パリメトロ13号線 (パリメトロ13ごうせん、仏: Ligne 13 du métro de Paris) は、フランス・パリのメトロ(地下鉄)路線のひとつ。パリ交通公団(RATP)が運営する。パリの北、アニエール=ジュヌヴィリエ=レ・クルティーユ駅とサン=ドニ=ユニヴェルシテ駅から伸びる分岐線が合流し、南のシャティヨン=モンルージュ駅に至る。
概要
パリメトロ13号線は、パリのメトロ(地下鉄)路線のひとつで、パリ北西のアニエール=ジュヌヴィリエ=レ・クルティーユ駅と北方のサン=ドニ=ユニヴェルシテ駅を起点に南に伸びる2つの分岐線が合流し、中心街を南に進み、市外に出て、シャティヨン=モンルージュ駅に至る。路線の長さは22.5キロメートルに達し、パリのメトロでは最も長い。
歴史
パリ北南電気鉄道(北南線)によって、1911年2月26日にサン・ラザール駅〜ポルト・ド・サントゥアン駅が開業。以降、延伸工事が繰り返され、1976年6月20日までにはシャンゼリゼ=クレマンソー駅〜バジリク・ド・サン=ドニ駅間とラ・フルシュ駅〜ポルト・ド・クリシー駅間の分岐線が開通した。
これとは別に1937年1月12日にモンパルナス=ビヤンヴニュ駅〜ポルト・ド・ヴァンヴ駅間に14号線が開通し、7月にはアンヴァリッド駅まで延伸したものの長らくそのままとなっていた。その後、RERの建設に伴う利便性の向上を図るため、13号線と14号線の連結工事が始まり、1976年11月9日にシャンゼリゼ=クレマンソー駅〜アンヴァリッド駅が開通。両者は一本のレールで結ばれ、14号線は13号線に統合された。2008年6月14日、現在の形となった。
沿線概況
パリメトロ13号線は、パリの北西方向と北方向から南に伸びる2つの分岐線が合流し、中心街を南に進み、市外に出て、シャティヨン=モンルージュ駅に至る。
北西方向からの分岐線の北端はアニエール=ジュヌヴィリエ=レ・クルティーユ駅で、パリ市外に位置している。路線は、ここから南東方向に進んで市内に入り、ラ・フルシュ駅で北方向からの分岐線と合流する。北方向からの分岐線の北端はサン=ドニ=ユニヴェルシテ駅で、市外に位置している。路線は、ここから南西方向に進んで市内に入り、ラ・フルシュ駅で北西方向からの分岐線と合流する。
合流後、ラ・フルシュ駅から南に進み、サン・ラザール駅、シャンゼリゼ=クレマンソー駅、アンヴァリッド駅、モンパルナス=ビヤンヴニュ駅などパリの中央付近を縦断、ゲテ駅を過ぎる付近から南西に進んで市外に出て、終点のシャティヨン=モンルージュ駅に至る。
駅一覧
路線は、パリのやや北西方向からの分岐線と、パリの北方向からの分岐線がラ・フルシュ駅で合流し、シャティヨン=モンルージュ駅に至る。
北西方向からの分岐線
北方向からの分岐線
分岐線の合流点からシャティヨン=モンルージュ駅まで
関連項目
外部リンク