アルゲース(古希: Αργης, Argês)は、ギリシア神話に登場する単眼の巨人キュクロープス3兄弟の1人である。別名はアクモーニデース(Acmonides)[1]やピュラクモーン(Pyracmon)[2]である。その名は古典ギリシア語で「落雷[3]」を意味する。
長母音を省略してアルゲスとも表記される。
ガイアとウーラノスの子で、ステロペースとブロンテースの兄弟である[4][5]。ウーラノスは恐れて、キュクロープスとヘカトンケイルをガイアの腹の中に隠した[6]。その後、ティーターノマキアーの際にゼウスによって解放され、兄弟とともにゼウスの雷を鍛えた[7][8]。
脚注
参考文献