福島県道371号湯の岳別所線(ふくしまけんどう371ごう ゆのだけべっしょせん)は、福島県いわき市にある一般県道である。
概要
かつての有料道路「常磐湯の岳パノラマライン」が無料開放された道路。500mの標高差を一気に駆け上がる路線で、頂上にはパラグライダーの離陸場があり、眺望に優れる。
路線データ
- 起点 : いわき市内郷高野町字川平
- 終点 : いわき市常磐藤原町字班堂(至近に路線名称になっている常磐藤原町字別所との境界がある)
- 総延長 : 9.377km[1]
- 路線認定年月日:1974年3月12日[2]
路線状況
全線対向2車線で、一部の区間を除いて追い越しが可能である。傾斜区間は冬季すべり止め対策用に、すべり止め用砂が道路わきのボックスに設置されている。湯ノ岳中腹の道路わきに、いわき市勿来〜小名浜港方面が眼下に見渡せる駐車場と展望台のスペースがある。
異常気象時通行規制区間
- いわき市常磐藤原町湯ノ岳地内(延長5.8km):落石崩壊の危険のため連続雨量120mmにて通行止め[3]。
地理
湯ノ岳の山麓から山頂までの傾斜区間は、つづら折りの急カーブが連続する道路で最大傾斜10%の勾配がある。山頂付近まで上り詰めると、湯ノ岳の稜線に沿って緩い勾配の道路になる。全体的に、道路周辺は山林に囲まれる。
通過する自治体
交差する道路
周辺
脚注
関連項目