『ほっとけない魔女たち』(ほっとけないまじょたち)は、東海テレビ制作によるフジテレビ系列の昼の帯ドラマ枠にて、2014年9月1日から10月31日まで毎週月曜 - 金曜13:30 - 14:00[3](JST)に放送された日本のテレビドラマ。昼の帯ドラマ50周年記念企画[4]であり、「脱ドロドロ・勧善懲悪の人情喜劇」「昼ドラ新時代の幕開け」がテーマとなる[5]。主演は浅野ゆう子。共演の三宅健は10年ぶりの連続ドラマ出演[6]。キャッチコピーは「ほっておいたらオンナがすたる。」。
現代の世相の問題点である「メニュー偽装」「結婚詐欺」「スキミング詐欺」「婚活マンション詐欺」「学校でのいじめ問題」「賄賂」「家族崩壊問題」「婚活マンション詐欺」「企業秘密漏洩」「育ての親と生みの親」「土地転がし」などの課題と向き合いながら、4姉妹それぞれが個人的な悩みを抱えながら世直しを進めていくさまを描くアクションコメディーである[7]。
有沢家の次女・夏江(イタリア料理店オーナー。詳細後述)、三女・秋枝(専業主婦)、四女・冬美(フリーライター)の3人はある日突然長女・春子(IT関連企業社長)の大邸宅へ呼び出され、春子は難病で余命半年だと告げられる。春子は残された半年で『キャッツ・アイ』『プレイガール』『チャーリーズ・エンジェル』のように4姉妹のチームプレイで悪を懲らしめ世直しがしたい、世の中の様々なほっとけない問題をミッションを組んで解決したいと提案するが、あまりに突飛な提案に3人は戸惑う。一方で、夏江が営むイタリアンレストラン「アマルコルド」は近所にオープンしたライバル店「シニョリーナ・カンツォーネ」に客を奪われ、客入りが悪い状態に陥った。「シニョリーナ・カンツォーネ」のイケメン三兄弟がグルメサイト「メシログ」の評価をステマにより不正操作していたことを突き止めた夏江は、今回かぎりと春子らとともに「ほっとけないシスターズ」を結成する。シナリオライター志望のマモルが書いたミッションのシナリオをもとにニセのグルメ番組を装って三兄弟を料理勝負の場へ引っ張り出すと、互いの店の存続を賭けた料理対決に圧勝し、「シニョリーナ・カンツォーネ」を閉店へ追い込むことに成功した。
初恋相手・林が突然アマルコルドを訪れ、20年ぶりの偶然の再会に夏江は心がときめく。そんな折、明代は主婦友達の美幸から夫・秀成にバイオリン講師との身に覚えのない浮気を疑われていると泣きつかれ、これを新たな問題として春子に報告する。「ほっとけないシスターズ」の活動に否定的だった夏江も、秀成が美幸の初恋の相手だったと知るとほっておけないと乗り気になる。美幸の浮気現場を捉えた証拠写真に不審を持った夏江たちは、やがて証拠写真は捏造されたものであり、美幸の浮気疑惑は女性モデルと浮気した秀成が慰謝料を払わず美幸と別れたいために計画的に仕組んだものだったと突き止める。マモルが書いたシナリオを元に、春子の用意したコスチュームをいやいや身にまとった夏江たちは、仕込みのために秀成の写真展のオープニングパーティー前夜の会場へ潜入する。そしてパーティー当日の会場に紛れ込むと、仕組まれた美幸の浮気疑惑や秀成自身の浮気を次々に暴いてゆく。そのシナリオを途中で遮り、そんな仕打ちを受けてもやはり自分には秀成しかいないと告げる美幸に、秀成はがっくり膝をつき詫びるのだった。
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
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