パリメトロ9号線 (パリメトロ9ごうせん、Ligne 9 du métro de Paris )は、オー=ド=セーヌ県 ブローニュ=ビヤンクール のポン・ド・セーヴル駅 からパリ 市内をほぼ西から東に横断し、セーヌ=サン=ドニ県 モントルイユ のメリー・ド・モントルイユ駅 に至るパリメトロ の路線 。パリ交通公団 (RATP)が運営している。
概要
1922年 開業。2004年 の利用者数は1億1620万人で、パリメトロの路線の中では1号線 、4号線 、7号線 に次いで4番目に多く、パリ市内を東西に結ぶ主要路線の一つとなっている。
運行形態
全列車各駅停車で、基本的に途中駅での折り返しはないが、始発、終電の時間帯などには途中駅(ポルト・ド・サン=クル駅 、レピュブリック駅 、ポルト・ド・モントルイユ駅 )発着の列車も存在する。全線の所要時間は約50分で、最短2分、最長10分間隔で運行されている。およそ朝の5時30分から深夜1時15分まで運行されているが、金曜日、土曜日、祝祭日の前日には最終列車が約1時間遅くなる。
車両
MF 01系
列車は全て5両編成で運行されている。なお、将来的にMF 67系は全てMF 2000系に置き換えられる予定である。
また、車両の整備等は、西側の終着駅であるポン・ド・セーヴル駅と引き込み線で接続されたブローニュ車両基地(Ateliers de Boulogne )で行われる。
歴史
駅名の変遷
1942年 10月6日 、ロン=ポワン・デ・シャンゼリゼ駅(Rond-Point des Champs-Élysées )が1号線のマルブフ駅(Marbeuf )と統合され、マルブフ=ロン=ポワン・デ・シャンゼリゼ駅(Marbeuf - Rond-Point des Champs-Élysées )となる。
1946年 10月30日 、マルブフ=ロン=ポワン・デ・シャンゼリゼ駅がフランクラン・D・ルーズヴェルト駅 (Franklin D. Roosevelt )と改称される。
1989年 、ショセ・ダンタン駅(Chaussée d'Antin )がショセ・ダンタン=ラ・ファイエット駅 (Chaussée d'Antin - La Fayette )と改称される。
1998年 9月1日 、リュ・モンマルトル駅(Rue Montmartre )がグラン・ブルヴァール駅 (Grands Boulevards )、リュ・デ・ブレ=リュ・ド・モントルイユ駅(Rue des Boulets - Rue de Montreuil )がリュ・デ・ブレ駅 (Rue des Boulets )とそれぞれ改称される。
駅一覧