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この項目では、映画作品について説明しています。クモと女性が一体化したギリシア神話の人物もしくはモンスターについては「アラクネー」を、秋本葉子による同名の漫画については「蜘蛛女 (漫画)」をご覧ください。 |
『蜘蛛女』(くもおんな、原題: Romeo Is Bleeding)は、1993年製作のイギリス・アメリカ合作映画。原題の"Romeo Is Bleeding"はトム・ウェイツの曲名から取られている。日本公開時のキャッチフレーズは「愚かな男の死骸がゴロゴロ」。
ストーリー
ジャック・グリマルディは巡査部長でありながらマフィアにも内通し、報酬を得ていた。同僚からロミオ(色男)と囃される彼は、美しい妻のナタリーと愛し合いながらも、若い愛人シェリーまで囲い、マフィアからの賄賂で潤った快適な生活を送っていた。
ある日、ジャックはマフィアのロシア系の女殺し屋モナ・デマルコフを護送する任務に就く。モナは美しく強烈な魅力を放っていたが、マフィアのボスのドン・ファルコーネでさえ持て余し怖れるほど、狡猾で残忍な女でもあった。モナから自分を逃がすよう持ちかけられ誘惑されたジャックは、まるで蜘蛛の巣に絡め獲られていく獲物の様に、次から次へと彼女の罠に嵌られ破滅へと追いやられていく。
キャスト
- その他吹き替え - 島香裕、小野健一、種田文子
- テレビ朝日版吹き替え - 初回放送1996年2月4日『日曜洋画劇場』
- その他吹き替え - 相沢正輝、目黒裕一、滝沢久美子、手塚秀彰、大山高男、佐藤祐四、笹岡繁蔵
脚注
外部リンク