オイジュス(古希: Ὀϊζύς, Oizys, 苦悩の意)は、ギリシア神話の神である。苦悩の擬人化。
ヘーシオドスの『神統記』によると、夜の女神ニュクスが1人で生んだ子で[1]、モロス(定業)、ケール(死の運命)、タナトス(死)、ヒュプノス(眠り)、オネイロス(夢)、モーモス(非難)、ヘスペリスたち、モイラ3姉妹(クロートー、ラケシス、アトロポス)、ネメシス(義憤)、アパテー(欺瞞)、ピロテース(愛欲)、ゲーラス(老い)、エリス(争い)と兄弟である[2]。
系図
脚注
- ^ ヘーシオドス、214行。
- ^ ヘーシオドス、211行-225行。
参考文献