ディヴィジオン・ナシヨナル1936-1937はフランスのプロサッカーリーグ1部、シャンピオナ・ドゥ・フランス・ドゥ・フットボールの第5回目のシーズンである。オランピック・ドゥ・マルセイユが初優勝を決めた[1]。
方式
16クラブによるホーム・アンド・アウェー総当たり・全30節のリーグ戦である。1位は優勝、下位2クラブは自動降格する。
順位表
得点ランキング
オランピック・ドゥ・マルセイユ (初優勝)
- エマニュエル・アズナール, 10試合2得点
- ジャン・バスティアン, 25試合1得点
- アブデルカデル・ベン・ブアリ, 28試合
- ステファノ・ビストルフィ, 1試合
- フェルディナン・ブリュアン, 27試合
- アンリ・コンシー, 22試合
- ジュルジュ・ダール, 1試合
- レイモン・デュラン, 21試合2得点
- アルメナク・エレヴァニアン, 8試合
- ジョゼフ・ゴンザレス, 10試合
- アリスティド・ゴレッリ, 11試合
- ピエール・グラニエ, 18試合
- イニャス・コワルチュク, 29試合6得点
- ヴィリー・コフート, 18試合6得点
- エステヴァン・メステール, 4試合
- マルセル・ミケル, 11試合4得点
- フランツ・オレイニチャク, 3試合
- ルネ・レビボ, 1試合
- カーロイ・ショーシュ, 7試合
- ジャグアレ・ジ・ベスヴェコンネ・ヴァスコンセロス, 21試合
- エドゥアルド・ヴァフジェニウク, 4試合2得点
- エドモン・ウェイコプフ, 13試合12得点
- マリオ・ザテッリ, 21試合28得点
- エミール・ゼルマニ, 26試合5得点
- 監督 : ヨーゼフ・アイゼンホッファー
シーズンハイライト
リーグ史上初めて勝ち点で優勝が決まらず、規定により得失点率 (得点÷失点)で優劣をつけた。オランピック・ドゥ・マルセイユは得点69÷39=1.76、対してソショーは得点56÷42=1.33。これによりマルセイユが初優勝を飾った。
今回もマルセイユの優勝争いは困難を極めた。最終節の前週、ソショーとの直接対決で0-1の敗戦を喫し勝ち点で並ばれると、1933-1934シーズンにあと一歩で優勝を逃した苦い記憶がよみがえった。しかし最終節で両チームとも勝利すると、マルセイユの今季リーグ第2位の得点と最少失点タイの成績がソショーを上回ったのである。攻撃面では後のフランス代表FWマリオ・ザテッリ、守備面ではブラジル人GKヴァスコンセロスが殊勲者だった。
開幕8連勝で抜けだしたオリンピック・リロワだが、その後は失速し5位に終わった。個人面ではFCルーアンのジャン・ニコラの活躍が光り、第4節のレッドスター戦 (7-1)チームの全7点のうち4点を挙げ、さらに次のRCランス戦でも4ゴールを決めた。得点ランクでは3位に入っている。
脚注
注釈
出典
- ^ “PALMARÈS LIGUE 1: TOUS LES CHAMPIONS” (フランス語). フランスサッカー連盟 (2021年2月2日). 2023年4月14日閲覧。
- ^ “Ligue 1 1936/1937 » Équipes” (フランス語). Mondefootball.fr. 2023年4月27日閲覧。
- ^ a b “Saison 1936/37” (フランス語). paris-et-gagne.com. 2023年4月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
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ディヴィジオン・ナシヨナル (1932–1972) | |
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ディヴィジオン・アン (1972–2002) | |
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リーグ・アン (2002–) | |
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