アントリン・アルカラス・ビベロス(Antolín Alcaraz Viveros, 1982年7月30日)は、パラグアイ・サン・ロケ・ゴンサレス出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー。
経歴
19歳の時にパラグアイのアマチュアクラブから、アルゼンチンのラシン・クルブへ移籍。2002年にはイタリア・セリエAのACFフィオレンティーナへ移籍するが、クラブが破産し4部に降格したため、すぐに移籍。USチッタ・ディ・パレルモのトライアウトを受けた[1]後、ポルトガル・スーペル・リーガのSCベイラ・マルへ移籍した。
ベイラ・マルでは半年でレギュラーに定着。2004-05シーズンには2部へ降格してしまうが、2005-06シーズンはキャプテンとして自身最多の31試合に出場して1シーズンでベイラ・マルを昇格させた。
2007年4月30日、ベルギーのクラブ・ブルッヘへの移籍が発表された。ブルッヘでは1シーズン目は控えとなるが、2シーズン目となる2008-09シーズンからはレギュラーを獲得。2シーズン連続のリーグ3位やUEFAヨーロッパリーグでの決勝トーナメント進出に貢献した。
2010年5月13日、プレミアリーグ、ウィガン・アスレティックFCへの移籍が発表された。
2013年7月9日、エヴァートンFCへ2年契約で完全移籍[2]。
2015年8月2日、プリメーラ・ディビシオンに昇格したUDラス・パルマスへ移籍[3]。翌年2月16日、リーガ・パラグアージャのクルブ・リベルタに移籍し母国に復帰した[4][5]。
代表
2008年11月に初めてパラグアイ代表に招集され、11月18日のオマーンとの親善試合で代表デビュー。
2010 FIFAワールドカップパラグアイ代表に選出され、初戦のイタリア戦ではセットプレーから代表初ゴールとなる先制点を記録。結局試合は引き分けに終わり、強豪相手の勝ち点獲得に貢献。アルカラス自身は大会選定のマンオブザマッチに選ばれた[6]。
コパ・アメリカ2011にも出場し、ベネズエラとのグループリーグ第3戦では同点ゴールを挙げた。
人物
2007年7月30日にアルゼンチン人のエバンヘリナと結婚し、同年11月10日には長男バレンティーノが生まれている。
タイトル
- クラブ
- ベイラ・マル
- ウィガン・アスレティック
出典
外部リンク