木崎(きざき)は、埼玉県さいたま市浦和区の町丁。現行行政地名は木崎一丁目から木崎五丁目。住居表示実施地区[4]。郵便番号は330-0042[2]。本項では、関連する浦和区の大字である三崎(みさき)についても扱う。#三崎を参照。
地理
さいたま市浦和区の北西部に位置する。与野駅を最寄り駅とし、周辺地区と同様住宅地となっている。見沼田んぼも近く、比較的自然が豊かなエリアである。もとは下木崎村であった。
歴史
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する下木崎村で[5]、古くは同郡木崎領に属する江戸期の木崎村であった[6]。木崎村の村高は「田園簿」では616石余(田290石余、畑325石余)であった。さらに古くは戦国期より見出せる足立郡のうちの郷村名の木崎郷であった。元禄年間頃に木崎村より下木崎村のほか、上木崎村、瀬ヶ崎村、駒場村が分村されたと見られる[6]。下木崎村の村高は「元禄郷帳」では198石余、「天保郷帳」では下木崎新田を含めて548石余。助郷は中山道浦和宿に出役していた。化政期の戸数は38軒で、村の規模は東西7町余、南北6町余であった[5]。
世帯数と人口
2021年(令和3年)2月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
|
木崎一丁目
|
577世帯
|
1,301人
|
木崎二丁目
|
756世帯
|
1,722人
|
木崎三丁目
|
288世帯
|
673人
|
木崎四丁目
|
753世帯
|
1,878人
|
木崎五丁目
|
918世帯
|
2,218人
|
計
|
3,292世帯
|
7,792人
|
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[12]。
交通
鉄道
地内に鉄道路線は通っていない。東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線の与野駅が最寄り駅である。また、北浦和駅行き、さいたま新都心駅行きの東武バスも主な交通手段である。
道路
施設
- 一丁目
- 二丁目
- 三丁目
- 四丁目
- 五丁目
三崎
三崎(みさき)は、埼玉県さいたま市浦和区の大字。郵便番号は330-0041[13]。
地理
さいたま市浦和区の北部、芝川と南端に見沼代用水西縁が流れる間の沖積平野に位置する。木崎の北側であり、見沼田んぼに含まれる。整地された農地となっている。
河川
歴史
地名の由来
大部分が大字三室と大字下木崎から成立していたため、三室の「三」と下木崎の「崎」を合成して三崎とした。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[16]。
交通
地域内に鉄道は敷設されていない。
施設
- 皇山川排水機場・皇山川樋管
- 三崎中継ポンプ場
- 三崎公園
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク