エンリケ・ダニエル・ベラ・トーレス(西: Enrique Daniel Vera Torres、1979年3月10日 - )は、パラグアイ・アスンシオン出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF。
来歴
クラブ
パラグアイの幾つかのクラブを渡り歩いた後、2004年にエクアドルへ渡る。2006年から在籍したLDUキトでは、2007年に地元紙選出の最優秀外国人選手に選出され[1]、2008年にはコパ・リベルタドーレス優勝に貢献した。翌シーズンにはクラブを離れてメキシコのクラブ・アメリカへ移籍するが、2009年にレンタル移籍で復帰し、コパ・スダメリカーナ優勝に貢献した。2010年、CFアトラスへ移籍するが、2011年からは三度LDUキトへ移籍した。キトのクラブで現役を終える事を望み[2]、2017年にアメリカ・デ・キトでプレーした後に現役を引退した。
代表
パラグアイ、エクアドル両国の国籍を持つが、パラグアイ代表監督ヘラルド・マルティーノの熱心な誘いもあってパラグアイ代表を選択した[3]。コパ・アメリカ2007で代表デビューを飾り、2008年11月、オマーンとの親善試合で初得点を記録した。2010 FIFAワールドカップのメンバーにも名を連ね、1次リーグの対スロバキア戦で1得点し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた[3]。
脚注
外部リンク