共和駅(きょうわえき)は、愛知県大府市共栄町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である[1]。駅番号はCA61。
運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅で、橋上駅舎を備える。エスカレーターとエレベーター・身障者用トイレを設置する駅バリアフリー工事が行われ、2010年3月にホームのエスカレーター・エレベーターの使用が開始、2011年3月末に駅バリアフリー工事が完了した[3][4]。
JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、大府駅が当駅を管理している。JR全線きっぷうりばの営業時間は5:30~22:00であるが[5]、昼間の一部時間帯は売り場が閉まる時間帯がある[5]。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
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改札口(2022年11月)
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ホーム(2022年11月)
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駅名標(2021年12月)
利用状況
「知多半島の統計」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 |
一日平均 乗車人員
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出典
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2004年 |
7,352
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2005年 |
7,631
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2006年 |
7,973
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2007年 |
8,268
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2008年 |
8,365
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2009年 |
7,934
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2010年 |
7,973
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2011年 |
8,108
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2012年 |
8,184
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2013年 |
8,318
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[6]
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2014年 |
8,459
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2015年 |
8,773
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2016年 |
9,068
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2017年 |
9,415
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2018年 |
9,666
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2019年 |
9,798
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2020年 |
7,840
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駅周辺
東口
西口
バス路線
- 共和駅前(西口)
- 共和駅西(西口)
- 共和駅東(東口)
2007年12月7日の事故
2007年12月7日に認知症の男性(当時91歳)が線路内に立ち入り列車と接触して死亡する事故が起きた[7]。この事故について、JR東海は死亡した男性の遺族(男性の妻と息子)に対して振替輸送の費用等の損害賠償として約720万円を請求する訴訟を2010年2月に提起した[7]。この訴訟について、一審の名古屋地方裁判所はJR東海の請求を全面的に認める判決を行った。二審の名古屋高等裁判所は、息子は介護に日頃関与していたわけではないとして対象から外し、妻についてJR東海が男性の線路への進入路と見られるフェンス扉の施錠を十分にしていなかったことなどを挙げて請求額の半額の約360万円の請求を認める判決を行った。2016年3月1日に、最高裁判所は妻についても民法第714条1項にいう法定の監督義務者にあたらないとしてJR東海の請求を棄却する判決を出した[7][8]。この訴訟の被告であった息子が2018年に体験談を出版している[9]。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 東海道本線
- ■特別快速・■新快速
- 通過
- ■快速・■区間快速
- 大府駅 (CA60) - 共和駅 (CA61) - 金山駅 (CA66)
- ■普通
- 大府駅 (CA60) - 共和駅 (CA61) - 南大高駅 (CA62)
脚注
注釈
- ^ 2024年3月改正ダイヤでは、平日は6:06発豊橋行き普通と7:00発豊橋行き普通の2本が使用する。土休日は前述の2本に加え、7:16発豊橋行き普通と10:46発武豊行き区間快速も使用する。
- ^ 2024年3月改正時点では、土休日ダイヤの11:45発名古屋行き区間快速のみが使用する。
出典
関連項目
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共和駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク