Z200(ゼットにひゃく)は、川崎重工業(オートバイ製造事業部、現・カワサキモータース)が製造販売していたオートバイ。
概要
1970年代後半から1980年頃まで販売されていたオートバイ。排気量198ccの空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒エンジン、前輪にワイヤー(メカニカル)式シングルディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキを装備する極めてシンプルなモデルである。当時の単気筒では最大排気量。車体カラーは青メタリック、黒メタリック。その他、シルバーメタリック、赤メタリックがある。1980年のカタログ価格は240,000円。シンプルな車体と軽量な車重から初心者や女性ライダー向けともカタログにうたわれていた。実際には、当車種をターゲットとしていた初心者や女性ライダーではなく、単気筒エンジン独特のテイスト(味わい)を好む男性ライダーたちに支持された。
数度マイナーチェンジを繰り返した後、1980年に排気量が246ccにアップ(のち249ccにアップ)された、後継のモデルZ250FSにバトンタッチした。
現在では個体数も少なく、レア車として扱われている。
参考文献
- 『モーターサイクリスト』1982年10月号臨時増刊「国産モーターサイクルのあゆみ・パート3」
外部リンク
|
---|
50 - 125 cc | | |
---|
126 - 250 cc | |
---|
251 - 400 cc | |
---|
401 - 750 cc | |
---|
751 cc - | |
---|
系列 | |
---|
競技車両 | |
---|
カテゴリ |