『スパルタンX』(スパルタンエックス)は、1984年にアイレムより稼動されたアーケードゲーム用の任意スクロールアクションゲーム。日本国外ではKUNG-FU MASTER(カンフー・マスター)のタイトルでデータイーストのグループ会社データイーストUSAよりライセンス販売された。
ジャッキー・チェン主演の同名映画『スパルタンX』(1984年)を題材にしているが[1]、主人公の名前と、ヒロインの名前以外、登場人物に共通点はまったくない。構成は映画のストーリーとは全く異なり、敵を倒しながら塔を登っていくなど、内容はむしろブルース・リーが主演の映画『死亡遊戯』(1978年)に近いものとなっている[1]。
本作の稼働後はファミリーコンピュータ版を始め、各機種に移植された(#移植版)。
ゲームは主人公・トーマスを操作して、左、右、しゃがみ、ジャンプによる移動(4方向レバー)と、パンチとキック(2ボタン)を組み合わせて敵を倒しながら進み、各階のボスを倒してシルビアを取り戻す事が目的。階をクリアする前に体力がなくなるか制限時間が切れるとミスとなり、トーマスの残り人数が減る。逆にスコアが5万点を超えるとトーマスの残り人数が1増える。トーマスの残り人数がなくなるとゲームオーバーとなる。
ステージは全5階で構成され、奇数階は左方向、偶数階は右方向へと進む。偶数階の前半はさまざまなトラップが仕掛けられていて、各階にはそれぞれ最後にボスが待ち受けている。5階をクリアするとシルビアを助けることができ、一応のエンディングをむかえる。
ファミリーコンピュータ版が発売された当時、周回数が進むとMr.Xを倒したあと、シルビアが敵として襲ってくるという漫画に描かれた内容をもとにしたデマが流れた[13][注 2]。
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