古川 雄輝(ふるかわ ゆうき、1987年〈昭和62年〉12月18日 - [1])は、日本の俳優。愛称は、ふるぽん[3]。
東京都出身[1]。元ホリプロ所属。現在はフリーランス。
来歴
医師である父の仕事の都合で[4]7歳からカナダで8年間過ごし、高校から単身でアメリカ・ニューヨークに移り住んで3年[5]、計11年間を海外で過ごす[1]。
慶應義塾ニューヨーク学院を経て日本に帰国し、慶應義塾大学理工学部に進み、2009年、ミスター慶応に選出される[1]。
2010年、ホリプロ創業50周年記念事業の一環として開催された新人発掘オーディション「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞[1][6]し芸能界デビュー。
2013年、日英共同作品『家康と按針』で海外デビュー。同年、主演ドラマ『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』が日本と同時に中国で配信され大ヒットを記録。中国・上海にて日本人俳優初となるファンミーティングを開催し、計1200人を動員[7]。空港に1000人を超すファンが出迎え、宿泊先のホテルには約300人が待ち構える騒ぎになった[8]。
2014年、中国版ツイッターWeiboのフォロワー数が100万人を突破[9]。「男神(=「憧れの男性」という意味)」と言われ、中国で絶大な人気を誇る[9]。同年、日中合作ドラマ『不可思議的夏天』にて主演を務める。中国の配信会社「iQIYI」(アイチーイー)が主催するアワード「尖叫2015爱奇艺之夜」にて「アジア俳優賞」を日本人として初めて受賞。
2018年、クァク・ジェヨン監督作品、日韓合作映画『風の色』にて主演を務める。
2019年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019 にて、「ニューウェーブアワード男優部門」を受賞[10]。同年6月23日、前日の22日に一般人女性と結婚したことを発表[11]。同年10月11日、所属事務所および自身のツイッターを通じて第一子女児誕生を報告した[12]。
2021年、weibo account festival 2020 微博日本群英会にて、「注目俳優賞」を受賞[13]。weibo総フォロワー数は2020年8月時点で450万人を突破している[14]。6月30日にはオンラインサロンを開設した[15]。
2024年4月6日、ホリプロを退社し以後はフリーで活動していくことを自身のInstagramにて明らかにした[16][17]。
人物
帰国子女であり[1]、英語はネイティブ並みに話すことができる[18]。将来の目標は渡辺謙のような国際派俳優[19]や頭の回転の速い佐々木蔵之介のような俳優になること[20]。
特技はバスケットボール、麻雀[3][21]。ブレイクダンスも得意で大学時代はダンスサークル「Revolve」の代表も務めた[1](三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典は同じ大学のライバル関係にあったダンスサークルの代表[22])。2018年公開の映画『曇天に笑う』の主題歌「陽炎」に合わせて踊るPV『曇天ダンス〜D.D〜』ではブレイクダンスを披露するだけなく、振り付けにも参加している[23]。
音痴であることを告白しているが[24]、高校時代にはRIZEとDragon Ashのコピーバンドをした経験があり、ギターを担当していた[25]。2019年にはRIZEのベーシスト・KenKenとラジオで共演を果たした[25]。
猫が大好き[3]。2022年にはテレビドラマ『ねこ物件』に主演し、「猫の作品をやりたい」という長年の夢を果たしたが、その制作発表会見の場で初めて、自身もオス猫のルーク(『スター・ウォーズ』の主人公の名前から命名)と、同じくオスで保護猫のステラ(『荒川アンダー ザ ブリッジ』の登場人物の名前から命名)を約6年前から飼っていることを明かした[26][27]。
休日は昼か夜どちらか必ず自炊をしたり、ポイントカードもマメに使うなど、倹約家な一面をもつ[21][28]。
出演
映画
テレビドラマ
配信ドラマ
舞台
吹き替え
バラエティ
プロモーションビデオ
ラジオ
広告
ナレーション
イベント
受賞歴
- 尖叫2015爱奇艺之夜「アジア俳優賞」(2014年、中国)
- 3rd Annual DramaFever Awards「Best Couple賞」(With 未来穂香)『イタズラなKiss2〜Love in TOKYO』(2015年、アメリカ)[112]
- 第1回「スニーカーベストドレッサー賞」(2018年)[113]
- ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019 「ニューウェーブアワード男優部門」[10](2019年)
- weibo account festival 2020 微博日本群英会「注目俳優賞」[114](2021年)
書籍
写真集
- 1st 写真集 日本版「ゆうき〜Be natural」(2013年)
- 1st 写真集 海外版「yuki〜Be natural」(2013年)
- 2nd 写真集 中国版「YUKI in San Francisco」(2015年)[19]
- 2nd 写真集 日本版「ゆうき in San Francisco」(2015年)
- 3rd 写真集「unknown」(2017年)[115]
- 果実(2021年)[116]
- Λ(ラムダ)(2023年)[117]
カレンダー
- Yuki Furukawa 2014 カレンダー(2013年)
- Yuki Furukawa 2015 カレンダー(2014年)
- Yuki Furukawa 2016 カレンダー(2015年)
- Yuki Furukawa 2017 カレンダー(2016年)
- 10th anniversary Yuki Furukawa Selfie calendar 2021(2020年)[118]
- YUKI FURUKAWA Calendar 2022(2021年)[119]
- YUKI FURUKAWA Calender 2023(2022年)
雑誌連載
DVD
- 1st DVD「The First Step -Yuki Furukawa in Shanghai-」(2013年)
- 「Yuki's holiday」(2023年)
声優
- 池袋ウエストゲートパーク(BeeTV『Beeマンガ』、2011-2012年、全30話) - 安藤崇(タカシ) 役[123]
脚注
注釈
- ^ 2021年12月30日にはテレビ東京でも放送された[78]。
出典
外部リンク