株式会社スタジオコメット(英: STUDIO COMET Co.,Ltd.)は、日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員[1]。
概要
アニメ制作会社・ナック[2](KnacK)出身で、土田プロダクションのプロデューサーとして『キャプテン翼[3]』などを手がけた茂垣弘道が代表となり、同プロダクション在籍スタッフであった演出家の三沢伸、アニメーターの金沢比呂司、音響プロデューサーの原田一男らと独立。1986年1月21日、作画・演出の下請け制作会社として「有限会社スタジオコメット」を設立した。
社名表記は「スタジオコメット」、会社ロゴでは「studio COMET」となっている。設立年の1986年が地球にハレー彗星が接近した年だったことから命名した。
『ハイスクール!奇面組』の制作を土田プロダクションから引き継ぎ、以降『名門!第三野球部』や『ドラゴンクエスト』といった日本アドシステムズ(NAS)製作のテレビアニメ作品を多く手がけた[4]。
1990年代には、『キャプテン翼J』や『頭文字D』などの有名作品を制作した[5]。
1994年、株式会社に改組。1999年、デジタル制作に移行。
2000年代に入ると、アサツーディ・ケイやNASのプロデューサーであった片岡義朗[6]との関係からマーベラスエンターテイメント製作の作品を請け負うようになる。『スクールランブル』や『おねがいマイメロディ[7]』、『ジュエルペット[8]』などの人気作にも恵まれ、ジャンルを問わず制作本数を拡大した[9]。
同社制作作品のおよびグロス請け担当回の撮影のスタジオトゥインクル、編集は岡安プロモーションが協力している。特にスタジオトゥインクルは当社作品の大半で撮影を担当しており[10]、その縁で2000年代前半に両社による3DCG制作プロジェクトチーム「昴 -SUBARU-」を設立した。昴はその後、当社CG部のブランドとなった[11]。
近年は、『美男高校地球防衛部[12]』や『RobiHachi[13]』、『Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜[14]』といったテレビアニメ作品を元請制作する他、『彼女、お借りします[15]』のような主にトムス・エンタテインメント作品のグロス請け制作も行なっている[16]。
作品履歴
テレビアニメ
テレビスペシャル
劇場アニメ
OVA
ゲーム
制作協力
その他
関連人物
アニメーター・演出家
制作
その他の人物
関連項目
脚注
注釈
- ^ a b 第1 - 12話
- ^ 第13話以降
- ^ 第1 - 26話
- ^ 第27 - 52話
- ^ 第1 - 3話
- ^ 第4 - 52話
出典
外部リンク
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- 共:共同制作
- 1:第9話から制作担当
- 2:第27話から制作担当
- 3:第7話のみ
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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関連項目 | |
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備考
- 子:子会社
- 開:株式公開を行っている企業
- 正:日本動画協会正会員
- 準:日本動画協会準会員
出典
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