アランガ (Aranga )はスペイン 、ガリシア州 、ア・コルーニャ県 の自治体。コマルカ・デ・ベタンソス に属する。ガリシア統計局によると、2011年の人口は2,113人(2010年:2,126人、2009年:2,142人、2006年:2,230人、2005年:2,264人、2004年:2,274人、2003年:2,307人)[ 1] 。住民呼称はarangués/-esa。
ガリシア語 話者の自治体人口に占める割合は99.17%(2001年)。
地理
アランガは、ア・コルーニャ県の東部に位置し、コマルカ・デ・ベタンソスに属する。面積は119.6km2 で、北はイリショーア とモンフェーロ と、東はギティリス (ルーゴ県 )と、南はクルティス と、西はオサ・ドス・リオス とコイロス の各自治体と接している。自治体内をマンデオ川が流れる。
県都ア・コルーニャ からは、南東50kmの距離にある。平均高度はおよそ海抜262mである。
アランガはベタンソス司法管轄区に属す[ 3] 。
人口
住民は6の教区の140の地区(集落 )に居住する[ 1] 。
史跡・名所
サン・ビトリオ礼拝堂の周辺にはドルメン やカストロ など先史時代の遺跡が残されている。またコスタ・ド・サルにはペトログリフ や古墳 、その他の遺物が残されている。
フェルベンサス教区にはバジョ、カサレージョス、コトーラスの3つのカストロが残されている。また、斧や矢じりなどの遺物も発見されている。
ムニフェラル教区でもカストロが発掘されている。
宗教建築
ムニフェラル教会 - 12世紀建造のロマネスク教会。
サン・パイオ教会 - 17世紀のバロック建築の教会である。
クリスト礼拝堂には10世紀のものとされる真鍮製のサンタ・クルス(十字架)が保存されている。
サン・ビセンテ・デ・フェルベンサスのクルセイロ - 15世紀末から16世紀初頭にかけて造られた。
政治
自治体首長はガリシア国民党 (PPdeG)のアルベルト・プラータス・アルバレス(Alberto Platas Álvarez)[ 6] が、自治体評議員はガリシア国民党:6、ガリシア社会党 (PSdeG-PSOE):4、ガリシア民族主義ブロック (BNG):1となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[ 7] 。
1999年6月13日自治体選挙 [ 7]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
1,417
83.06%
10
PSdeG-PSOE
275
16.12%
1
首長当選者:ホセ・モスケーラ・マセイラス(PPdeG)
2003年5月25日自治体選挙 [ 7]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
1,017
57.36%
7
PSdeG-PSOE
647
36.49%
4
BNG
89
5.02%
0
首長当選者:マヌエル・ブラーニャス・アバッド(PPdeG)
2007年5月27日自治体選挙 [ 7]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
853
48.41%
6
PSdeG-PSOE
656
37.23%
4
BNG
240
13.62%
1
首長当選者:マヌエル・ブラーニャス・アバッド(PPdeG)
2011年5月22日自治体選挙 [ 7]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
846
50.39%
6
PSdeG-PSOE
593
35.32%
4
BNG
231
13.76%
1
首長当選者:アルベルト・プラータス・アルバレス(PPdeG)
教区
アランガは6つの教区に分けられる。
アランガ(サン・パイオ)
カンバス(サン・ペドロ)
フェアス(サン・ペドロ)
ムニフェラル(サン・クリストーボ)
サン・ビセンテ・デ・フェルベンサス(サン・ビセンテ)
ビララーソ(サン・ロウレンソ)
参考文献
脚注
外部リンク