『サン・セバスチャンの攻防』(サンセバスチャンのこうぼう、英: La Bataille de San Sebastian、英: Guns for San Sebastian)は1968年のフランス・イタリア・メキシコ・アメリカ合衆国の西部劇映画。監督はアンリ・ヴェルヌイユ、出演はアンソニー・クイン、アンジャネット・カマー(英語版)、チャールズ・ブロンソンなど。ウィリアム・バービー・ファハティの1962年の小説『サンセバスチャンの防壁(A Wall for San Sebastian)』を原作としている[1]。
マカロニ・ウェスタンとしては、ロケ撮影をヨーロッパ諸国に置き換えず舞台通りのメキシコで行った稀な作品として知られる[要出典]。
ストーリー
スペイン領のメキシコにて、反スペインの疑いをかけられたアラストレーは駐屯軍の追跡を受け、教会に逃げ込む。教会の管理者であるジョセフ神父は追ってきた駐屯軍を追い払い、アラストレーを保護する。
その後、苛烈な追跡に耐えられなくなった2人はサンセバスチャンまで逃げるが、ジョセフ神父は死に、アラストレーは村娘のキニータに保護される。
ところで、この地はヤキ族との戦いで荒廃していたが、もともと積極的なアラストレーは村の再建に乗り出す。また、彼はジョセフ神父の僧衣を着ていたことから、ニセ神父として活動することとなる。
だが、インディアンとの戦いにより村は再び荒廃し、最後の手段として自分たちで作ったダムを爆破して敵を一網打尽にする。
その後、数年ぶりにミサが行われることとなったが、見に来た軍人の一人がアラストレーの正体を知ったため、彼はキニータとともに村を去る。
キャスト
スタッフ
- 日本語版
※NETテレビ版
出典
外部リンク