ジャック・ド・サヴォワ=ヌムール(フランス語: Jacques de Savoie-Nemours, duc de Nemours、1531年10月12日 - 1585年6月15日)は、第2代ヌムール公・ジュネーヴ伯。1552年から1555年にかけての、ランスとメスの包囲戦、ピエモンテ遠征で知られる。
生涯
初代ヌムール公及びジュネーヴ伯フィリップ(サヴォイア公フィリッポ2世の息子、ルイーズ・ド・サヴォワの異母弟)と、妃シャルロット・ドルレアン=ロングヴィルの長男として、ヴォーリュイサンで生まれた。
ジャックはギーズ公の支持者であった。フランスでユグノーと戦い、ドーフィネとリヨネーで戦功を挙げた。ユグノー戦争で名をはせたが、晩年は所領のアヌシーに引退し、芸術の庇護者として暮らした。
子女
1566年、ギーズ公フランソワの未亡人アンナ・デステと結婚、4子をもうけた。
- シャルル・エマニュエル(1567年 - 1595年) - ヌムール公
- マルグリット(1569年 - 1572年)
- アンリ1世(1572年 - 1632年) - ヌムール公
- エマニュエル・フィリベール
参考文献