イエス feat. ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン

イエス feat. ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン
フランス・サン・ジュリアン・アン・ジュヌボア公演(2017年7月)
右からトレヴァー・ラビン、ルイ・モリノIII、ジョン・アンダーソン、リー・ポメロイ、リック・ウェイクマン
基本情報
別名 アンダーソン/ラビン/ウェイクマン (2010–2017)
ジャンル プログレッシブ・ロックポップ・ロック
活動期間 2010–2018[1]
レーベル イーグル・レコーズ、ワードレコーズ
旧メンバー ジョン・アンダーソン
トレヴァー・ラビン
リック・ウェイクマン
リー・ポメロイ
ルイ・モリノ III英語版

イエス feat. ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン[2](イエス フィーチャリング ジョン・アンダーソン トレヴァー・ラビン リック・ウェイクマン、Yes Featuring Jon Anderson, Travor Rabin, Rick Wakeman)、あるいはアンダーソン/ラビン/ウェイクマンAnderson, Rabin and Wakeman、略称ARW)とは、2010年から2018年まで存在したプログレッシブ・ロックバンドイングランドのプログレッシブ・ロック・バンドであるイエスの元メンバーであるジョン・アンダーソンボーカルアコースティック・ギター)、トレヴァー・ラビンギター、ボーカル)、リック・ウェイクマンキーボード)によって結成された。

概要

アンダーソンら3人はいずれもイエスに10年以上在籍したが、3人が同時に在籍したのは1991年から翌92年まで行われたユニオン・ツアーの間だけだった。彼等は2011年に新曲の制作を開始し、2016年には正式にARWを結成した。同年10月、アルバム制作を後回しにしてデビュー・ツアーであるAn Evening of Yes Music and More Tourを開始し、翌2017年に至るまで世界各地でライブを行った。このツアーにはベーシストのリー・ポメロイとドラマールイ・モリノ III英語版がサポートメンバーとして参加した。2017年4月に3人がイエスの活動によりロックの殿堂入りする[3]と、バンド名をイエス フィーチャリング ジョン・アンダーソン トレヴァー・ラビン リック・ウェイクマンに変更した[4]

2018年にはイエス結成50周年を記念したツアーを行ったが、その後目立った活動はなく、2020年には解散が確認された[5]

来歴

結成

ジョン・アンダーソン(ボーカル)、トレヴァー・ラビン(ギター、ボーカル)、リック・ウェイクマン(キーボード)はいずれも過去イエスに在籍していた。アンダーソンはクリス・スクワイア(ベース、ボーカル)らと共に1968年にイエスを結成し、2度の脱退と再加入を経て2008年まで在籍した[6]。ウェイクマンは1971年に加入し、4度もの脱退および再加入を経て2004年まで在籍した[7]。ラビンは1983年から1995年まで在籍した[8]

3人が同時に在籍したのは1991年から翌年にかけて行われたユニオン・ツアーの期間だけだった。同ツアー終了後にアンダーソンとラビンらによって制作されたアルバム『トーク』には当初ウェイクマンの参加も予定されていたが最終的には実現しなかった[9]。ラビンと共にイエスのスタジオ・アルバムを制作できなかったことはウェイクマンにとって心残りだった[10]

彼等がイエスを離れた後、3人のうちの2人が共同して様々な活動をすることがあった。3人での活動の可能性が初めて公表されたのは、2010年2月6日、ウェイクマンがパーソナリティを務めていたラジオ番組『プラネット・ロック英語版』においてだった。彼は自分とラビン、そして名を明かすことができないイエスの元メンバー数人の間で新作アルバムを制作する話が最近持ち上がっていると明かした[11]。その後、匿名とされていたメンバーの一人がアンダーソンであることが明らかになった。この他にビル・ブルフォード(ドラムス)が参加するとの噂もロック雑誌で報じられた[12][13]。憶測が憶測を呼ぶような状況が数週間続いたあと、同年5月にブルフォードはブログで自分が2009年にドラマーとしての活動から引退したことを強調したうえで、前述のメンバーからの招待などなかったと明言して新作アルバムへの関与を真っ向から否定した[14]。その後、3人のソロ活動やスケジュールの都合などの理由により、このプロジェクトの進展は停滞した[15][16]。同年10月にラビンはこのプロジェクトは現時点では何も進捗がないとしながらも、3人はいずれもプロジェクトの進行を強く切望しているとも述べた[17]。そして2011年、ついに制作活動が開始された[18]

2015年6月にスクワイアが亡くなったことをきっかけに、3人は新曲の収録や、演奏すべきと感じたイエスの曲を披露するための活動をより押し進めた[19][20]。同年12月、1970年代にイエスのマネージャーを務め、最近ではウェイクマンのマネージャーを3年務めていたブライアン・レーンが3人にバンドを正式に結成するよう促した。当時ラビンは映画音楽の制作から少し離れて休息を取りたいと考えており、バンドの結成にはちょうど良い時期であると感じていた。ウェイクマンもこのプロジェクトに注力するためのスケジュール調整を済ませていた[21][19]。2016年1月9日、ついにラビンは同年後半に3人でツアーを行う予定であるとフェイスブックに発表した。2日後の11日、アンダーソンはバンドの名前をアンダーソン/ラビン/ウェイクマンAnderson, Rabin and Wakeman、略称ARW)とすることを公表した[22]。同月後半には、レーンがARWのマネージャーになることがウェイクマンによって明らかにされた[19][20]。ラビンはARWがイエスのライバルとなるべくして結成されたのではないことを強調し、自分達はイエスに対して何らネガティブな感情を持ってはいないと断言した[23]。当時のイエスのメンバーだったジェフ・ダウンズ(キーボード)はARW結成のニュースを歓迎し[22]スティーヴ・ハウ(ギター、ボーカル)もARWの成功を祈った[24]

ツアーと名称の変更

2016年6月になるとARWは当初の計画を変更して、アルバム制作よりも先にツアーを行うこととした[25][26]。アンダーソンはこの変更の要因に、ツアーや音楽の交流にかける時間が少ないことと、アルバムを制作するにも何をどのように収録するべきかが定まっていないことを挙げた。さらに「グループを確立すること」が重要であるとも述べた[27][28]。ツアーに向けた準備は2016年中頃からロサンジェルスで開始され[29]、アンダーソンとラビンに加えてイギリス人のリー・ポメロイ(ベース)とアメリカ人のルイ・モリノIII(ドラムス)という2人のサポート・ミュージシャンが参加した。彼等はそれぞれウェイクマンとラビンのバンドのメンバーを長い間務めていた[30][31]。8月上旬になるとウェイクマンも参加して、1週間のリハーサルが行われた[29]。5人に加えて、アメリカ人マルチプレイヤーのゲイリー・キャンブラも参加予定であったが、すぐに取りやめとなった[30]。ディレクターにはレーンの要請によりラリー・マジッドが就くことになった。マジッドは1971年に初めてイエスと仕事をして以来、メンバーとは常に良い関係を保っており。ARWに対しても好印象を抱いた。ステージの美術と照明はジョナサン・スミートン英語版が担当することとなった[32]

ARWのデビュー・ツアーとなるAn Evening of Yes Music and More Tourは2016年10月から1年に渡って行われ、北アメリカ、ヨーロッパ、日本を含むアジア、中東でコンサートが開催された[33]。『イエス・サード・アルバム』から『結晶』までのイエスの曲に加え、アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウの『閃光』の収録曲まで演奏された[33][34]

2017年4月7日、イエスはロックの殿堂入りを果たした[3]。ARWの3人も殿堂入りのメンバーに選ばれ、当時イエスに在籍していたハウ、アラン・ホワイト(ドラムス)らと共に受賞式に登場した[35]。2日後、ARWはイエス feat. ジョン・アンダーソン・トレヴァー・ラビン・リック・ウェイクマンYes Featuring Jon Anderson, Travor Rabin, Rick Wakeman)と改名することを発表した[4]。この名前は既にAn Evening of Yes Music and More Tourの欧州公演で用いられていた。

2018年7月から9月にかけて、イエス結成50周年を記念したQuintessential Yes: The 50th Anniversary Tourが行われた。当初の計画では日本を含む世界各地で100公演を行う予定であったが[36]、ラビンはこれに反対し、そうではなくなることを示唆した[37]。その後アンダーソン夫人とウェイクマン夫人が乳癌に罹患していることが判明し、ウェイクマン夫人の罹患はツアーの短縮をもたらした[38][39]

2018年9月7日には、2017年3月25日の公演を録音・録画したライブ・アルバム及びライブ・ビデオ、『ライブ・アット・ザ・アポロ』がイーグル・レコードより発売された[40][41]

スタジオ・アルバムの制作中止と解散

スタジオ・アルバムの制作は2011年4月から行われていた。初期にはアンダーソンとラビンが自宅スタジオにて収録した録音ファイルをオンライン上で共有して互いの音楽的アイディアを交換していた[42]。後にウェイクマンもこれに加わった[43]。アンダーソンは自分達の曲を「ユニークである」と表現し[22]、またウェイクマンも「非常に新鮮で、生命やエネルギー、メロディーに満ち溢れている」とした[19]。この後、ラビンが映画音楽の制作に費やす時間や家族との時間を必要とし、またウェイクマンも他のプロジェクトにより多忙となったため、2012年3月頃には制作が停滞した[44]。6ヶ月後、ウェイクマンが追加のアイディアをアンダーソンに送ったことにより制作活動が再開し[45]、2016年6月にラビンは、「曲のアイディアの断片」が集まりつつあり、レコード会社からオファーもすでにあったが、音楽の方向性を3人で管理できるようにするために全て断ってきた、と語った[25]。その3ヶ月後、3人はデビュー・ツアーとなるAn Evening of Yes Music and More Tourにおいて新曲を一切演奏しないことにした。これは新曲制作中にブートレグ音源がネット上に出回ることを危惧しての決定だった[46]。アルバムは2018年末から2019年の早い時期に発表されると公表されていたが[47][48]、いつになっても発表日どころかタイトルさえ発表されなかった。アンダーソンは、アルバムに長尺曲が含まれる可能性があるため、1つのアイディアとして3段階に分けてリリースするかもしれないと明かした[49]

2018年7月には初のオリジナル曲『Fragile』が、スティーヴ・ジョーンズがパーソナリティを務めるロサンジェルスのラジオ局KLOS-FM英語版の番組『ジョーンジーズ・ジュークボックス』で初公開された[50]。この曲は元々2015年にラビンが音楽制作として参加したアメリカのドラマシリーズ『Agent X英語版』でエンディング曲として初めて用いられた曲を発展させたものだった[50]

2019年の3月に、アンダーソンは今後のツアー活動とアルバム制作の見込みが一切立っていないことを明らかにした[1][51][52][53][54]。バンドのマネジメント不足や、新曲制作を発表するべきかあるいはイエスの既存の曲の演奏だけに終始するのかについて結論が出なかったことが理由だった。同年7月、ウェイクマンはバンドを2020年のツアーで再結成してから「蓋を閉める」予定であると語った。しかし新曲が公開される可能性を完全には否定せず、それは曲のクオリティに左右されるとした。そして「私達が誇りに思えるような、そしてイエスのファンが待ち望んでいたであろう音楽を最後に発表すると思いたい」と述べた[55]

しかし再結成は実現しなかった。2020年、ラビンはバンドが解散したと発表した。ウェイクマンは理由として、自分はイギリスに住み続けておりカリフォルニアに居住しているアンダーソンやラビンとアイディアを共有するにはオンラインでなければならないことを挙げた。同年初めにはレーンがマネージャーの職から解任され、ウェイクマンのソロ活動のマネジメントへと戻ることになった[5][56]

「イエス」の名称権

「イエス」という名称は、スクワイアが2015年に死去した時点において、アンダーソン、スクワイア、ハウ、ホワイトに共有されていた。スクワイアの生前にはアンダーソンとの間で、「イエス」の名称はスクワイアが所属しているグループだけが使用できる旨の紳士協定が結ばれていた[57]。2018年にアンダーソンが明かしたところによると、スクワイアの妻であるスコットランドが、両方のグループが「イエス」という名称を使って良いのではないか、と述べた[58]

ディスコグラフィ

ライヴ・アット・ザ・アポロ

『ライヴ・アット・ジ・アポロ』
イエス feat. ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマンライブ・アルバム
リリース
録音 2017年3月25日
O2・アポロ・マンチェスター英語版
ジャンル プログレッシブ・ロックポップ・ロック
時間
レーベル イーグル・レコーズ、ワードレコーズ
プロデュース ジム・パーソンズ
チャート最高順位
  • 25位(スイス・ロマンド地方)[59]
  • 26位(ドイツ)[60]
  • 43位(スイス)[61]
  • 60位(イギリス)[62]
  • 71位(オーストラリア)[63]
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ライヴ・アット・ザ・アポロLive at the Apollo)は、イエス feat. ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマンが2022年現在唯一発表しているライブ・アルバム及び同名のライブ・ビデオである。An Evening of Yes Music and More Tour のイギリス・マンチェスター公演が収録されている[40][41]

収録曲

Disc 1
#タイトル作詞作曲・編曲
1.イントロ / シネマ / パーペチュアル・チェンジ(Intro / Cinema / Perpetual Change)  
2.ホールド・オン(Hold On)  
3.アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル(I've Seen All Good People)  
4.リフト・ミー・アップ(Lift Me Up)  
5.同志(And You & I)  
6.リズム・オブ・ラヴ(Rhythm Of Love)  
7.燃える朝焼け(Heart Of The Sunrise)  


Disc 2
#タイトル作詞作曲・編曲
1.変革(Changes)  
2.遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ(Long Distance Runaround / The Fish (Schindleria Praematurus))  
3.アウェイクン(Awaken)  
4.メイク・イット・イージー / ロンリー・ハート(Make It Easy / Owner Of A Lonely Heart)  
5.ラウンドアバウト(Roundabout)  

ツアー

  • An Evening of Yes Music and More Tour(2016年10月 - 2017年10月)
  • Quintessential Yes: The 50th Anniversary Tour(2018年6月 - 9月)

日本公演

  • Yes featuring Jon Anderson, Trevor Rabin, Rick Wakeman —An Evening of Yes Music and More—(2017年)
    • 4月17日、18日、19日 東京・Bunkamura オーチャードホール
    • 4月21日 尼崎・あましんアルカイックホール
    • 4月22日 広島・広島クラブクワトロ
    • 4月24日 名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール

メンバー

サポート・メンバー

  • リー・ポメロイ - ベース、ペダル・ベース、バック・ボーカル
  • ルイ・モリノ III英語版 - ドラム、パーカッション、バック・ボーカル
  • イアン・ホーナル - ベース、バック・ボーカル(2017年の日本ツアーおよび2018年の欧州ツアー[64][65]

出典

  1. ^ a b Greene, Andy (19 March 2019). “Jon Anderson on His New Solo Album, Why He's Ready for a Yes Reunion”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/music-features/yes-jon-anderson-interview-new-album-reunion-809684/. 
  2. ^ ワードレコーズ・ダイレクト / 全商品”. 2022年12月5日閲覧。
  3. ^ a b 2017 Rock Hall profiles: Yes induction an overdue tribute to a prog rock pioneers” (31 March 2017). 2022年12月5日閲覧。
  4. ^ a b ARW Change Name to 'Yes Featuring Jon Anderson, Trevor Rabin, Rick Wakeman'”. Ultimate Classic Rock. 2022年12月5日閲覧。
  5. ^ a b Where are they now? – Yes feat. Anderson Rabin Wakeman”. www.bondegezou.co.uk. 2022年12月5日閲覧。
  6. ^ Welch 2008, p. 2, 3.
  7. ^ Welch 2008, p. 109, 110, 289.
  8. ^ Welch 2008, p. 202, 239.
  9. ^ Welch 2008, p. 236.
  10. ^ Welch 2008, p. 232.
  11. ^ Wakeman, Rick (6 February 2010). Rick's Place. 該当時間: 10:00 a.m.–12:00 a.m. プラネット・ロック英語版. Just last week, a discussion took place between myself, Trevor and a couple of other ex-members of Yes who will remain nameless ... about doing just that, about doing an album, and I think the odds are extremely high that it will happen this year.
  12. ^ Dome, Malcolm (March 2010). “Trevor Rabin Interview”. Classic Rock Presents... Prog (14). 
  13. ^ Mettler, Mike (Fall 2016). “Saying Yes to Seizing the Moment”. Progression (70). 
  14. ^ Bruford, Bill (18 May 2010). “BillBruford.com”. 23 May 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。20 January 2016閲覧。
  15. ^ Composer Trevor Rabin & Rockers The Golden Ghosts”. emPOWERme.tv (26 May 2012). 26 January 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。20 January 2016閲覧。
  16. ^ Prasad, Anil (2011年). “Innerviews: Rick Wakeman – Different routes”. Innerviews. 20 January 2016閲覧。
  17. ^ Weiss, Arlene R. (21 October 2010). “Trevor Rabin Interview: Guitarist, Composer, Performer”. Guitar International. 20 February 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。20 January 2016閲覧。
  18. ^ Deriso, Nick (13 April 2011). “Something Else! Interview: Former Yes frontman Jon Anderson – Something Else!”. 2022年12月6日閲覧。
  19. ^ a b c d Munro, Scott (19 January 2016). “Rabin, Anderson, Wakeman taking a 'fresh' approach”. Team Rock. 20 January 2016閲覧。
  20. ^ a b Wakeman, Rick. “RWCC > GORR January 2016”. 2022年12月6日閲覧。
  21. ^ Jon Anderson Interview July 2016”. IMDJ Radio (July 2016). 25 January 2017閲覧。
  22. ^ a b c Giles, Jeff (13 January 2016). “Are Ex-Yes Members Jon Anderson, Rick Wakeman and Trevor Rabin Touring Together in 2016?”. 15 January 2016閲覧。
  23. ^ Tady, Scott (2016年10月1日). “Trevor Rabin talks Heinz Hall concert with fellow Yes-men”. The Times Online. 2017年1月27日閲覧。[リンク切れ]
  24. ^ Kielty, Martin (22 August 2016). “Steve Howe: Good luck to Anderson Rabin Wakeman”. Team Rock. 27 January 2017閲覧。
  25. ^ a b Hoffman, Chris (15 June 2016). “Trevor Rabin talks about reuniting with former Yes bandmates”. News for San Antonio. 18 June 2016閲覧。
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  27. ^ Greene, Andy (2016年9月19日). “Jon Anderson on New Yes Spinoff Band, Rock and Roll Hall of Fame Chances”. Rolling Stone. 2016年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月21日閲覧。
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  29. ^ a b Kielty, Martin (17 August 2016). “Anderson Rabin Wakeman are 5-piece says Rick”. Team Rock. 27 January 2017閲覧。
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  37. ^ Celluloid Tunes # 57: Trevor Rabin in Oslo (19th International Edition)” (19 June 2018). 2022年12月6日閲覧。
  38. ^ Prog, #110, p. 33
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参考文献

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American pioneer (1830–1928) Ezra MeekerMeeker in 19211st Mayor of Puyallup, WashingtonIn officeAugust 1890 – January 1891Preceded byOffice establishedSucceeded byJames MasonIn officeJanuary 1892 – January 1893Preceded byJames MasonSucceeded byL. W. Hill1st Postmaster of Puyallup, Washington TerritoryIn office1877–1882Preceded byOffice establishedSucceeded byMarion Meeker Personal detailsBornEzra Manning Meeker(1830-12-29)December 29, 1830Butler County, Ohio, U.S.Die...

This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed.Find sources: Cynic Paradise – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (March 2021) (Learn how and when to remove this template message) 2008 studio album by PainCynic ParadiseStudio album by PainReleased31 October 2008StudioAbyss studio, Pärlby, Sweden[1 ...

 

Clemson-class destroyer For other ships with the same name, see USS Decatur. History United States BuilderMare Island Naval Shipyard Laid down15 September 1920 Launched29 October 1921 Commissioned9 August 1922 Decommissioned28 July 1945 Stricken13 August 1945 FateSold for scrap, 30 November 1945 General characteristics Class and typeClemson-class destroyer Displacement1,215 tons Length314 ft 5 in (95.83 m) Beam31 ft 9 in (9.68 m) Draft9 ft 10 in (3 ...

 

American football player (born 1989) American football player Rob GronkowskiGronkowski in 2019No. 87Position:Tight endPersonal informationBorn: (1989-05-14) May 14, 1989 (age 34)Amherst, New York, U.S.Height:6 ft 6 in (1.98 m)Weight:265 lb (120 kg)Career informationHigh school:Woodland Hills(Churchill, Pennsylvania)College:Arizona (2007–2009)NFL Draft:2010 / Round: 2 / Pick: 42Career history New England Patriots (2010–2018) Tampa Bay Bucca...

Part of a series onCalligraphy By region Arabic (Islamic) Chinese Cyrillic Georgian Indian Japanese Korean Mongolian Persian Serbian Tibetan Turkish Vietnamese Western First page of Paul's epistle to Philemon in the Rochester Bible (12th century). A modern calligraphic rendition of the word calligraphy (Denis Brown, 2006) Western calligraphy is the art of writing and penmanship as practiced in the Western world, especially using the Latin alphabet (but also including calligraphic use of the C...

 

BridgeLeamington Lift BridgeThe bridge raised to allow a boat to passCoordinates55°56′29″N 3°12′40″W / 55.941309°N 3.211048°W / 55.941309; -3.211048CrossesUnion CanalCharacteristicsMaterialSteelNo. of spans1HistoryDesignerArmstrong WhitworthConstruction end1906Location The Leamington Lift Bridge is a lift bridge that crosses the Union Canal near its terminus at Lochrin Basin in Edinburgh. History The bridge was installed around 1906 where Fountainbridge cro...

 

Member of the Sicilian Mafia Michele The Pope GrecoBorn(1924-05-12)12 May 1924Ciaculli, Sicily, ItalyDied13 February 2008(2008-02-13) (aged 83)Rome, ItalyOther namesIl PapaOccupationMafiosoCriminal statusDeceased(imprisoned from 1992)SpouseRosa GrecoChildren1RelativesSalvatore The Senator Greco (brother)Salvatore Ciaschiteddu Greco (cousin)AllegianceSicilian MafiaConviction(s)Mafia associationMultiple murdersCriminal chargeMafia associationMultiple murdersPenaltyLife imprisonment Mi...

G.I. Joe: RetaliationSutradara Jon M. Chu Produser Lorenzo di Bonaventura Brian Goldner Ditulis oleh Rhett Reese Paul Wernick BerdasarkanG.I. Joeoleh HasbroPemeran Dwayne Johnson D.J. Cotrona Byung-hun Lee Adrianne Palicki Ray Park Jonathan Pryce Ray Stevenson Bruce Willis Channing Tatum Penata musikHenry JackmanSinematograferStephen F. WindonPenyunting Roger Barton Jim May Perusahaanproduksi Di Bonaventura Pictures Hasbro[1] Skydance Productions[2] Distributor Paramount...

 

Advancing monsoon clouds and showers in Aralvaimozhy, near Nagercoil, India Ang habagat (iningles: monsoon) ang tradisyonal nga gihubit nga ingon sa hangin gibali ang matag panahon, inubanan sa katugbang nga mga kausaban sa ulan,[1] apan karon nga gigamit sa paghulagway sa seasonal mga kausaban sa atmosperang sirkulasyon ug ulan nga nakig-uban sa mga asymetriko pagpainit sa yuta ug sa dagat.[2][3] Kasagaran, ang termino nga habagat gigamit sa pagtumong sa ting-ulan nga...

 

This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed.Find sources: Bafia people – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (July 2010) (Learn how and when to remove this template message) BafiaBaepakDanse BafiaTotal population127,000Regions with significant populationsCentre Region (Cameroon)LanguagesBafiaReligionCatholicis...

Georgia State University Sports ArenaLocation125 Decatur St SE, Atlanta, Georgia 30303Coordinates33°45′5″N 84°23′10″W / 33.75139°N 84.38611°W / 33.75139; -84.38611OwnerGeorgia State UniversityOperatorGeorgia State UniversityCapacity3,854[1]ConstructionBroke ground1972Opened1973TenantsGeorgia State Panthers (Men's and women's basketball (1973-2022), women's volleyball (1973-present) The Georgia State University Sports Arena is an indoor arena located...

 

  Iguanodon Rango temporal: 126 Ma - 113 Ma PreЄ Є O S D C P T J K Pg N Cretácico inferior TaxonomíaReino: AnimaliaFilo: ChordataClase: SauropsidaSuperorden: DinosauriaOrden: OrnithischiaSuborden: NeornithischiaInfraorden: Ornithopoda(sin rango): IguanodontiaSuperfamilia: HadrosauriformesFamilia: IguanodontidaeGénero: IguanodonMantell, 1825Especie tipo Iguanodon bernissartensisBoulenger, 1881 (neotipo)Otras Especies Iguanodon galvensis Verdú et al., 2015[1]​ Iguanod...

 

Colonial attempts by Austria A map showing the places that have been Austrian or Austro-Hungarian colonies and concessions, at different times. From the 17th century through to the 19th century, the Habsburg monarchy, Austrian Empire, and (from 1867 to 1918) the Austro-Hungarian Empire made a few small short-lived attempts to expand overseas colonial trade through the acquisition of factories. In 1519–1556 Austria's ruler also separately ruled Spain, which did have a large colonial empire. ...

List of events ← 1850 1849 1848 1851 in New Zealand → 1852 1853 1854 Decades: 1830s 1840s 1850s 1860s 1870s See also: History of New Zealand List of years in New Zealand Timeline of New Zealand history The following lists events that happened during 1851 in New Zealand. Population The estimated population of New Zealand at the end of 1851 is 64,350 Māori and 26,707 non-Māori.[1] Incumbents Regal and viceregal Head of State – Queen Victoria Governor – Sir George Grey ...

 

This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed.Find sources: Travelling Man TV series – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (April 2023) (Learn how and when to remove this template message) British TV series or programme Travelling ManDVD coverWritten byRoger MarshallDirected bySebastian Graham Jones et...

 

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!