「デルタ・レディ」(Delta Lady)は、アメリカ合衆国のロック・ミュージシャンであるレオン・ラッセルが1969年に作詞・作曲した楽曲。同年、イングランドの歌手ジョー・コッカーによって歌われてシングル・ヒットした。
ジョー・コッカーによるオリジナル・ヴァージョン
コッカーが1969年に発表したセカンド・アルバム『『ジョー・コッカー&レオン・ラッセル』(Joe Cocker!)に収録された。ラッセルが当時交際していた歌手リタ・クーリッジをモチーフとして書いた曲で、レコーディングにはラッセルとクーリッジも参加した[4]。
同年シングルカットされ、全英シングルチャートで10位に達し、彼にとってビートルズのカヴァー「心の友」に続く2作目の全英トップ10シングルとなった[1]。アメリカでは11月8日付のBillboard Hot 100で69位を記録した[3]。
タイトルはクーリッジのニック・ネームになり、コッカーはライヴ・アルバム『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』(1970年)で参加メンバーの彼女を「私達のデルタ・レディ」と紹介した[4]。
カヴァー
レオン・ラッセル
作者ラッセルも本曲を自ら録音して、1970年に発表したアルバム『レオン・ラッセル』に収録した。
その他
脚注