カーディフ・シティFC(ウェールズ語: Clwb Pêl-droed Dinas Caerdydd、 英語: Cardiff City Football Club)は、ウェールズの首都カーディフを本拠地とするサッカークラブである。
1899年にリヴァーサイドAFC(Riverside A.F.C.)として創設され、1908年にカーディフ・シティ(Cardiff City)に改名。1910-11シーズンからサザンフットボールリーグに所属。1920-21シーズンにイングリッシュ・フットボールリーグ(2部)に昇格。
1927年には、イングランド以外のクラブとして唯一、FAカップ優勝を果たし、1925年および2008年には準優勝した。ウェルシュカップはレクサムに次ぐ22回の優勝を誇る。
概要
ウェールズのリーグには参加しておらず、イングランドのリーグに越境参加しているクラブのひとつ。2019年8月現在までにイングランドの最上位リーグでプレイしたウェールズのクラブは、カーディフ・シティと、そのライバルのスウォンジー・シティの2クラブしかない。
1927年のアーセナルとのFAカップ決勝戦はBBCラジオにより世界で初めてライブ中継されたサッカーの試合としてもよく知られている。
1961-62シーズンを最後に最上位リーグからは離れ、1986年以降はしばらく3、4部相当リーグに沈んでいたが、2003年以降はフットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部相当)に定着。
2009-10シーズンから3季連続でプレミアリーグ昇格プレーオフでプレミアリーグ昇格を逃していたが、2012-13シーズンにチャンピオンシップで2位以内に入り、1961-62年シーズン以来のトップリーグへの昇格を決めた[2]。序盤はマンチェスター・シティに勝利するなど出だしは好調だったが、徐々に低迷し、マーキー・マッケイ監督とヴィンセント・タン会長との間に冬の移籍市場での補強を巡り確執が生じ、マッケイ監督が「(冬の市場で)3選手を獲得したい」と公言したことが、タン会長の逆鱗に触れ、2013年12月27日に解任された。後任にモルデFKの監督を務めていたオーレ・グンナー・スールシャールが就任した。チームにフィット出来なかったピーター・オデムウィンギー、アンドレアス・コルネリウスを早々に見切りをつけ、 スールシャール監督の古巣マンチェスター・ユナイテッドからファビオ、ウィルフレッド・ザハらを獲得し巻き返しを図るも、状況は一変せず、ニューカッスルに0-3で敗れ、最終戦を待たずにチャンピオンシップ降格が決まった。
歴史
タイトル
国内タイトル
- ウェルシュカップ:22回
- 1911–12, 1919–20, 1921–22, 1922–23, 1926–27, 1927–28, 1929–30, 1955–56, 1958–59, 1963–64, 1964–65, 1966–67, 1967–68, 1968–69, 1969–70, 1970–71, 1972–73, 1973–74, 1975–76, 1987–88, 1991–92, 1992–93
国際タイトル
なし
過去の成績
欧州の成績
現所属メンバー
- 2024年7月18日現在[3]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。
ローン移籍選手
- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手
関連項目
脚注
外部リンク
|
---|
2023-24クラブ | |
---|
過去のクラブ | |
---|
記録と表彰 | |
---|
スポンサー | |
---|
関連大会 | |
---|
シーズン | |
---|
参照 | |
---|