島崎靖久

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略歴

大阪府出身。大阪府立清水谷高等学校卒業、1970年（昭和45年）3月大阪大学医学部医学科卒業。大阪大学医学部の助手、米国アラバマ大学心臓外科学（フェロー、文部省在外研究員）を経て、大阪大学講師、助教授。

1995年（平成7年）7月から山形大学医学部外科学第2講座の第二代教授。医学部附属病院の院長補佐、山形大学山形再生医療研究所の所長、社会保険紀南病院副院長、日本学術振興会科学研究費審査委員（2007年4月～2009年3月）を経て、2012年4月から千里金蘭大学副学長（看護学部長兼）。2013年10月から学長。2015年4月から学校法人金蘭会学園の理事長を兼務^[1]。

1982年7月、胸部外科学会 Evarts Ambrose Graham Memorial Traveling Fellowship^[2]。同年10月白羽記念医学研究者育成基金を受賞している。

山形大教授時代の2001年1月、急性大動脈解離発症の92歳の女性に大動脈の一部を人工血管に置き換える手術を行った。90歳を過ぎた高齢者の手術を国内外で初めて成功させ、「手術に適さないとされた超高齢者の症例に外科治療の道を開いた」と語っている^[3]。