オール日本スーパーマーケット協会(オールにほんスーパーマーケットきょうかい[1]、All Japan Supermarket Association、略称:AJS)は、日本の食品スーパーマーケットチェーン事業者による任意団体。
概要
1962年、西日本に拠点を持つスーパーマーケット15社が勉強会を立ち上げたのが活動の源流である。現在も「知恵の共同仕入れ」を合言葉にしており、数多くの研修会を開催している。また、しばしばテレビ等で取り上げられている「チェッカーフェスティバル」(レジ係の技術・接客を競うコンテスト)の主催団体でもある。その他にAJSとして様々な研修会(セミナー)の企画・実施を行っている。会員企業、賛助会員、一部のメーカーがこれらのセミナーに参加出来る。有名な所では前説のチェッカーフェスティバルに合わせて、新入社員訓練や経営研修会、各部門チーフ・バイヤー研修会等がある。
同じような組織に「CGCグループ」(シジシージャパン)、「ニチリウグループ」(日本流通産業)、「八社会」があるが、それらの組織とは異なり一般企業ではなく任意団体である。
関連会社として、プライベートブランド「くらし良好」商品の企画、販売等を行うコプロ株式会社を有する。
なお、名誉会長の荒井伸也(安土敏)は映画「スーパーの女」(伊丹十三監督)の原作者であり、映画化に際し同協会も制作に協力している。
基礎データ
いずれのデータも公式サイトより[2]。
- 本部 - 大阪府大阪市淀川区西宮原2-1-3(SORA新大阪21)
- 加盟企業数 - 60社(2024年3月現在、海外正会員2社を含むデータ)
- 総店舗数 - 4,056店舗(同)
- 総売上高 - 3兆2,046億円(同)
- 賛助会員数 - 376社(2023年12月現在)
沿革
役員
2023年6月現在。役員は会員企業の取締役社長で構成され、メンバーは年1回の定期総会及び役員会で承認される。
- 会長 田尻一(コプロ代表取締役社長)
- 副会長 福谷耕治(関西スーパーマーケット代表取締役社長)
- 副会長 服部哲也(サミット代表取締役社長)
- 副会長 前原宏之(とりせん代表取締役社長)
- 副会長 田中康男(丸久代表取締役社長)
- 副会長 中野義久(ヤマナカ代表取締役社長)
- 常務理事 中村伸一郎(コプロ常務取締役)
- 理事 松本英男(スーパーアルプス代表取締役社長)
- 理事 中村憲治(エレナ代表取締役社長)
- 理事 萩原清(デリシア代表取締役社長)
- 理事 秦雅秀(紅屋商事代表取締役社長)
- 理事 高木大(マルイチ代表取締役)
- 理事 梅林裕暁(丸合代表取締役社長)
- 監事 若井禎彦(かましん代表取締役社長)
- 監事 曽根誠司(田子重代表取締役会長)
- 名誉会長 荒井伸也(元サミット会長、元AJS会長)
- 特別顧問 玉置泰(セブンスター代表取締役会長兼社長)
- 特別顧問 松本隆文(マツモト代表取締役会長)
- 特別顧問 中山保彦(マツヤスーパー代表取締役会長)
会員企業
現行
全60社(2024年3月現在)、並び順と地区分けは公式サイト「会員企業一覧」[2]に準ずる。
北海道・東北
関東
北陸・中部・東海
近畿
中国・四国
九州
海外
主な過去の会員企業
関連項目
脚注
注釈
出典
外部リンク