コーヨーチカラとは日本の競走馬である。主戦騎手は領家政蔵。「関西の秘密兵器」の元祖的存在として知られる。
戦績
デビューから2戦は5着・6着と振るわなかったが、その後は地元である関西で未勝利戦と特別戦を合わせて3連勝を飾り、関東初挑戦となったNHK杯では2着に4馬身を付ける圧勝劇を演ずる。その結果、本番の第43回東京優駿ではトウショウボーイ・テンポイントに次ぐ3番人気という高い評価を受けることとなった。しかし、東京優駿の結果は15着と期待を大きく裏切るものとなった。領家にとってはこの年の東京優駿は騎手として挑む唯一の事例だった。
その後は第37回菊花賞で高橋成忠を鞍上にグリーングラス・テンポイント・トウショウボーイに次ぐ4着と健闘したのを最後に引退した。
引退後の所在は不明である。
血統表
- 近親
- 半姉フシミアカリ(父ムーティエ)の孫にロンスパーク(鳴尾記念)がいる。
参考文献
- 『競馬名馬読本2 - 個性馬たちのバトルロイヤル』(宝島社、1994年)
- 野田俊樹「コーヨーチカラ - 元祖’’関西の秘密兵器’’」
外部リンク