会制覇を果たした[ 65] 。3月8日付けのATPランキングで1位の在位期間を通算311週に伸ばし、フェデラー (310週)が持つ歴代最長1位在位記録を更新した[ 66] 。
2か月休養した後、5月のクレーシーズンのモンテカルロ・マスターズ で復帰したが、3回戦で世界33位のダニエル・エバンス に敗れ、今季初黒星を喫する。続く母国開催のセルビア・オープン ではカラツェフにリベンジされ、ここでは凱旋優勝ならず。BNLイタリア国際 で決勝進出の復調を見せるも、決勝ではナダルに敗れた。それでも、実弟がディレクターを務めるベオグラード・オープン では地元優勝を飾った[ 67] 。弾みをつけて挑んだ全仏オープン では、準決勝でナダル相手に3-6, 6-3, 7-6(4), 6-2で6年ぶりに勝利し、彼に全仏3度目の土をつけて2年連続の決勝進出[ 68] 。決勝ではステファノス・チチパス と対戦し、6-7(8), 2-6, 6-3, 6-2, 6-4の大逆転で下し、全仏2勝目にして52年ぶりの「ダブルグランドスラム」を成し遂げた[ 69] 。
ウィンブルドン選手権 でも絶対的な強さを見せ、失セット1で決勝に進出すると、マッテオ・ベレッティーニ を6-7(4), 6-4, 6-4, 6-3で下し、3連覇を達成した。また、グランドスラム通算20勝目となり、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダルと並んで歴代1位タイに浮上した 。2週間後の東京2020オリンピック は、男子史上3人目のキャリアおよび初の年間ゴールデンスラム を狙えるまたとない機会だった。圧倒的な強さで地元の錦織圭らを下して順当に4強入りしたが、準決勝でズベレフに6-1, 3-6, 1-6で敗れた。パブロ・カレーニョ・ブスタ との3位決定戦でも敗れ、メダルを逃した[ 70] 。さらに、混合ダブルスでも3位決定戦を左肩の故障を理由に棄権したことで、メダルなしに終わった[ 71] 。
全米オープン は五輪から1か月以上開けての復帰戦となった。ストレート勝ちが1試合しかなかったが、それでも準決勝でズベレフをフルセットの末破り、年間グランドスラムに王手をかけた。しかし、決勝のメドベージェフ戦では4-6, 4-6, 4-6とまさかのストレート負け。快挙は逃したが、重圧から解放され、「ホッとした。」と話した[ 72] 。2か月後のパリ・マスターズ では、決勝で世界2位のメドベージェフに勝ったことでリベンジを果たすとともに、サンプラスを抜いて歴代最多記録となる7度目の年間1位を確定させた[ 73] 。ATPファイナルズ はベスト4。
2022年 ウィンブルドンV7 GS21勝・ツアー通算1000勝
年始はATPカップ 出場を予定していたが、新型コロナウイルス感染症 のワクチン 接種に消極的なため、接種義務のある本大会出場を辞退した[ 74] 。同様に接種義務のある1月17日からの全豪オープン では入国に際してオーストラリア 当局との間に問題が発生し、最終的に「国内の反ワクチン感情を助長しかねない」との理由でビザ が取り消され出国した事で出場はできなかった[ 75] [ 76] 。
全豪オープン を準優勝したダニール・メドベージェフ とのポイント差を大幅に詰められると、今季初戦となるドバイ・テニス選手権 での準々決勝敗退をもって、中断期間を挟んで86週、通算で361週目の世界1位の座から陥落することが確定した[ 77] 。BIG4以外の1位は18年ぶりという譲位になった。
2022年モンテカルロ・マスターズでのノバク・ジョコビッチ
クレーシーズンは本格的に大会に出場し、セルビア・オープン で準優勝。ムチュア・マドリード・オープン は、準決勝で新鋭カルロス・アルカラス に敗れベスト4。BNLイタリア国際 では、カラツェフ、ワウリンカ、アリアシム、ルード、チチパスを倒し、今季初優勝。また、準決勝の勝利で、史上5人目となるキャリア通算1000勝目に到達した[ 78] 。全仏オープン でも全ストレート勝利でベスト8入りしたが、準々決勝でナダルに敗れた。
ウィンブルドン選手権 の主催者が、ウクライナ侵攻 を受けてロシア人・ベラルーシ人選手の参加不可を発表した際には、「狂った」決定を支持しないと発言[ 79] 。主催者に対しATPが下したポイント不付与にも不満を口にしたが、出場の意向は示した[ 80] 。実際に出場すると、準々決勝ではヤニック・シナー を5-7, 2-6, 6-3, 6-2, 6-2の2セットダウンから逆転勝利で破り、準決勝ではキャメロン・ノリー を破り決勝へ進出。決勝の相手は2戦2敗のニック・キリオス だったが、問題にせず、4-6, 6-3, 6-4, 7-6(3)で勝利し、大会7勝目をあげた[ 81] 。もっとも、ポイント不付与の影響で順位は7位に後退した。
北米ハードシーズンは新型コロナウイルス感染症 のワクチン 未接種のためスキップした。
テルアビブ・オープン (英語版 ) でツアー復帰し、決勝でマリン・チリッチ を6-3, 6-4で破り優勝。続くアスタナ・オープン (英語版 ) では決勝でステファノス・チチパス を6-3, 6-4で破り、2週連続優勝を飾った。
2連覇をかけて臨んだパリ・マスターズ では決勝でホルガ・ルーネ に6-3, 3-6, 5-7で敗れ準優勝に終わった。
最終戦ATPファイナルズ ではラウンドロビンを全勝で突破すると、決勝でキャスパー・ルード を7-5, 6-3で破り全勝優勝。ロジャー・フェデラー と並ぶ史上最多タイ6度目の優勝を飾った。また35歳での優勝は同大会の最年長優勝となった[ 82] 。最終ランクは5位。
2023年 全豪V10 トリプルキャリアグランドスラム達成 男女通じて歴代最多タイのGS24勝 MS40勝 TF7勝 1位在位400週
年始のオーストラリアシーズンは、前年に国外退去となった際に科された3年間の入国禁止処分を解除されたため、参加が可能となった[ 83] 。前哨戦のアデレード国際 1ではセバスチャン・コルダ と6–7(10), 7–6(3), 6–4の激闘の末に優勝した。この前哨戦で痛めた太もも故障の影響で全豪オープン への参加が懸念されたが、強行出場。失セット1で決勝に進出すると、決勝ではステファノス・チチパス を6-3, 7-6(4), 7-6(5)で破り、自身の持つ同大会最多優勝記録を更新する10度目の優勝を成し遂げた。また、ラファエル・ナダル に並ぶ史上最多通算22度目のグランドスラム制覇となった。さらに、世界ランキングも1位へと返り咲いた[ 84] 。
2月27日に更新されたランキングで世界1位の座をキープし、通算在位記録を378週に伸ばしたことで、これまで男女合わせて歴代最長だったシュテフィ・グラフ の記録(377週)を破った[ 85] 。
全仏オープン では決勝でキャスパー・ルード を7-6(1), 6-3, 7-5で破り、3度目の優勝を成し遂げ史上最多通算23度目のグランドスラム制覇とトリプルキャリアグランドスラムを達成した[ 86] 。
ウィンブルドン選手権 では決勝まで勝ち進むも、カルロス・アルカラス に6-1,6-7(6), 1-6, 6-3, 4-6でフルセットの末敗れ、ウィンブルドンでのマッチ連勝記録が34でストップし、大会5連覇、ロジャー・フェデラー に並ぶ最多8度目の優勝を逃した。[ 87]
2023年全仏オープンでのノバク・ジョコビッチ
ウェスタン・アンド・サザン・オープン では決勝でカルロス・アルカラス を5-7, 7-6(7), 7-6(4)の3時間49分の死闘の末制し、3度目の優勝を果たした。[ 88] 。全米オープン では決勝でダニール・メドベージェフ を6-3, 7-6(5), 6-3で破り、2018年以来5年ぶり4度目の優勝を果たした。また、この勝利でジョコビッチは女子テニスで元世界ランク1位のマーガレット・スミス・コート の記録に並びグランドスラム のシングルスで歴代最多タイとなる24勝目を飾った[ 89]
。パリ・マスターズ では決勝でグリゴール・ディミトロフ を6-4, 6-3のストレートで破り、ともに自身の記録を更新する大会7度目の制覇とATPツアー・マスターズ1000 通算40勝目を達成した[ 90]
。ATPファイナルズ ではグループステージの初戦でホルガ・ルーネ を7-6 (4), 6-7 (1), 6-3のフルセットでの勝利により年末時点の世界ランキングで史上最多の8度目の1位を決めた[ 91] 。決勝ではヤニック・シナー を6-3, 6-3のストレートで破って優勝を飾るとともに、大会最多となる通算7度目のタイトル獲得を果たした[ 92] 。11月20日に更新された世界ランキングで世界1位の座を維持し、通算1位在位記録が前人未到の400週に到達した[ 93] 。
2024年 パリオリンピック金メダル獲得 生涯ゴールデンスラム達成
2024年はジョコビッチとしては低調で、全豪オープン では準決勝でヤニック・シナー に敗れ、これが全豪で6年ぶりの敗戦となり、その後もウィンブルドン まで決勝進出がなかった。さらに全仏オープン 4回戦で、右膝半月板損傷し、準々決勝を棄権して手術を受けた[ 94] 。全仏後のランキングでシナーが1位となり、在位428週で1位から陥落した。手術後のウィンブルドン で、この年初めて決勝に進出するが、カルロス・アルカラス に2-6, 2-6, 6-7でストレート負けを喫した。
全仏オープンと同じスタッド・ローラン・ギャロス で行われた2024年パリオリンピック では、準決勝でロレンツォ・ムゼッティ に勝利し、初めてオリンピック決勝に進出した。決勝ではアルカラスを7-6(3), 7-6(2)のストレートで破り、悲願の金メダルを獲得。男子シングルスでは2010年のラファエル・ナダル 以来のキャリア・ゴールデンスラム を達成した[ 95] 。また、アンドレ・アガシ 以来2人目となるスーパースラム (ゴールデンスラムに加えてATPファイナルズ 優勝を果たす偉業)を達成した。さらに史上初の男子シングルスのビッグタイトル全て (スーパースラムに加えてマスターズ1000 の9大会全て優勝)を果たした。37歳74日での同種目金メダル獲得は、テニス競技が復活した1988年ソウルオリンピック 以降では最年長記録[ 96] 。
金メダル獲得後は、全米オープン と上海マスターズ に出場。全米オープンでは3回戦でアレクセイ・ポピリン に敗れ、上海マスターズでは決勝でシナーに敗れ準優勝となった。ATPファイナルズ は、レースランキング6位で出場資格を得られたものの、欠場した[ 97] 。
プレースタイル
コート後方でのプレイが重点的なディフェンシブベースライナーだがオールラウンドにプレイも出来る。深く鋭いグランドストローク、高い精度で広く打てるバック ハンドが武器。
非常に高い守備力を持つことで知られ、優れた敏捷性で長いリーチ を生かして広くコートをカバーしウィナーを打ち込む。体に柔軟性があり、1歩遠くのショットや無理な体勢でも正確に打ち込め、左右に振られてもすぐに切り返すことができる。状況に応じてポジショニングやショットのスピード・回転を的確に変化させラリーを優位に運んで試合展開を自分のものにする[ 98] 。
サービスリターンも強力でエースを取らせない守備力と相手にプレッシャーをかける強打を武器とする。ジョン・マッケンロー もジョコビッチは歴代でも非常に優れたリターナーだと称賛している[ 99] 。
フラット・スライス・キックサーブも強力でドロップショットも上手く、非常に高いレベルでバランスのとれたプレイヤーである[ 98] 。ストローク戦に自信を持ち、スキのない防御、脅威のカウンターに加え、長丁場での勝負強さは群を抜く。[ 6]
人物
父スルジャンの家系のルーツはモンテネグロ人であり、母ディヤナの家系はクロアチア人である[ 100] 。
ウィンブルドンでは優勝した際に芝を食べるのが恒例となっている[ 101] 。
セリアック病 を患っており、以前は試合中に突如体調が悪化して苦しめられていた。しかし、2010年にグルテンフリー の食事を取り入れると大幅に改善され、2011年の大躍進につながった[ 102] 。このことを記した書籍[ 103] は話題を呼び、グルテンフリーは世界中で有名になった[ 104] 。
高校時代に出逢ったエレナ・リスティッチと8年以上の交際期間を経て、2014年4月に結婚した[ 109] 。これまでに2子が誕生している[ 110] 。
ジョークや有名選手のモノマネなど試合内外関わらずパフォーマンスを行うことが知られている[ 111] [ 112] 。
記録
歴代記録(全期間)
大会
年
記録
他記録者
グランドスラム
1877
トリプルキャリアグランドスラム
単独記録
男子シングルス優勝24回
単独記録
男子シングルス通算377勝
単独記録
すべての四大大会で90勝以上
単独記録
歴代記録(オープン化以降)
グランドスラム大会
期間
記録
他記録者
2008 全豪 – 2016 全仏
キャリアグランドスラム
他に4人
2008 全豪 – 2021 全仏
ダブルキャリアグランドスラム
ラファエル・ナダル
2008 全豪 – 2023 全仏
トリプルキャリアグランドスラム
単独記録
2008 全豪 – 2024 パリ五輪
キャリアゴールデンスラム
アンドレ・アガシ ラファエル・ナダル
2008 全豪 – 2024 パリ五輪
キャリアスーパースラム
アンドレ・アガシ
2008 全豪 – 2024 パリ五輪
最年長キャリアゴールデンスラム「37歳74日」
単独記録
2008 全豪 – 2024 パリ五輪
最年長キャリアスーパースラム「37歳74日」
単独記録
2008 全豪 – 2024 パリ五輪
男子シングルスのビッグタイトル[ 注 2] 全て獲得
単独記録
2015 ウィンブルドン – 2016 全仏
4大会連続優勝
ロッド・レーバー
2011–2012, 2015–2016, 2018–2019, 2021
3大会連続優勝「4回」
単独記録
2011, 2015, 2021, 2023
グランドスラム大会3冠「4回」
単独記録
2021
サーフェススラム[ 注 3]
ラファエル・ナダル
2015, 2021, 2023
1シーズンで全ての4大大会の決勝に出場
ロッド・レーバー ロジャー・フェデラー
2010 全米 – 2013 全米
ハードコート大会の決勝進出連続記録「7回」
単独記録
2007 全仏 – 2008 全豪
4大大会すべての準決勝に進出最年少記録。「20歳250日」
単独記録
2007 全仏 – 2008 全豪
4大会連続準決勝進出の最年少記録
単独記録
ATPファイナルズ マスターズ1000 & その他記録
期間
記録
他記録者
年間最終戦記録
2012–2015
4連覇
単独記録
2012–2015
15連勝
単独記録
2011
最速出場権獲得「18週6日」
単独記録
2008–2023
最多優勝「7回」
単独記録
マスターズ1000記録
2007–2018
キャリアゴールデンマスターズ
単独記録
2007–2020
ダブルキャリアゴールデンマスターズ
単独記録
2007–2013
異なる8大会で優勝
単独記録
2007–2012
9大会中9大会で決勝進出
ロジャー・フェデラー ラファエル・ナダル
2007–2023
ハードコート大会優勝「29回」
単独記録
2015
1シーズンの間に、ハードコート6大会中6大会で決勝進出
単独記録
2015
1シーズン優勝「6回」
単独記録
2015
1シーズン決勝進出「8回」
単独記録
2014–2015
9大会連続決勝進出
単独記録
2011, 2012, 2015
6大会以上決勝進出「3年」
単独記録
2011
31連勝
単独記録
2015
1シーズン勝利数「39」
単独記録
2013–2014, 2014–2015, 2015–2016
4大会連続優勝(1度目が上海~マイアミ、2度目がパリ~モンテカルロ、3度目が上海~マイアミ)
ラファエル・ナダル
2015
5大会連続決勝進出
ラファエル・ナダル
2011, 2015
優勝5回以上「2年」
単独記録
2011, 2014–2015
5連続優勝「2回」(1度目は途中『モンテカルロ』不出場、2度目は途中『マドリード[土]』不出場)
単独記録
2011, 2014–2016
優勝4回以上「4年」
単独記録
2013–2016
4大会連続優勝「3回」
単独記録
2014–2016
優勝4回以上「3年連続」
単独記録
2011–2016
優勝3回以上「6年連続」
単独記録
2007–2020
異なる4大会で優勝「5回以上」(インディアンウェルズ、マイアミ、ローマ、パリ)
ラファエル・ナダル
2007–2018
異なる6大会で優勝「4回以上」(インディアンウェルズ、マイアミ、ローマ、カナダ、上海、パリ)
単独記録
2011–2013
3つのクレーコート大会全て優勝
ラファエル・ナダル
2015
シーズン開始から連続優勝「3大会」
単独記録
2011, 2014–2016
サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズ-マイアミ連続優勝)「4回」
単独記録
2014–2016
サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズ-マイアミ連続優勝)「3年連続」
単独記録
2008–2016
BNPパリバ・オープン 優勝「5回」
ロジャー・フェデラー
2007–2016
マイアミ・オープン 優勝「6回」
アンドレ・アガシ
2012–2018
上海マスターズ 優勝「4回」
単独記録
2009–2023
パリ・マスターズ 優勝「7回」
単独記録
その他記録
2016
世界ランキング1位最高ポイント「16,950」
単独記録
2011–2023
年間最終ランキング1位「8回」
単独記録
2015
年間決勝進出数「15」
単独記録
2015
トップトーナメント[ 注 5] での年間優勝数「10」
単独記録
2006–2015
他のBIG4 (フェデラー 、ナダル 、マリー )に20勝以上
単独記録
2015
トップ10選手との年間勝利数「31」
単独記録
2011–2013, 2015–2016
トップ10選手に20勝以上「5年」
単独記録
2011
世界ランキング1位選手(ラファエル・ナダル )に5連勝
単独記録
2007
トップ3の選手に3連勝した最年少記録(ロディック 、ナダル 、フェデラー )
単独記録
2015
年間最高賞金額「$21,646,145」
単独記録
2009–2015
チャイナ・オープン 優勝「6回」
単独記録
連勝記録
4大大会優勝
全豪オープン :10勝(2008, 11-13, 15-16, 19-21,23年)
全仏オープン :3勝(2016, 21, 23年)
ウィンブルドン選手権 :7勝(2011, 14-15, 18-19, 21-22年)
全米オープン :4勝(2011, 15, 18, 23年)
年
大会
対戦相手
試合結果
2008年
全豪オープン
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
4-6, 6-4, 6-3, 7-6
2011年
全豪オープン
アンディ・マリー
6-4, 6-2, 6-3
2011年
ウィンブルドン
ラファエル・ナダル
6-4, 6-1, 1-6, 6-3
2011年
全米オープン
ラファエル・ナダル
6-2, 6-4, 6-7, 6-1
2012年
全豪オープン
ラファエル・ナダル
5-7, 6-4, 6-2, 6-7, 7-5
2013年
全豪オープン
アンディ・マリー
6-7, 7-6, 6-3, 6-2
2014年
ウィンブルドン
ロジャー・フェデラー
6-7, 6-4, 7-6, 5-7, 6-4
2015年
全豪オープン
アンディ・マリー
7-6, 6-7, 6-3, 6-0
2015年
ウィンブルドン
ロジャー・フェデラー
7-6, 6-7, 6-4, 6-3
2015年
全米オープン
ロジャー・フェデラー
6-4, 5-7, 6-4, 6-4
2016年
全豪オープン
アンディ・マリー
6-1, 7-5, 7-6
2016年
全仏オープン
アンディ・マリー
3-6, 6-1, 6-2, 6-4
2018年
ウィンブルドン
ケビン・アンダーソン
6-2, 6-2, 7-6
2018年
全米オープン
フアン・マルティン・デル・ポトロ
6-3, 7-6, 6-3
2019年
全豪オープン
ラファエル・ナダル
6-3, 6-2, 6-3
2019年
ウィンブルドン
ロジャー・フェデラー
7-6, 1-6, 7-6, 4-6, 13-12
2020年
全豪オープン
ドミニク・ティーム
6-4, 4-6, 2-6, 6-3, 6-4
2021年
全豪オープン
ダニール・メドベージェフ
7-5, 6-2, 6-2
2021年
全仏オープン
ステファノス・チチパス
6-7, 2-6, 6-3, 6-2, 6-4
2021年
ウィンブルドン
マッテオ・ベレッティーニ
6-7, 6-4, 6-4, 6-3
2022年
ウィンブルドン
ニック・キリオス
4-6, 6-3, 6-4, 7-6
2023年
全豪オープン
ステファノス・チチパス
6-3, 7-6, 7-6
2023年
全仏オープン
キャスパー・ルード
7-6, 6-3, 7-5
2023年
全米オープン
ダニール・メドベージェフ
6-3, 7-6, 6-3
成績
4大大会シングルス
略語の説明
W
F
SF
QF
#R
RR
Q#
LQ
A
Z#
PO
G
S
B
NMS
P
NH
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
※ : 2011年全仏準々決勝の不戦勝と2024年ウィンブルドン準々決勝の不戦勝と2024年全仏準々決勝の不戦敗は通算成績に含まない
大会最高成績
大会
成績
年
ATPファイナルズ
W
2008, 2012, 2013 , 2014 , 2015 , 2022 , 2023
インディアンウェルズ
W
2008, 2011, 2014-2016
マイアミ
W
2007, 2011, 2012, 2014-2016
モンテカルロ
W
2013, 2015
マドリード
W
2011, 2016, 2019
ローマ
W
2008, 2011, 2014, 2015, 2020, 2022
カナダ
W
2007, 2011, 2012, 2016
シンシナティ
W
2018, 2020, 2023
上海
W
2012, 2013, 2015, 2018
パリ
W
2009, 2013-2015, 2019, 2021, 2023
オリンピック
G
2024
デビスカップ
W
2010
ATPカップ
W
2020
世界ランキング
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
順位
186
78
16
3
3
3
3
1
1
2
1
1
2
12
1
2
1
1
5
1
7
受賞歴
ATP最優秀選手賞(2011-2012, 2014-2015, 2018, 2020-2021, 2023)
ITFワールドチャンピオン(2011-2015, 2018, 2021, 2023)
ゴールデンベーグル賞(2011-2013)
BBC海外スポーツパーソナリティ賞(2011)
ローレウス世界スポーツ賞 (2012, 2015, 2016, 2019, 2024)
ESPY最優秀選手賞(2012-2013, 2015-2016, 2021, 2023)
アーサー・アッシュ ヒューマニタリアン賞(2012)
セルビア最優秀アスリート賞(2007, 2010-2011)
ATP Most Improved Player(2006, 2007)
脚注
注釈
^ 2024年6月10日現在[ 3] 。
^ グランドスラム4大会、オリンピック金メダル、ATPファイナルズ、マスターズ1000 9大会
^ 同一年にハード・クレー・芝のグランドスラム大会で優勝すること
^ 新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となった2020年大会を挟む
^ グランドスラム大会、ATPツアーシーズン最終戦、ATPマスターズ1000
出典
^ Paul Macpherson (2007年9月10日). “Djoker In The Pack Holds All The Aces ” (英語). ATP . 2012年1月24日 閲覧。 “Novak Djokovic wows US Open crowd with a win – and a McEnroe impression ” (英語). ガーディアン (2009年9月8日). 2012年1月24日 閲覧。 “Novak Djokovic Impersonations ” (英語). スポーツ・イラストレイテッド (2010年6月23日). 2012年1月24日 閲覧。 “ウィンブルドン初制覇のジョコビッチが凱旋 ”. フランス通信 (2011年7月5日). 2012年1月24日 閲覧。
^ “Djokovic Adds To Big Titles Supremacy With 40th ATP Masters 1000 Trophy ”. ATP Tour . 2023年11月9日 閲覧。
^ “FedEx ATP Rankings - #1s ”. ATPTour.com . ATP Tour. 2021年11月8日 閲覧。
^ “ジョコビッチ ツォンガを破り全豪初制覇 ”. AFPBB (2008年1月28日). 2020年9月4日 閲覧。
^ ノバク・ジョコビッチ選手とのグローバル ブランド アンバサダー契約締結の舞台裏~(新潮社)「考える人」2012年秋号~ ユニクロプレスリリース 2012年10月3日付
^ a b c 鉄壁のジョコビッチが全豪5度目V オフ中の周到な準備が実を結ぶ
^ “世界1位の貫禄、ジョコビッチが5度目の全豪オープン制覇 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチがフェデラー下し連覇、BNPパリバ・オープン ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチがマレーを撃破し5度目のタイトル獲得、マイアミ・オープン ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチが2度目の優勝、マスターズ1000で開幕3連勝 モンテカルロ・マスターズ ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、フェデラー破り4度目の戴冠 イタリア国際 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ワウリンカが全仏オープン初優勝!ジョコビッチは再び夢破れる ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、フェデラー下し3度目のウィンブルドン制覇 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “フェデラーが7度目の戴冠、ジョコビッチは5度目の準優勝 W&Sオープン ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、フェデラー下し4年ぶり2度目の全米オープン制覇! ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ テニス=年間1位確定のジョコビッチ、マッケンローの記録目前
^ “止まらないジョコビッチ、ツォンガに快勝で3度目の上海マスターズ制覇 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチがパリ大会制覇、1季でマスターズ6勝の快挙! ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、史上初のATPツアー・ファイナル4連覇! ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコ 観客から指摘される” . tennis365.net . (2016年1月24日). http://news.tennis365.net/news/today/201601/108030.html
^ “ジョコビッチ、大会最多タイ6度目の全豪オープン制覇 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ ジョコビッチが通算700勝を達成!ツアー歴代12位
^ “【男子テニス】「こんなひどいのは初めて」 ジョコビッチ、目の病気で棄権 連続決勝は17で途切れる” . 産経ニュース . (2016年2月26日). https://web.archive.org/web/20160229012716/http://www.sankei.com/sports/news/160226/spo1602260005-n1.html
^ “ジョコビッチがラオニッチに完勝し3連覇、BNPパリバOP ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコ「男子へ多くの賞金を」” . tennis365.net . (2016年3月22日). http://news.tennis365.net/news/today/201603/108857.html
^ “ジョコビッチ、男女の賞金に関する発言を謝罪” . AFPBB News . (2016年3月23日). https://www.afpbb.com/articles/-/3081275
^ “ジョコビッチが錦織に完勝、6度目Vと偉業を達成 マイアミOP ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、マドリードOP制しマスターズ歴代最多V ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、念願の全仏優勝でキャリアGS達成! ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “FRENCH OPEN: Djokovic eyes Nole Slam; Serena bids for No. 22 ”. Associated Press (June 5, 2016). June 13, 2016 閲覧。
^ “Avec le "Nole Slam", Novak Djokovic signe une vraie page d'histoire ”. Eurosport (June 5, 2016). June 13, 2016 閲覧。
^ “ジョコビッチ、史上初の通算獲得賞金1億ドル! 全仏オープン” . AFPBB News . (2016年6月2日). https://www.afpbb.com/articles/-/3089078
^ “Novak Djokovic upset by American Sam Querrey at Wimbledon ”. USA Today (July 2, 2016). July 2, 2016 閲覧。
^ “ジョコビッチがロジャーズ・カップ優勝、錦織はマスターズ初制覇ならず ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチが涙の初戦敗退、またもデルポトロに屈する ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “3度目の全米制覇逃したジョコビッチ 「平常心を失った」 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “世界1位陥落危機のジョコビッチ「ランキングが最優先ではない」 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “激動の一年終えたジョコビッチ「不変なものはない」 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、肘のけがで今季終了 数か月ラケットなしの生活へ ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “元世界1位のジョコビッチ、10年以上ぶりにトップ10陥落へ ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、全仏OPでアガシ氏とタッグ結成 長期契約は未定 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチがトレーニングチームを解散、「トップへ返り咲く道を模索する」 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “鄭現「信じられない」ジョコビッチ破り韓国勢初8強” . 日刊スポーツ . (2018年1月22日). https://www.nikkansports.com/m/sports/news/201801220000655_m.html?mode=all 2018年1月23日 閲覧。
^ “ジョコビッチが3年ぶり4度目のウィンブルドン制覇、GS通算13勝目 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチが3度目の全米制覇、サンプラス氏に並ぶGS14勝目 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチが3度目の全米制覇、サンプラス氏に並ぶGS14勝目 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “「ニュー」ジョコビッチが4回目の上海マスターズ優勝、世界1位に急接近 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “「最高」の出来でナダル粉砕 ジョコビッチ、全豪7度目Vに声詰まらす ”. www.afpbb.com . 2019年4月23日 閲覧。
^ “ジョコが年間最優秀選手に、大坂は躍進賞で日本人初選出 ローレウス賞 ”. www.afpbb.com . 2019年4月23日 閲覧。
^ “ジョコビッチがマドリードOP優勝、全仏前に復調「大きな自信になる」 ”. www.afpbb.com . 2019年6月8日 閲覧。
^ “「ロジャー」の声援を「ノバク」に変えて―鋼の精神持つジョコビッチ ”. www.afpbb.com . 2019年7月15日 閲覧。
^ “テニス、ジョコビッチが初出場V 楽天ジャパン・オープン最終日 ”. 共同通信 . 2019年10月6日 閲覧。
^ “ジョコビッチが5度目のパリ・マスターズ制覇 「この上なくうれしい」 ”. www.afpbb.com . 2019年11月16日 閲覧。
^ “ジョコ大活躍 セルビアが優勝 ”. news.tennis365.net . 2020年1月12日 閲覧。
^ “ジョコビッチ全豪連覇「負けたかも」逆転4時間死闘 ”. nikkansports.com . 2020年2月2日 閲覧。
^ “ジョコビッチ主催の「アドリア・ツアー」が観客4000人を迎えて開幕 ”. tennismagazine.jp . 2020年6月19日 閲覧。
^ “ジョコビッチ主催「アドリア・ツアー」の残りは中止に ”. tennismagazine.jp (2020年6月24日). 2020年9月4日 閲覧。
^ “新型コロナで評判を落とすジョコ、再開目指すテニス界にも激震 ”. afpbb.com . AFP (2020年6月25日). 2020年9月4日 閲覧。
^ “ジョコビッチが「ダブルゴールデンマスターズ」の偉業を達成、今季無敗のままUSオープンへ ”. tennismagazine.jp . 2020年8月30日 閲覧。
^ “Novak Djokovic apologizes after defaulting US Open match for hitting line umpire with ball ”. ABC News. 06-09-2020 閲覧。
^ “Djokovic Makes Masters 1000 History, Clinches Fifth Rome Crown ”. 2020年9月22日 閲覧。
^ “Djokovic Passes Sampras With 287th Week At No. 1 In FedEx ATP Rankings ”. 2020年9月22日 閲覧。
^ “ジョコビッチが6度目の年末1位に!サンプラスの記録に並ぶ ”. テニスデイリー . 2020年11月22日 閲覧。
^ “重傷だったジョコビッチ、“怪我疑惑”に胸中「時に少し不公平だと感じることはある」 ”. THE ANSWER . 2021年2月22日 閲覧。
^ “V9のジョコビッチ、激動の全豪OPは「最も過酷だった」 ”. www.afpbb.com . 2021年2月22日 閲覧。
^ “約6年間世界1位!新記録達成のジョコビッチの軌跡を振り返る ”. テニスデイリー . 2021年3月15日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、故郷ベオグラードで優勝 全仏OPに弾み ”. AFP. 2021年6月15日 閲覧。
^ “ジョコビッチ「最高の試合」ナダルとの大一番制し全仏OP決勝へ ”. AFP. 2021年6月15日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、19回目の四大大会V 劇的逆転で全仏OP制す ”. AFP. 2021年6月15日 閲覧。
^ “ジョコビッチ五輪メダル獲得ならず、怒り募らせラケット破壊” . AFPBB News . AFP. (2021年7月31日). https://www.afpbb.com/articles/-/3359484 2021年9月1日 閲覧。
^ “テニス混合ダブルス ジョコビッチ けがで棄権 豪ペア銅メダル ”. NHKニュース . NHK (2021年7月31日). 2021年9月1日 閲覧。
^ “涙のジョコビッチ、年間GS逃すも「ホッとした」 声援にも感謝 ”. www.afpbb.com . 2021年11月23日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、最多7度目の年間1位 憧れのサンプラス氏超え ”. www.afpbb.com . 2021年11月23日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、ATPカップ欠場 全豪OP出場に暗雲 ”. AFP. 2022年1月16日 閲覧。
^ “豪政府、反ワクチン助長懸念 ジョコビッチ処遇16日に判断 ”. 共同通信 . 2022年1月16日 閲覧。
^ “ジョコビッチ ビザ取り消し撤回認められず オーストラリア出国 ”. NHKニュース . 2022年1月16日 閲覧。
^ “ジョコビッチ敗退、世界1位陥落 ドバイ選手権/テニス ”. サンスポ . 2022年7月18日 閲覧。
^ “「ツアーでこれだけ勝てるなんて」ジョコビッチがツアー通算1000勝! ルードを下し4年連続12度目の決勝進出 ”. tennisclassic.jp . 2022年5月21日 閲覧。
^ “テニスのウィンブルドン、ロシアとベラルーシ選手の出場を禁止” . BBCニュース . (2022年4月21日). https://www.bbc.com/japanese/61173239 2022年4月22日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、ポイントなしでもウィンブルドンに「出場するつもり」4分以上熱弁 ”. スポーツ報知 . 2022年7月18日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、7度目のウィンブルドン制覇 GS通算21勝目 ”. www.afpbb.com . 2022年7月18日 閲覧。
^ “History-Maker Djokovic Claims Nitto ATP Finals Crown ”. www.atptour.com . 2022年11月20日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、オーストラリアへの入国禁止処分が解除に「安堵した」 ”. wowowtennisworld.jp . 2022年11月17日 閲覧。
^ “ジョコビッチに死角なし! 世界4位チチパスを下し10度目の全豪制覇で王座奪還 ”. tennisclassic.jp . 2023年1月29日 閲覧。
^ “ジョコ 歴代単独1位の快挙達成 ”. tennis365.net . 2023年2月27日 閲覧。
^ “ジョコ 23度目V「驚いてる」 ”. tennis365.net . 2023年6月12日 閲覧。
^ “Magical Alcaraz Ends Djokovic Streak In Classic, Claims Wimbledon Crown ”. 2023年11月9日 閲覧。
^ “ジョコ 4時間死闘、アルカラス撃破でV ”. tennis365.net . 2023年8月21日 閲覧。
^ “ジョコ 男女歴代最多タイGS24勝目 ”. tennis365.net . 2023年9月11日 閲覧。
^ “ジョコ 「ATPマスターズ」40勝目 ”. tennis365.net . 2023年11月6日 閲覧。
^ “ジョコ 熱戦制し8度目の年間1位 ”. tennis365.net . 2023年11月13日 閲覧。
^ “ジョコ 7度目の最終戦制覇 ”. tennis365.net . 2023年11月20日 閲覧。
^ “ジョコ 唯一の10,000P越え ”. tennis365.net . 2023年11月21日 閲覧。
^ “ジョコビッチが右膝手術 復帰時期は未定 ”. 2024年11月18日 閲覧。
^ “ジョコ 悲願の金メダル 大偉業達成 ”. tennis365.net . 2024年8月5日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、悲願の金メダル!アルカラスとの頂上決戦を制して史上5人目の生涯ゴールデンスラム達成 ”. 2024年8月6日 閲覧。
^ “ジョコビッチ、ツアー最終戦を欠場「怪我で出場できない」 ”. 2024年8月6日 閲覧。
^ a b “Djole's Frames of Mind ”. 3 March 2009 閲覧。
^ “Novak Djokovic's Drop Shot” . tennis.com. (2009年7月16日). http://www.tennis.com/your-game/2009/07/novak-djokovics-drop-shot/17298/
^ {{Bowers, Chris (2017). Novak Djokovic – The Biography. Kings Road Publishing. ISBN 978-1-78606-550-6 .}}
^ “3年ぶりの「ファストフード」、ジョコビッチが今回もウィンブルドンの芝をパクリ ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “【アスリートの原点】ノバク・ジョコビッチ:空爆の恐怖に怯えながらも失わなかったテニスへの情熱 ”. オリンピックチャンネル. 2022年2月13日 閲覧。
^ 「ジョコビッチの生まれ変わる食事」(2015年・三五館 。三五館倒産後、2018年に扶桑社 から再刊。)“ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版 ”. 扶桑社. 2022年2月13日 閲覧。
^ Nast, Condé. “ゆるっとグルテンフリー生活、8年の軌跡。【実録! 私のカラダ改革〜Sさん編 Vol.1】 ”. Vogue Japan . 2022年2月12日 閲覧。
^ “Novak Djokovic Foundation raises $1,400,000 for children at inaugural benefit dinner ”. Novak Djokovic . 2019年1月15日 閲覧。
^ “World Bank, Novak Djokovic Foundation Partner to Promote Early Childhood Development in Serbia and Globally ”. World Bank . 2019年1月15日 閲覧。
^ “ジョコビッチがユニセフ親善大使に就任 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “Novak Djokovic awarded with the highest distinction of the Serbian Orthodox Church Archived ”. 4 May 2011 at the Wayback Machine, spc.rs, 28 April 2011. Retrieved 10 May 2011.閲覧。
^ “ジョコビッチ、長年の恋人と挙式 ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “ジョコビッチが2児のパパに、妻エレナさんが女児出産 地元紙報じる ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “全豪オープン出場中のジョコビッチがギターセッション? ”. www.afpbb.com . 2019年1月25日 閲覧。
^ “Couldn’t stand the slaughter of animals: Djokovic reveals why he's a vegan ”. 2022年7月13日 閲覧。
^ “Djokovic Wins Roland Garros For Historic 23rd Major Title ”. 2023年6月12日 閲覧。
^ “テニス全米男子、ジョコヴィッチが5年ぶり4度目の優勝 男女通じ最多タイの4大大会24勝 ”. 2023年9月17日 閲覧。
外部リンク
タイトル
先代 ラファエル・ナダル ロジャー・フェデラー ラファエル・ナダル ラファエル・ナダル ラファエル・ナダル
世界ランキング1位 2011年7月4日 – 2012年7月8日 2012年11月5日 – 2013年10月6日 2014年7月7日 – 2016年11月6日 2018年11月5日 – 2019年11月3日 2020年2月3日 – 2020年3月22日
次代 ロジャー・フェデラー ラファエル・ナダル アンディ・マリー ラファエル・ナダル (ランキング凍結)
テニス男子シングルス世界ランキング1位
1973年8月23日のATPランキング 導入以降の記録
(最初に在位した年-最後に在位した年 - 在位総週)
2023年9月2日付、そのときの1位は強調●表示,
ノバク・ジョコビッチ 獲得タイトル
ウィンブルドン(オープン化以後)男子シングルス優勝者
テニス世界ランキングトップ10(2024年12月2日付)
ATPランキング ヨーロッパ男子シングルス(2024年11月18日付)
2000年代 2010年代 2020年代
* 受賞後にドーピングが発覚したため受賞剥奪。