ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL〜(ジュニアゆめのさいてん オールスター・ジュニア・フェスティバル)は、日本のプロレス興行。
概要
2022年2月4日、新日本プロレスの高橋ヒロムが自身の公式Twitterにてジュニアヘビー級[1]の選手にスポットを当てるべく提唱した『ジュニア革命計画』の一つとしてジュニアオールスター戦を上げ、観たい選手・カードを公募した[2]。8月28日、集計結果を自身の公式YouTubeにて発表[3]。
2023年1月23日、『レック Presents ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』の開催と出場する22団体が、各公式サイト・SNSにて一斉に発表された[4]。日時は3月1日の午後6時から後楽園ホールで行われ、新日本プロレスワールドにてPPV配信された[5]。
4月17日、新日本プロレス公式サイトにて第2回大会として、アメリカ・フィラデルフィアでの開催が正式発表された[6]。
ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜
レック Presents ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜
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イベント詳細
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シリーズ
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ALL STAR Jr. FESTIVAL
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主催
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ジュニア夢の祭典実行委員会
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開催年月日
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2023年3月1日
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開催地
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東京都文京区
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会場
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後楽園ホール
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開始時刻
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午後6時 ※午後5時40分(第0試合)
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試合数
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全10試合
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放送局
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新日本プロレスワールド(PPV)
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入場者数
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1,381人(札止め)
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備考
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レック株式会社(特別協賛)
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チケットは1月29日から各プレイガイドで販売されたが数時間でキャンセル待ちとなり[7]、2月10日に全席完売が発表された[8]。
出場選手は1月30日から主に毎日2選手(12時と18時に各1選手)ずつ、各所属団体の公式Twitter[9]から発表された。2月25日昼までに計47人の出場が発表され、同日夜には対戦カードが発表された。
2月23日、栃木プロレスの栃木県総合文化センター大会開始前にヒロムが登場し、興行の収益一部をリハビリ中の大谷晋二郎へ寄付することを発表した[10]。
本戦後、遺恨が勃発した木髙イサミとSHOのシングルマッチがBASARAで行われることが決定するなど[11]、日本国内のジュニアヘビー級戦線が団体の垣根を越えて活発化した。
対戦カード
- 本戦の試合順は当日の入場曲で発表された[12]。
- 本戦前にスペシャルプレゼントマッチ(第0試合)を開催。出場者の事前告知はなく、当日の入場で発表された。この試合のみYouTubeチャンネル「NJPW WORLD Official」にて無料生配信された[13]。
- 本戦開始前に獣神サンダー・ライガーが登場し、大谷晋二郎からのメッセージの代読。また藤波辰爾が登場し、ライガーと開会宣言をした[14]。
- 第4試合後、VTRでロッキー・ロメロが登場し、アメリカでの開催を提唱した。
- 第7試合は、事前告知のないサプライズマッチとして開催。
- 実況は村田晴郎、解説はミラノ・コレクションA.T、吉野正人、獣神サンダー・ライガー、ゲストは拳王、高橋ヒロム、藤波辰爾
ALL STAR Jr. FESTIVAL U.S.A 2023
- 4月17日、新日本プロレス公式サイトにてALL STAR Jr. FESTIVALの第2回大会として、アメリカ・フィラデルフィアの2300アリーナでの開催が正式発表された[6]。
- 前回同様、公式Xにて日本時間:7月11日午前11:00から出場選手が日替わりで発表された。
対戦カード
- 本戦の試合順は当日の入場曲で発表。尚、くじ引きタッグマッチについては、大会テーマ曲で出場選手が全員入場する形となる[15]。
■第0試合・シングルマッチ
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○ゴールディ
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8分20秒 スワンダイブ式ニーストライク→片エビ固め
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ウィニー・パシフィコ●
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■第1試合・タッグマッチ
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○YOH マット・サイダル
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8分55秒 ファイブスタークラッチ
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BUSHI● シュン・スカイウォーカー
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■第2試合・ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント一回戦
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ケビン・ナイト
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9分58秒 十字架固め
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クラーク・コナーズ
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※ケビンがトーナメント決勝戦進出
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■第3試合・ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント一回戦
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フランシスコ・アキラ
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13分31秒 フラミンゴドライバー→片エビ固め
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マイク・ベイリー
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※ベイリーがトーナメント決勝戦進出
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■第4試合・6人タッグマッチ
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田口隆祐 ○リッチ・スワン THE DKC
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15分08秒 450°スプラッシュ→片エビ固め
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REAL1 スターボーイ・チャーリー● ジャック・カートウィール
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■第5試合・くじ引きタッグマッチ
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クリス・ベイ ○藤田晃生 ロビー・イーグルス アレックス・シェリー
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17分00秒 ジャーマンスープレックスホールド
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チーズバーガー● エース・オースティン TJP 金丸義信
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※全員同時にオールスターのテーマで入場し、リング上でくじを引いてチーム分け、決まったその場で試合を開始する
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■第6試合・5WAYマッチ
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○ソベラーノ・ジュニア
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7分15秒 ソベラーノドライバー→片エビ固め
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KC・ナヴァーロ●
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リオ・ラッシュ
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ドラゴン・キッド
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フガス
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■第7試合・タッグマッチ
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○エル・デスペラード MAO
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19分14秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め
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ニック・ウェイン ジョーダン・オリバー●
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■第8試合・フィリーチーズステーキカップ 3WAYタッグラダーマッチ
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○DOUKI ロー・ライダー
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19分27秒 袋獲得
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高橋ヒロム ロッキー・ロメロ
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マスター・ワト ブレイク・クリスチャン
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※ラダーを使用し、天井から吊り下げられた袋を一番先に獲得したチームが勝利となる
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■第9試合・ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント決勝戦
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●ケビン・ナイト
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19分53秒 フラミンゴドライバー→片エビ固め
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マイク・ベイリー○
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※ベイリーがALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント優勝
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備考
2022年11月26日、パンクラスMISSIONの佐藤光留が「凄いと言われる選手はインディーにもいる」として、新木場1stRINGで『ニコプロ presents インディージュニアの祭典「ぼくらはみんないきている」』を開催[16]、続いて2023年5月31日に同会場にて『ニコプロ presents インディージュニアの祭典「ぼくらはみんないきている2」』を開催した。
脚注
関連項目
外部リンク